間接統治とは
宗主国が直接人間を送り込んで植民地を支配するのではなく
植民地以前からあった王国やら侯国やらの支配組織をある程度温存して
それらを操る事により植民地統治する事。
間接統治は植民地の隅々まで徹底的に統治するって意味では
不都合だが、反面地元民の怨嗟が直接宗主国へは向きにくくなるので
クッションを挟み自ら手を汚さずに済むなど様々なメリットがある。
直接統治は支配された植民地の人々の民族的自尊心を傷つけることになるが
間接統治で独立国家という体裁をとることで植民地の人々は暗黙的了解で支配を受け入れるようになる
他にも例えばアマゾンやアップル等の宗主国企業は植民地のもとで無税でビジネスができる
外国から防衛するという名目で軍隊を駐留させその費用を地元民に負担させることができる
自国産業には保護貿易ルールを植民地側には自由貿易ルールを課すことができる
日本は建前上、独立国家ではあるが本質的には主権をもたない植民地で
権力の中枢にはアメリカが存在している
その下位に有力政治家と財閥が天皇との姻戚関係を構築した日本の支配階層ネットワークの二重の権力構造になっている
被植民地側にはデメリットだらけなのだが
ここ最近のオカルト政治の暴走をストップさせる唯一の機能になって
それが逆に狂人の支配から植民地の人々を守ることになってるなんて
歴史というのは本当に面白いですね
AAとして成り上がるため、スレを巡る旅をしています。
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