あの頃これが欲しかった！世界初のパソコンソフト自動販売機『ソフトベンダーTAKERU』 [811571704]

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あの頃これが欲しかった！世界初のパソコンソフト自動販売機『ソフトベンダーTAKERU』
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170524-00010003-dime-sci

https://amd.c.yimg.jp/im_siggOcEKo4EbBNMTI6yhgVZU.Q---x669-y900-q90-exp3h-pril/amd/20170524-00010003-dime-000-1-view.jpg

現代の様にインターネットが普及していなかった1970～80年代。

家庭の娯楽の中心は、ラジオ、そしてテレビでした。

その後、一般向けのマイクロ・コンピューターが、各社から続々と発表され、個人でも入手出来る価格帯になると、
マイコンを嗜む（たしなむ）層も徐々に増えて来ました。

1980年代中盤以降になると、様々なパソコンが市場を賑わす様になりました。

「FUJITSU MICRO 7(FM-7)」に…。

「FUJITSU FM TOWNS」…。

「NEC PC-8801（mkII・SR～）」…。

「NEC PC-9801」…。

「SHARP X68000」…。

「SHARP X1」…。

「Macintosh」…。

そして「MSX」などです。

様々なパソコンが百花繚乱、パソコンショップの店頭を賑わしましたが、ひとつ困った問題が有りました。

「パソコンのソフトウェアの販売」です。

それまでのパソコンのソフトウェアは、自力でプログラムを作り上げるか、パソコン雑誌に掲載された
プログラムのリストを自分で入力する方法が一般的でしたが、段々と、その質や量が大きくなり、
市販のソフトウェアも数多く発売される様になってくると、その販売方法が大きな問題となってきました。

パソコンショップやソフトウェアのメーカーにとっては、パソコンソフトの不良在庫が大きな悩みの種でした。
売れるソフトはすぐ品切れになるのに、売れないソフトはずっと在庫が残ってしまうのです。
（ちなみに、その後パソコン用パッケージソフトの流通事業やパソコン雑誌の出版を手掛け始めたのが、
「日本ソフトバンク」、のちの現「ソフトバンク」となります。）

この時、ミシンやプリンター（複合機）、ファクシミリ等で有名な、ブラザー工業株式会社がこれらの問題を、
「通信回線」を使う事で解決しようと取り組みを始めました。

そこで登場したのが、世界初のパソコンソフトの自動販売機、
「ソフトベンダーTAKERU（ソフトベンダー・タケル）なのです！

TAKERUは主にパソコンショップ店内に配置され、最盛期には約300台が設置されました。

TAKERUの利用方法は以下の通りです。