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AO入試受験者にも学力試験実施へ 茂木健一郎氏は「むしろすべての入試がAO入試になるべき」と反発 [544270339]

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AO入試受験者にも学力試験実施へ 茂木健一郎氏は「むしろすべての入試がAO入試になるべき」と反発

AO入試でも学力検査が課されるようになるかもしれない。
文部科学省は、2020年度から、国公私立大学のAO入試で学力試験の実施を義務付ける方針を固めたという。

読売新聞などが5月10日に報じたところによると、2020年度からセンター試験に替わって実施される「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」や
各大学の学力試験などから、いずれかを選んで実施させる。

■「『学力不問』と揶揄されるような状況」が生じている

文部科学省大学入試室の担当者はキャリコネニュースの取材に対し「学力試験の導入は以前から検討はしていますが、まだ決まったわけではありせん」
と述べるにとどまったが、検討されていることは事実のようだ。

同省は2015年から「高大接続システム改革会議」を開催。2016年3月末に出された「最終報告」では、AO入試の弊害を次のように指摘している。

「一部のAO入試や推薦入試においては、いわゆる『学力不問』と揶揄されるような状況も生じており、入学後の大学教育に支障を来すことが問題となっている」

AO入試で入学した学生の学力不足が嘆かれているのだ。そのための改善策として、学力検査の導入が検討されているようだ。同報告書には、

「現行の実施要項では、AO入試について、『知識・技能の修得状況に過度に重点を置いた選抜基準とせず』と、
推薦入試では『原則として学力検査を免除し』とった記載がなされているが、(中略)こうした記載は削除すべきである」

とあり、「原則として学力検査を免除」してきたが、今後はその限りではないとしている。
同会議は、現在審議を終了しているが、AO入試の改善については文部科学省の大学入試室が引き続き検討を続けているという。

■一方で「AO入試や推薦入試組の方が学力が高い傾向」とする資料も

AO入試では面接や小論文などで合否を決めることが多いが、そこに学力試験が課されるとなれば確かにインパクトは大きい。ネット上で話題に。
「今まで放置してたのが異常なんだよ」といった賛成の声が相次いだ。
高須クリニック院長の高須克弥さんも「スクリーニングのための学力試験は必須だと思います」と学力試験の導入に賛同するツイートを投稿している。

一方、脳科学者の茂木健一郎さんは、学力検査のないAO入試を擁護していた。

「日本ではAO入試の批判が多いようですが、狭い学力観に基づいていると思います。むしろすべての入試がAO入試になるべきです。
学力は多様性の中で判断すればいい」

学力試験では、知識や解法の暗記を求められることが多い。そうした画一的な試験だけでなく、多様な視点で学力を評価すべき、ということのようだ。

もっとも、AO入試で入学した学生の方が、学力が高いというデータもある。文部科学省の「AO入試等の実施状況について」という資料によると、
2006年にとある国立大学に入学した学生を調査したところ、「統計的に有意な差は見られない」ものの、
「大学での成績は一般入試での合格者に比較して、AO入試、推薦入試での合格者の方が優れている傾向が見える」という。
もしAO入試による入学者の方が成績が高いなら、AO入試への学力試験の導入は的外れな政策になってしまう。

https://news.careerconnection.jp/?p=35246

91 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/05/13(土) 16:22:49.01ID:d8P0V5oS0.net
「物理の履修離れ」はなぜ起こったか
高校現場には私を含め「物理の教員」があふれています。それはどうしてかというと、ある年を境に「物理の履修率」が2度にわたって急落しそれ以降回復しないからです。
1度目の急落は1973年です。物理の履修率は93%から85%へ急落しました。2度目は1982年で、その急落ぶりは実に見事なもので、85%から30%に一気に急落したのです。
徐々に下がったというのなら、「生徒が物理を嫌いになった」とか、「社会が物理を必要としなくなった」とか考えられるのですが、そうではありません。
このようなことは外的な強制力がなければ起こりえません。
1982年当時、私はすでに理科の教員となっていたので、「そのとき何が起こったか」をよく知っています。改訂された「学習指導要領」が実施された年です。その前急落した1973年も同じです。
下の表を見れば、「履修離れ」が「学習指導要領の改訂」によって作り出されたことは明確です。それに1979年に導入された「共通一次」に象徴される「大学入試改革」が影響を与えています。
1973年以前の高校では「物理の履修率」が93%位でしたから、高校生であれば、「理系」「文系」を問わず誰もが学んでいたと言ってよい状態でした。
私は1978年に商業高校で教員に採用されましたが、そのころでも生徒は全員物理を学んでいました。
物理はすべての自然科学の「基礎」です。物理抜きに化学や生物、地学を学ぶなど、基礎なしに家を建てるのと同じで、危ういことです。
表面的にはわかった気になっても、より高いレベルの理解は得られません。基礎なしに、「物置」程度は建てられても、2階建ての家など不可能です。
今、大学では
物理の履修率が下がったことで、大学では大変なことが起こっています。
X大学でさえ、理学部や工学部に進学するコースに高校の物理を修得していない学生がいるため「物理未修」のクラスを作って 教えなければならないそうです(「理科が危ない」32頁)。
物理の履修率
〜1974年 95%
1974年〜 70%
1983年〜 30%(ただし理科Tという教科があって、そこで物理の基礎は学ぶ)
1994年〜 30%
2003年〜 物理T25%、物理U12%
2012年〜 物理基礎?%、物理?%

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