ドラキュラ城にクマ＝立ち入り禁止に―ルーマニア
6/11(日) 6:19配信
吸血鬼ドラキュラのモデルの一人、15世紀のワラキア公国
（現在のルーマニア南部）の君主ブラド3世ゆかりのとりで、
ポエナリ城が最近、立ち入り禁止になった。
子グマ3頭を連れた母クマが出没するためで、地元警察は
観光客が餌を置いていく習慣が招き寄せたと批判している。
地元当局は声明で「環境省が4頭の捕獲を許可し、
どこかへ移動させるよう指示しているが、どこに移動させるかは
これから決めないといけない」と説明している。
ブラド3世は、オスマン帝国兵を捕らえては串刺しにした伝説で知られ、
アイルランドの作家ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」
（1897年）のモデルと考えられている。
「ドラキュラ城」のモデルとしてはルーマニア中部にあるブラン城が有名だが、
こちらは親族の居城で、ポエナリ城こそが真の「ドラキュラ城」と見なすファンは多い。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000007-jij-int