SpaceX: 新規の資金調達ラウンドを実施・株式評価額は212億ドル（2兆3500億円）に
Posted 11 hours ago
SpaceXが最近実施した機関投資家を対象とした資金調達ラウンドの結果、株式評価額は未公開企業ながらも212億ドル（約2兆3500億円）に達したことが未公開企業株式調査会社のequidateincの調査で明らかとなった。
2兆3500億円という株式評価額は、日本企業では、東証時価総額で60位のキリンHDと同じ規模ということとなる。
SpaceXへのアーリーステージでの投資でも有名な著名なベンチャーキャピタリストののSteve Jurvetson氏は、今後のSpaceXのビジネスプランに関して、火星の植民地化計画を進め、
火星経済を1社で独占することにより、上場後の時価総額は過去最高の1兆億ドル（現在、最大のAppleの時価総額は7850億ドル）超えを目指すことを表明している。
SpaceXは、火星植民地化計画の他、国際宇宙ステーション往復のための有人宇宙船開発、史上最大規模の超大型ロケットの開発なども進めている。
SpaceXは、更に、Googleなどから得た資金を使って地球の周回軌道上に200機以上の通信衛星を配置して地球のどこにでもブロードバンドインターネット通信を提供するという事業計画も進めるなど、
投資家の間では、212億ドルという株式評価額はまだまだ過小評価されているといった見方も生じている。
Elon Musk氏の持論となる火星植民地化計画の現実性については議論が分かれているものの、地球以外の惑星経済を1社で独占するというかつてない大胆なビジネスプランは機関投資家を魅了して止まないようだ。
http://businessnewsline.com/news/201707310905080000.html