【ヤーバー（狂気の薬）】「麻薬2度と使わない」乱用者更生させる寺　壮絶な治療で注目　嘔吐とうめき声、もがくタイの若者たち [979264442]

デビルモメンAK-47

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　敬虔（けいけん）な仏教徒が多いタイには、世界的にも珍しい寺院がある。麻薬の乱用者を受け入れ、更生させる「タムグラボーク寺」だ。
覚せい剤の一種、ヤーバー（狂気の薬）のまん延が新たな脅威となる中、タイ伝統医学に基づく壮絶な治療で注目を集めている。
寺を訪ねると、ドラッグ汚染の低年齢化を象徴するように、麻薬を断ち切ろうともがく若者たちの姿があった。

⇒【画像】「狂気の薬」を意味するタイの麻薬“ヤーバー”
http://i.imgur.com/0FadwNb.jpg
　
首都バンコクから北に約140キロ。中部サラブリ県にタムグラボーク寺はある。「外国人も来ることがありますよ」。案内役のウイチット副住職（60）が開口一番、こう言った。
　寺は以前、僧侶が修行のために集団生活を送る僧院だった。1959年から麻薬患者を受け入れ始め、立ち直りを促す療養所を設立。
その活動が評価され、75年にはアジアのノーベル賞と呼ばれる「マグサイサイ賞」を受賞した。
　「困っている人に手を差し伸べるのは仏教の教え」と副住職は言う。国籍や性別、宗教に関係なく、麻薬をやめたいと願う人は誰でも受け入れる。
寺での生活は最低15日間。1日200バーツ（約660円）の食費以外はすべて無料だ。
　ただ一つ、欠かせない条件があると副住職は付け加えた。
「仏陀（ぶっだ）の前で『麻薬を2度と使わない、売らない』と誓ってもらいます。この寺で更生できるのは1度だけ。約束したのだから2度目はないのです」

体に残る「毒」を排出
（略

寺の作業手伝い
（略

ヤーバー
　メタンフェタミン（覚せい剤）にカフェインなどを混ぜたタイの麻薬。「狂気の薬」を意味する。カラフルな錠剤で甘い風味のものもある。
国連によると、タイの麻薬使用者は約289万人。その大半はヤーバーを使用しており、低年齢化も問題になっている。
慢性的に使うと暴力行為や幻聴などの症状が起きる。当局による錠剤の押収量は2015年までの5年で倍増している。

■まん延、日系企業も警戒
（略

（おしまい。

【ヤーバー（狂気の薬）】「麻薬2度と使わない」乱用者更生させる寺 壮絶な治療で注目 嘔吐とうめき声、もがくタイの若者たち [979264442]

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