電機、ベア１０００円で決着へ…昨年実績下回る
日立製作所やパナソニックなど電機大手５社が２０１７年春闘で、基本給を底上げするベースアップ（ベア）を月額１０００円とすることで最終調整していることが１０日、分かった。
ベアを実施すれば４年連続となる。ただ、昨年の実績１５００円は下回る。
電機大手の交渉結果は、電機連合に加盟する約１６０社のほかに、他の産業の相場作りにも影響する。電機大手の各労組は今春闘で、昨年と同じ３０００円のベアを要求した。
大手労組は交渉で「１５００円の水準は譲れない」（関係者）としてきたが、昨年の円高などの影響で業界全体の業績が前年度に比べて悪化する中、経営側が難色を示していた。
人件費の負担増への警戒感も強く、交渉は前年より厳しい状況となっている。業績不振の大手からは、「５００円も厳しい」との声も上がっていたが、従業員の待遇改善が不可欠との判断から、今年もベアは実施する方向だ。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170311-OYT1T50002.html
車買えないのに駐車場代気にするとか馬鹿やん