華やかな容姿とプレースタイルを備える“シャラポワ様”は健在だった。１８日に開幕したテニスの四大大会第１戦、全豪オープンで、マリア・シャラポワ（２８）＝ロシア＝が変わらぬ姿を披露している。
左手の痛みで前哨戦のブリスベン国際は出場しなかったが、２０日の女子シングルス２回戦では、好調な試合運びで世界ランキング５位の実力を発揮した。
２００３年のウィンブルドン選手権で４回戦に進み、世界的な知名度を得た。１７歳だった０４年には同選手権で四大大会初制覇を果たし、「ロシアの妖精」とも称された。
それから１０年以上が経過するが、美貌も変わらない。１８８センチ、５９キロのスレンダーな体形ででファッションモデルとしても活動し、
米経済誌「フォーブス」が発表した昨年のスポーツ長者番付では、２９７０万ドル（約３４億６０００万円）で女性アスリートトップ。全体では２６位にランクインした。
１９８７年４月１９日生まれで、ロシア・西シベリアに位置するチュメニ州ハンティ・マンシ自治管区・ニャガン市出身。４歳でテニスを始め、７歳のころに渡米した。
ボールをラケットで打つときに叫び声をあげることでも有名で「シベリアン・サイレン」との異名も持つ。
http://www.sankei.com/smp/west/news/160124/wst1601240008-s.html