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小学校1年生からの英語教育、無意味どころか有害だった [895142347]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/05/25(木) 19:45:49.62 ID:EFMeWxZH0?2BP(1112)

7年後の比較で、1学年次より英語学習をはじめた児童たちは、3年次からはじめている児童たちに比べてよりの成績が低い結果が出ているというルール大学ボーフム校の研究者らによる報告。
ドイツの北ライン-ウェストファリア地域における大規模長期研究からの報告で、調査自体は2010年から2014年にかけて実施された。

早期から外国語学習をはじめた方が良いだろうという一般的意見は様々な層から広く語られている一方で、
このような『神話』を実証するような根拠ある研究はこれまでほとんど実施されていないのが現状である。
研究者らは、ドイツの北ライン-ウェストファリア地域の31ヶ所のギムナジウムタイプ中等教育学校に通う5,130人の生徒を対象に調査を行った。
生徒たちは2つのコホートに属しており、一群は小学校1年次から英語学習を開始している者、もう一群は3年生ではじめて英語学習を開始したものである。
研究者らは、これら児童の読解と聴解における熟達度を5年生時点、及び7年生(中学校1年生)時点でそれぞれ比較して検討を行った。

5年生時点では、小学校のより早い段階から英語レッスンをはじめた児童の方がよりよい読解力とリスニング力を示していた。
しかし、この傾向は7年生時にまでは変わっており、ここに及んでは、早期に英語を学習しなかった児童たち、例えば3年生になるまで学習を開始しなかった児童たちがよりよい成績を納めていたのである。
本研究の知見は、例えばスペインのようなその他の国で行われた早期英語教育についての知見を支持するものである、と研究者は指摘する。
スペインの研究では、早期英語教育を週あたり1〜2時間の割合で小学校で導入することは、長期的視点での言語能力を促進する上では有益ではないと報告されていたのである。
ついで本研究の研究者らは、9年生時点での言語能力についても追跡研究を行って、このような知見が追証できるかどうかについても検討を行っていきたいとしている。

本研究の知見の解釈可能性としては、小学校における早期英語教育として持続可能な能力を得られる程度に実施するためには相当なイマージョン(文化言語的浸潤性)が必要であり、
実際に行われている英語レッスンは週当たりせいぜい90分程度の英語で鹿内、ということが考えられそうである。

さらにまた、研究者らは小学校から中等教育学校(いわゆるグラマースクール)への移行において起こる断絶性の存在を指摘している。
つまり、広い意味では主に遊びを主体とし、全体の中で教育-学習が構築されていくような小学校教育での教育-学習活動は、
むしろ認知的負荷の高い知的な教育-学習方法論を退けるような形になってしまうのだ。

小学校段階では英語教育は子どもに適したより気軽なイマージョン風教育を外国語活動の中で行っていて、
音韻遊びや歌を歌うこと、動きやお話などを伴うような形で行われている。中等教育においての英語学習はカリキュラム化された文法と語彙学習が中心となってくる。
この事がつまり、著者らが指摘しているとおり、リスニング能力での早期からの学習成果が5年生時点で見られ、
7年生時点での能力状況と入れ替わってしまっている事を説明づけている可能性がある。
これはおそらく、児童生徒たちが上記の様な断絶をより痛烈に感じるがために動機づけが低下しているという理由もありそうである。

さらにまた、早期英語教育の可能性が十分に活用されていない可能性が上げられる。
ドイツにおける1年生からの英語教育などは、非常に拙速に導入されているのだ。
小学校において英語教育が導入された際に、多くの教員は大学などでのラテラル・エントリー(並行教育研修)を短い周知期間で実施し、認証を受ける必要があったのだという。

http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=60047&-lay=lay&-find

2 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/05/25(木) 19:52:34.79 ID:Wk4WWOy40.net
音楽の授業に組み込め。発音のクセだけつければいい

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