中国の出生率、1年で1.05→1.70に回復 [799215407]

二人っ子政策で出生率拡大、人口構成は正常化へ　社会保障の整備急務

　中国で昨年１月から本格的に施行された「二人っ子政策」。３０年間続いた「一人っ子政策」に終止符を打ったことで、
２０１６年の新生児数は１８４６万人に上り、合計特殊出生率（女性が一生のうちに出産する子供の数に相当）は、１．７以上に拡大した。
第２子出産による変化は各家庭内にとどまらず、国の将来にも大きく影響している。

　同政策で、出産適齢期の女性が減少する中でも出生数は増えている。国家衛生計画出産委員会の統計によると、
１６年の病院での出生数は１８４６万人で００年以来の最高水準。このうち第２子以降の子供が４５％を超え、
１３年比で十数ポイント拡大した。

　１７年１～５月の病院での出生数は前年同期比７．８％増の７４０万７０００人。
このうち第２子以降は５７．７％を占め、前年同期から８．５ポイント拡大した。

　同委員会の王培安副主任は今年３月の両会（人民代表大会と政治協商会議）開催期間中、
「今後１００年間は人口不足にならず、より重要なのは人口構成が正常化することだ」と述べた。

　中略

　　もっとも、第２子を出産した母親にとって苦労は絶えないものの、母親たちのほとんどに後悔はない。
あるメディアが発表した「二人っ子幸福指数調査報告」によると、２人の子供を持った家庭のうち６割が
「２人目ができて幸福感は明らかに増した」と感じ、７割近くが「後悔はない」と回答。
また、５割近くの父親が第１子のときより育児に参加する時間が増えたという。

（中国新聞社）
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171120/mcb1711200500011-n1.htm

2015年中国出生率わずか1.05　世界最低水準
http://www.epochtimes.jp/2016/11/26358.html

ちなみに東アジアの二流国家たちの出生率はこちら
日本：1.46
韓国：1.24
香港：1.20
台湾：1.12