財制審・榊原会長「消費増税、絶対に必要」
予算編成などを議論する財政制度等審議会（財務相の諮問機関）は７日の総会で会長に経団連の榊原定征会長を選任した。
榊原氏は記者会見で2019年10月に予定される消費税率の引き上げについて「絶対に必要だ」と述べた。
社会保障改革も「国民の痛みは伴うが絶対実現しなければいけない」と述べた。
経団連会長が会長に就くのは2003年以来14年ぶり。同氏は20年度に国と地方の基礎的財政収支を黒字化する政府の目標は
「必ず実現しないといけない」と語った。
後発医薬品の普及や、医療や介護分野での給付削減といった社会保障分野の改革を求めていく考えを強調した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS07H6B_X00C17A4EA4000/