今の小学生、約2割しか缶切り使えないマッチで火を付けれない　これがゆとりか [594632409]

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【特集】缶切り、マッチ使える？
防災グッズなのに…できる子激減
2016/6/28 16:01

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象印マホービンが実施した「イマドキ小学生の生活体験に関する調査」より
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象印マホービンが実施した「イマドキ小学生の生活体験に関する調査」より

6月、東京　非常食を更新するため古い缶詰の豚汁を食べてしまおうとしたときのこと。小学生の子どもに「開けて」と缶切りを渡したら、戸惑いの声が返ってきた。
「どうやるの？」。えっ！使ったことなかったっけ？じゃあ親がいないときに災害に遭ったら、缶詰と缶切りがあっても空腹のままだったということか。備えの甘さを突かれた思いがした。

　▽「できる」は2割

　驚きを裏付けるような調査結果があった。象印マホービン（大阪市）が昨年、小学生の子どもがいる首都圏1都3県の主婦330人に実施した「イマドキ小学生の生活体験に関する調査」。

　缶切りで缶詰を開けることが「できる」20.7％、「できない」19.5％、「やらせたことがない」59.8％。20年前の同じ調査では「できる」が50.7％だったから、缶切りを使える子どもは20年で大幅に減った。

　消防庁も非常用の備えを呼び掛けている缶切り。缶詰の非常食が多いのに子どもが使えなくては困るのではないかと、日本缶詰びん詰レトルト食品協会（東京）を訪ねると、
「缶切りが必要な缶詰はもうほとんどないのでは」。藤崎享普及課長からいきなり“缶切り不要”を通告されてしまった。

　「今やスーパーなどで日常買える缶詰の8～9割が、アルミ製のつまみを手で引いて開けるイージーオープン（EO）缶。そうでない缶詰だと苦情がくるほどです」
（中略）
　▽宿題、動画紹介も

　同じく使える子が減ったのが、マッチ。マッチで火を付けることが「できる」は18.1％、「できない」13.1％、「やらせたことがない」68.8％。「できる」は20年前、58.9％だった。

　火遊びを警戒しマッチを子どもから遠ざける親は多い。日本燐寸工業会（神戸市）によると、2014年の出荷量はマッチ棒約50億本で、国内生産のピークだった1970年代の約60分の1。
ライターや着火用具の普及、禁煙ブームの影響で、生産も激減していたのだ。

いかそ
http://this.kiji.is/120418681443288568?c=49769094296027144

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