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女子刑務所、摂食障害を抱える者が多く看守苦労。放っておくと全く食べず、水すら拒否される [711847287]

1 : :2017/08/27(日) 12:22:46.20 ID:Aggdfs66●.net ?2BP(2001)

http://i.imgur.com/uJctguy.jpg
「食べない人は、一切食べようとしない。水が入ることも拒否する人がいるんですよ。
食べるけど、その後に吐く人もいます。食べない人に『食べなさい』と言っても、食べない。
そのままにしておくと弱ってしまう。本当に困っています」

 そう語るのは、栃木刑務所統括矯正処遇官の野田雅子看守長だ。栃木刑務所は、日本で最大規模の女子刑務所。摂食障害受刑者の数も、最も多い。

 全国の女子刑務所では現在、拒食や過食を繰り返す摂食障害の患者の数が増えている。
その現状や背景などを4回にわたって伝えるシリーズ2回目の本稿では、症状の重い患者の状況とその対応に当たる刑務官や医師らの悩みについて伝えたい(参考:シリーズ1回目の記事)。

「認知の歪み」とこだわり

 野田によると、摂食障害の受刑者に、自分の状態を認識させるところから、刑務官たちの苦労は始まる。

「見た目はガリガリなのに『私は太っている』と言うんですね。鏡を見せてもダメ。
私と手の太さを比べて、半分くらいの細さなのに、『私の方が太い』と言い張って聞かないんです」

 摂食障害患者の治療に取り組んできた鈴木眞理・政策大学院大学教授によれば、それは「認知の歪み」に起因する。摂食障害患者の頭の中では、現実がそのまま投射されるのではなく、自分だけが太っているかのように認識されてしまうのだ。
摂食障害患者に、自分の分としてご飯をよそわせると、ご飯茶碗にほんの数口分しかよそわず、それで本人はあたかも丼一杯分を盛ったように感じてしまうことがよくある、という。
彼女たちには、ご飯の一粒一粒が、現実の何倍も大きく見えてしまうようだ。それは、彼女たちのカロリー摂取への恐怖心を反映しているのだろう。

 極端な低体重に陥ると死に至る危険性がある。刑務所や拘置所などの刑事施設でも、かつて拒食の収容者が死亡した事例があり、特に気を遣う。
どうしても食事を拒む場合には、医師が診断し、点滴をしたり、鼻から管を入れて胃に直接栄養を送り込む、いわゆる鼻注を行う。
 摂食障害の人は食べ物には強いこだわりがある。拒食でやせすぎな人もそれは同様。
食べる代わりに料理本や料理番組を見たり、あるいは他人に食べさせたがる。料理やお菓子を作っては家族に無理やり食べさせたり、栄養士や調理師を目指す人も少なくないと、鈴木は言う。
 そういう彼女たちにとって、点滴や鼻注は、食べ物を味わうこともできず、無理やりカロリーを体内に入れられて太らされるという、最も忌むべき行為。
激しく抵抗し、大暴れに暴れるので、刑務官が何人も動員され、体を抑えつけなければならない。

https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170826-00074602/

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