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ある日突然全く深夜アニメを見なくなった。全然面白くない。以前バカにしてた無趣味な人間になっちまった。助けて [461720854]

408 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/09/20(水) 19:09:25.97 ID:yUHucLwi0.net
単純に、映像として最近のジャップアニメって絵がペラいから見る気しねえんだよな
セルやめてただでさえペラペラなのにそれに拍車をかけてペラ化が進んでいる
ロボットアニメがつまんなくなったのもそれが原因で
ロボットの厚みや重み――つまりリアリティ――が絵として表現できないからつまらない

そこにゼロ年代以降のキャラクター消費というトレンドまで積み重なって
「物語」の希薄化を招いている
「家族」という個人にとって最初にして最小の「政治」すら煩わしいし痛い現実だから見たくない、
というオタクの欲望に徹底的に寄り添った結果、対立をもたらす「大人たち」は画面から消え失せ
いまや異性すら予定調和を破壊する異物として退けられ、
成熟を永遠に許されない同性の美少女(男子)たちの日常=非物語が踊るキャラクター消費が幅を利かす
そこには、自意識の問題を社会や政治という中間作用をバイパスさせ世界の問題と短絡させる、
あのセカイ系にすら存在したモチーフも描かれない
エヴァでシンジくんが直面した「家族の問題――世界の問題」は、そのまま不存在の次元に消却されている
しかし、家族も社会も政治も、オタクの周りから消えてなくなったわけではないのだが

80年代のオタクがどんなものだったかは、かなり偏ったソースとはいえ、DAICON4をみればわかる
あれをみると、あの当時のオタクにとって美少女は確かに主題の中央にあったけれども、
同時にSFや特撮も消費の中心にあったということがわかる(まあSFのコンベンションだから当然といえば当然だが)
つまり、ヤマトやガンダム(そしておそらく999も)がオタク第一世代にとって大きな意味をもち、
そしてそれらがみんなSFだったということは決して偶然ではなかった
オタクにとって欠くことのできない教養としてSFが存在した時代に、フィクションとして
首尾一貫した世界観と世界のルールの体系をまがりなりにも持つSFは、ナンセンスなフェチズムの
寄せ集めとしかいいようがないオタクの想像力の世界に、唯一「構造」をもたらすものだったのだろう
自己という自閉的な世界の外側にある世界を知覚し、理解しようとすること――それはしばしば衝突と、
困難な咀嚼の過程を含んでいる――それについてSFがオタクに果たして来た役割は、おそらく相当に大きい

まあ今のジャップオタクが制服来たキャラクターの性愛以外の「物語」を描けないのはある意味当然で
それはオタクが馬鹿になったからだとしかいいようがないのだが、もっと詳細にいえば上にようになる

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