11月7日に発売を控える、マイクロソフトの「史上最高性能ゲーム機」ことXbox One X。
その発売直後に約70タイトルものゲームが「Xbox One X Enhanced」に対応することが、XboxマーケティングシニアディレクターAlbert Penello氏のツイートで明らかになりました。
「Xbox One X Enhanced」とはXbox One向けソフトのうち、Xbox One Xにおいて映像表現が強化されるタイトルのこと。
新作だけでなく既存のタイトルも含まれ、過去に購入済みのソフトについても恩恵に預かれるものもあります
Xbox One Xは2013年発売の無印Xbox Oneと互換性を保ちつつ、グラフィック処理性能やメモリ量、転送帯域などを大幅に強化した上位モデルです。
Xbox One Xは日本でも11月7日発売。
限定版Scorpioエディションも同額4万9980円
処理能力の目安の一つとなるTFLOPS（GPUの浮動小数点演算性能）は、無印Xbox Oneの約4倍、PS4の約3倍、PS4 Proに対しても約1.5倍弱となる6TFLOPSが公称されています。
本機は安価モデルのXbox One Sと同じフォーマットのゲームが全て動作しながら、そのパワーを活かしてよりリッチな体験ができるタイトルもあるという、PS4に対するPS4 Proと似た位置づけです。
「Xbox One X Enhanced」とは、そうした表現強化されるタイトルに付与されるアイコン。
4K解像度対応やテクスチャ表示の改善、フレームレートの向上、Blu-rayビデオ再生時のサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」などの恩恵を被ることができます。
すでに162本もの「Xbox One X Enhanced」対応リストが発表されていますが、やはり気になるのが発売直後にプレイできる本数でしょう。
Penello氏はTwitter上で本体リリース直後の「Xbox One X Enhanced」対応状況について具体的な情報を求められたところ、「約70本だろうね」と回答。
ハードの立ち上げ時期としては多くのユーザーが満足できる数字かもしれません。
ただし、強化される映像体験は一律ではなく、「4K解像度のみ」や「HDRのみ」もあり得るということで、タイトルにより"Enhanced"の内容は異なります。
すでに人気タイトルの『Gears of War 4 』はXbox One X上での映像を公開済み。
一方、同じく人気シリーズの『CoD:WWII』は162本の対応リストにも入っていませんが、XboxマーケティングヘッドのAaron Greenberg氏は「いつリスト入りするかはパブリッシャーが決めること」として、Enhanced対応の可能性を否定していません。
いずれにせよ、Xbox One Xは日本マイクロソフトのWebショップをはじめ、メジャーな通販サイトでは在庫なし。
出遅れたファンも本体を手にできるよう、出荷をEnhancedして頂きたいかもしれません。
http://japanese.engadget.com/2017/11/03/xbox-one-x-xbox-one-70-4k/
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