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「池袋ウエストゲートパーク」が世に出て20年。作家の石田衣良さんが現在の“池袋”を語る [157470334]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ ff1d-Qyv6):2017/04/05(水) 16:37:51.15 ID:g9F71KFy0?2BP(2000)

私だけの東京・2020に語り継ぐ
作家・石田衣良さん サンダルで歩ける池袋

 小説家としてデビューした「池袋ウエストゲートパーク」シリーズが世に出て、今年で20年になりました。
東京・池袋に集まる青少年の日常を通して、東京、はてはこの国の世相を描いてきました。
もともと、僕は東京の下町の生まれで、なじみ深い街も吉祥寺や新宿や渋谷、有楽町、青山あたり。
特に池袋に詳しいわけじゃなかった。

 でも小説を書くにあたって、やっぱりどこか舞台が欲しい、と考えて。全国的には新宿や渋谷の知名度が
高いんですが、新宿といえば、大沢在昌さんの「新宿鮫」シリーズが売れていたし、渋谷を舞台にした小説も
いくつもある。ならば、ということで、あまり描かれなかった池袋を舞台にした、というわけ。よく池袋に特別の
ゆかりがある、と思われるんですが。

 小説の主人公は池袋の商店街の、さびれた果物屋の息子です。もし渋谷を舞台にしていたら、
そんな主人公は生まれていなかったかもしれません。

 池袋は東京有数の繁華街ですが、生活の街でもある。住民の暮らしの匂いが充満しているんです。
ブランド専門店の隣に行列のできるラーメン店があったり、商店街があったり。新しい商業施設のウラに、
昔ながらの飲み屋や食べ物屋がのれんを下げている。普段着で、サンダル履きで歩ける街です。
埼玉方面に伸びる鉄道が集まる「北の玄関口」でもあるから、最先端の、渋谷や銀座とはちょっと違う
雰囲気がある。

 でも考えてみてください。全国的に東京の代表、とイメージされる渋谷や新宿、銀座のような街こそ、
例外的で特殊な場所なんです。着飾って、わざわざ出かけるような。本当に東京を代表するのは、
池袋のような街なんですよ。

https://mainichi.jp/articles/20170405/dde/012/040/059000c#csidx042a9069ff51087bdae6a47ea0f4240

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