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「国家存立の目的は個人の自由を守ることである」、なぜ日本人はこうした価値観に自然と違和感や嫌悪感を抱くのだろう? [157470334]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ b7b2-gO/c):2017/07/12(水) 23:48:23.20 ID:67Gf1o2W0.net ?2BP(2000)

個人主義に大きな試練
学習院大教授 青井未帆

 幼稚園に通う子どもが教育勅語を暗唱したり、軍歌を歌ったりするなど、学校法人「森友学園」を
巡る一連の報道に、多くの国民は驚きを覚えたことだろう。

 だが、あのような価値観や世界観そのものは、日本に生まれ育つ多くの人にとって、全く理解不能と
いうわけではないことに注意を払いたい。私たちは「あぁ、ああいう話だ」と分かる。

 なぜ分かるか。それは私たちの社会のいたるところで、同様の価値観が抱かれ続けているからに他ならない。

 例えば、次のような表現は今日でもなじみがあるのではないか。

 「われわれ日本人は古来より和の精神を大切に、発展を遂げてきた。もし人々が自己を主とし、私を主張したら、
和は生じない。国家は個人を超えた主体的な存在である。国家を個人の利益保護や幸福増進の手段と考えて、
自由ばかりを求めるのは誤りである」

 実は、これは昭和12年に文部省思想局が公にした「国体の本義」の一部分を現代語化したものだ。
ここに引いた箇所の特徴を一言で表せば、「反個人主義」となる。

 他方、日本国憲法は徹底した個人主義の立場に立っている。全ての価値の源泉は個人にある。
憲法の観点から見れば、個人の自由を守ることが、国家の存立の目的なのだ。国家が個人に道徳を説き、
正しい日本人としてのあり方を強制することなどあってはならない。

 個人主義に違和感や嫌悪感を抱く側面が社会に根深く残っているが、日本国憲法は「反個人主義」
が公の言説空間を席巻することを妨げてきた。

http://www.47news.jp/47topics/opinion/2017/06/291413.html

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