沖縄地区税関
那覇空港で金１１０キロ押収
毎日新聞2016年6月8日 12時04分（最終更新 6月8日 12時04分）
沖縄地区税関が２０１５年１２月、香港から那覇空港に到着したプライベートジェット機に申告されていない約１１０キロ（約５億円相当）の金が積まれているのを見つけ、押収していたことが８日、捜査関係者への取材で分かった。
東京に拠点を置く指定暴力団関係者が密輸して国内で売却し、利益を得ようとした疑いがあり、税関や警視庁、沖縄県警が関税法違反や消費税法違反などの容疑で捜査している。
捜査関係者によると、金の取引価格は世界一律で非課税だが、日本では国内での売買に消費税が課され、海外から金を持ち込む際は税関への申告で消費税相当分を支払う必要がある。（共同）
http://mainichi.jp/articles/20160608/k00/00e/040/231000c