宮城県気仙沼市が水揚げ量日本一を誇るメカジキを観光の目玉にしようと、市内のレストランなど飲食店１４店が、
メカジキとカレーを組み合わせた新メニューの提供を始めた。
市内ではかつて、豚肉や牛肉の代わりにメカジキをカレーライスの具材として使うのが一般的だった。
新メニューは、気仙沼産のメカジキを使い、カレー味でアレンジしたもので、各店がそれぞれ独自に開発した。
昔ながらの「メカカレー」のほか、タコライス風やあんかけ風など個性あふれるカレー、カレースパイスをかけた
メカジキのから揚げ、カツ丼やカツサンドなどもある。各店１０００円（税込み）。
市や地元漁協、気仙沼観光コンベンション協会などでつくる「気仙沼メカジキブランド化推進委員会」が企画して
参加を呼びかけた。
委員長の菅原昭彦・気仙沼商工会議所会頭は「メカジキは、気仙沼では『第４の肉』。手頃な価格で調理法も多様なので、
ぜひ気仙沼に来て味わってほしい」とＰＲしている。
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