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「ゲーム脳」なかった 「『暴力は良くないこと』だと、きちんと教えることが重要」 [759857947]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/08/24(木) 16:58:52.80 ID:MsfQHN3p0.net ?2BP(1500)

3.分析 (2)個別論文 Aテレビゲームを対象とした研究
■テレビゲームを対象とした研究について
ここ10年の主な分析結果として、以下があげられる。
@ 先行研究で示されている生理学的覚醒、攻撃的感情、攻撃的認知、攻撃的行動等への影響に
加え、「脱感作」の影響もみられる
(Carnagey, Anderson, Bushman(2007)、Bartholow,Bushman, Sestir(2006)など)
A 性別と1回目の調査時の身体的攻撃を統制しても、3〜6か月後の身体的攻撃が促進される
(Anderson, Sakamoto, Ihori,Shibuya,Yukawa,Naito,Kobayashi(2008))
B ゲームを現実的なものとしてとらえていたり、キャラクターに投影している方が攻撃性が高まる
(渋谷、坂元、井堀、湯川(2011)、Konijn, Bijvank, Bushman(2007)など)
C 血液表示があるゲームをプレイした参加者において、より高い身体攻撃感情
(Farrar,Krcmar,Nowak(2006)など)
D 病的ゲームプレイ/ゲーム依存が、暴力性を高める
(Lemmens,Valkenburg, Peter(2011)、戸部,竹内,堀田(2010)など)
E 保護者の指導については、テレビゲーム接触の時間を厳しく制限すると児童の攻撃性が低下
(渋谷、坂元、井堀、湯川(2010)など)といった結果もある一方、親の監視等は攻撃性の低減に
はつながっていない(Wallenius, Punam?ki(2008))。保護者の指導に関する研究は十分でなく、さ
らなる研究蓄積が望まれる。
F ただし、一部の研究者(Ferguson等)の論文においては、暴力的ゲームは暴力的行動等には結
びつかない(他の要因が強い)といった結論もある。
個別論文の分析結果は、下記の通り
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3.分析 (3)対応策に関する考察
@メディア・リテラシー教育の推進
・個人のメディアや暴力に対する態度・構えは、暴力表現からの影響の受けやすさに関係
⇒理由の如何に問わず「暴力は良くないこと」だと、きちんと教えることが重要
・ゲームやインターネットなど依存傾向になると暴力性が高まる
⇒ゲームやインターネットとの付き合い方について青少年が学ぶ機会を設けることが重要
A保護者の関わり方
・家庭での「時間」に関する具体的なルールづくりが重要(監視や注意だけでは効果は弱い)
・低年齢児においては、親子間のコミュニケーションが、影響に対する緩和効果を有する
Bレーティングやフィルタリングの活用と、その認知度向上
・ゲームについてはCEROによるレーティング、ネットについてはフィルタリングなどの対応策が
ある。
・有識者ヒアリングでは、これらはいずれも認知度が高くないとの指摘もあった。これらの取組
の認知を高めていく必要がある。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/08/18/1388003_001.pdf
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/1387816.htm

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