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GPIF公的マネーが「見えない大株主」に変貌…これが実質国有化企業だ! [771738842]
- 1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ eb48-iSXc):2016/09/02(金) 20:26:01.20 ID:KyOpnpd20?2BP(1000)
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株価は大きく下がらない――。兜町が妙な自信に満ちている。
「公的マネーの『買い』は9月以降も続きます。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人
政府の全額出資)が公表した2016年度第1四半期の運用実績を基に試算すると、日本
株の買い余力は5.1兆円あります。さらに、日銀のETF(上場投資信託)購入は年内に
1兆9272億円残っています。クジラと呼ばれる巨大機関投資家の買い余力は合計で約
7兆円。株価下支えの“材料”です」(株式アナリストの櫻井英明氏)
一方、日銀がETF購入額を年間3.3兆円から6兆円に増やしたことで、海外投資家を中心
に「日本は公的マネーによる株価下支えがまかり通る歪んだ市場」との批判が一段と高まった。
日銀は信託銀行を通じて株式を間接保有しているため、企業が公表する株主欄に登場しない。
いわば見えない大株主だが、ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは、
日銀のデータなどから16年7月末時点の保有比率を試算した。
●行き過ぎた投入は市場を歪める
実に驚くべき結果だ。電子部品大手のミツミ電機は11・2%、半導体関連のアドバンテスト
は9・8%、ユニクロのファーストリテイリングは9.0%となっている。
「日銀のETF購入によって、個別企業の株価は下支えされます。株価が経営内容を正しく
反映しなくなれば、経営者は経営課題に気づきにくくなります。
公的マネーの行き過ぎた投入は、市場を歪めるというマイナスだけではないのです」(井出真吾氏)
もうひとつのクジラ、GPIFは15年3月末時点の保有銘柄・保有株数を公開している。
この資料を基に保有比率を試算し、日銀の持ち株と合算してみた。何と、ミツミ電機は16.2%、
TDKは15.1%、アドバンテストは14.6%、電気機器の太陽誘電は13.8%など10%以上が
続出した。
「ここまで比率が高まると、公的マネーによる“国有化”と呼びたくなります。
実際、東証1部の4社に1社は、日銀が実質的な筆頭株主だと伝わっています」(市場関係者)
企業のトップは大株主の意向を無視できない。
日本は株式市場ばかりか、企業経営も崩壊寸前に追い込まれている。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188975
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