札幌市円山動物園はシロテテナガザルの赤ちゃんの一般公開を始めた。母親のアイ（７歳）にしがみつくなど、愛らしい様子が来園者を楽しませている。
健康への配慮から、暖かく風のない日のみ類人猿館で公開する。
アイとコタロー（雄１１歳）の初めての子供として、４日に生まれた。現在の体長は約２０センチ。
寝室で飼育していたが、すくすく成長し、体力がついてきたため、日光浴も兼ねて屋外で１６日から公開している。
飼育担当者は「１日に数回おっぱいも飲んでいる。少しずつ成長する姿を見てほしい」と話している。
性別は今後、確認したうえで公表し、名前を来園者の投票で決める。（小林史明）
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http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0328134.html