アメリカのトランプ次期大統領はトヨタがメキシコに新しい工場を建設する計画について批判し、見直しを迫ったことに対して、トヨタの反応です。
トランプ氏のツイッターでの発言を受け、トヨタ自動車は「メキシコの新工場建設により、アメリカ国内の生産規模が縮小したり雇用が減ることはない」「トランプ氏の政権とともに、お客様と自動車産業のため協力していくことを楽しみにしている」とコメントしています。
また、メキシコに２つの工場を持つホンダは、「現状を静観しながら、当面、メキシコでの事業方針を変更する予定はない」としています。
「今、アメリカにある生産拠点をメキシコなどの外国に移転する計画は全くないと思っている。
日本の自動車産業がアメリカでどういうビジネスを展開していくかについて、幅広く理解を得ていくことが重要」（世耕弘成 経済産業相）
また、トランプ氏の発言などを受け、６日の東京株式市場でトヨタの株価は一時３％以上、下落したほか、他の自動車メーカーにも売り注文が出ています。
ある市場関係者は「影響は限定的だろう」としながらも、「ツイートで相場が動くのは正直、困る」などと話しています。
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2953926.htm