東京五輪新設５施設で赤字が年間１０億８千万円になるけど皆さんで負担してください [771738842]

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二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで、東京都は十九日、都が造る恒久施設六施設のうち
五施設は大会後の年間収支が赤字になると発表した。赤字額は計十億八千万円余となった。

都が公表した大会後の運営計画によると、五施設のうち水泳の「オリンピックアクアティクス
センター」（江東区）は、赤字額が年間六億三千八百万円と最も大きかった。
支出の半分を占める人件費と光熱水費で五億円、設備の維持費に一億七千万円かかる一方、
収入は三億五千万円を見込んだ。

ほかの四施設も一億八千六百万円～千百七十万円の持ち出しとなった。

一方、バレーボールの「有明アリーナ」（江東区）は、年間三億五千六百万円の黒字。
コンサートの需要を当て込み、施設使用料として年間約十億円の収入を見込んだ。

いずれの施設も指定管理者制度などを活用し、大会後は民間事業者に運営を委託する方針。

都は来年度に事業者を公募する。ネーミングライツ（施設命名権）の導入や企業広告の獲得
などで、さらなる収益向上も目指すとしている。

都幹部は
「公共のスポーツ施設が黒字運営になるのは極めて限られている。
　赤字はアマチュアスポーツ振興のコストだと考えている」
と話している。

恒久施設のうち、五輪招致の決定前に建設が決まっていたバドミントンなどの「武蔵野の森
総合スポーツプラザ」（調布市）と、改修される「有明テニスの森」（江東区）は、運営計画を
公表する予定はないとしている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017042002000126.html