ｔｖｋで4月3日にスタートする音楽情報バラエティー「関内デビル」（月〜金曜午後11：30）のMCに
決まったDISH//の小林龍二と、タレントの加村真美が放送開始を前に抱負を語った。どちらも番組MCを
務めるのはこれが初めて。
5人組ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとして、親しみやすい「三日月スマイル」で人気を集め
る小林は、「バンド活動ではMCがあってもしゃべらない方だったので、この話はいい機会だと思った。D
ISH//は（番組収録地のそばにある）横浜スタジアムでのライブを目指しているので、番組を通して横浜の
魅力を知って、いつかスタジアムに立てたら」と宣言した。
一方、岩手県出身の加村は、10本以上のローカルCMに出演し、「1000年に2人目の美少女」と呼ばれ
る逸材だ。およそ1000人の応募者の中からオーディションで選ばれた加村は、「オーディションではうま
くコメントを返せず、結果を残せなかったと思っていたので、決まった時は素直にうれしかったです」と
目を輝かせた。
3月をもって終了する同局の看板音楽番組「saku saku」（月〜金曜午前7：00）に「黒幕」として登場
していた菊谷宏樹ディレクターも番組に「大場英治」名義で出演し、持ち味の弾丸トークで若い2人を支え
る。「音楽番組というよりもミュージシャンとトークする番組。2人は視聴者に必ず気に入られると思う。
うまいことを言おうとするのではなく、思ったことをリアルに発言して、生きざまを見せてほしい」と叱咤
（しった）した。
対する小林は、「アーティストの考えは独特で、天才的な方も多い。いろいろな話を聞けるのは面白い
と思うし、皆さんにもゲストに興味を持ってもらいたい。ありのままの自分で臨みたい」と話し、加村も
「去年、岩手から上京したのですが、東京に出るにはそれなりの覚悟がいる。ゲストにも地方出身の方が
いると思うので、『地方組』の人たちの生きざまを吸収して、一緒に頑張っていきたい」と力強く語った。
詳細な番組内容はこれから固まるが、大場が「何年後かにみんなでバンドをやりたい」と構想を語ると、
加村は「歌だけはちょっと…」と困り顔。「一緒にいるみんなを不快にさせてしまうので、カラオケにも
行きません。鼻歌を歌っていても、『何の曲？』とよく聞かれる」と自身の音楽センスについて語ると、
大場は「ぜひ聴きたい。半端にうまいやつが一番つまらないから」と、かえって意欲を燃やしていた。
http://www.tvguide.or.jp/news/20170220/07.html