母子か火事で６人死亡 男を殺人容疑で逮捕「火をつけた」茨城
10月6日 19時33分
６日朝早く、茨城県日立市の県営住宅の一室で火事があり、この部屋に住むと見られる子ども５人と女性１人の合わせて６人が死亡しました。
３０代の男が警察に出頭し「自宅に火をつけた。妻と５人の子どもがいた」と話し、警察が詳しい状況を調べています。
６日午前５時すぎ、茨城県の日立警察署に男が「自宅に火をつけた」と出頭しました。
警察が確認したところ茨城県日立市田尻町にある３階建ての県営住宅の１階の一室が焼け、焼け跡から親子と見られる子ども５人と女性１人が見つかり、
全員の死亡が確認されたということです。
警察に対し出頭した男は「自宅には妻と５人の子どもの合わせて６人がいた」と説明し、警察によりますと、
この家には３歳から１１歳までの子ども５人がいたと見られるということです。
男はこの部屋に住む３０代の会社員と見られ、やけどをしているということで、警察が事情を聴くなどして詳しい状況を調べています。
現場はＪＲ日立駅から３キロほど北の県営住宅２０棟余りが建ち並ぶ地域で、ＮＨＫのヘリコプターが午前７時半すぎに撮影した映像では、
３階建ての建物の１階の一室がシートで覆われ、警察や消防が出入りし、現場の状況を調べている様子が確認できます。
■亡くなった６人の身元判明
茨城県日立市の県営住宅で子ども５人と女性1人が死亡しているのが見つかった事件で、警察は、亡くなったのはこの部屋に住む小松恵さん（３３）、
長女の夢妃（むうあ）さん（１１）、長男の幸虎（たから）くん（７）、次男の龍煌（りゅあ）くん（５）、そして双子で三男の頼瑠（らいる）くん（３）と、
四男の澪瑠（れいる）くん（３）と確認されたと発表しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171006/k10011169631000.html