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【悲報】自民・赤池誠章さん、憲法審査会で「日本国憲法自体が憲法違反の存在」なとど発言していた事が発掘される [875949894]

295 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2018/03/24(土) 00:50:37.01 ID:3FwHGqZRK.net
>>292
> 「説明がつかない」のはなぜか
> まさに改正限界を超えた憲法の自殺だからでしょ?
> それを「説明」するために革命なる概念を持ち出したと認めてるけど、つまりは革命なる概念をもって限界を超えた改正を正当化してるということ

その議論は憲法学説における前提とは全く異なる
憲法制定権力は憲法その他の実定法に根拠を持たない、いわば生の実力として解されることが普通であり、これには異論をみない
そして、憲法改正手続は先に書いたように「制度化された憲法制定権力」であって、従来の憲法がよって立つ根本規範の改正が不可能であって、それを超える改正は憲法の自殺であるとして内在的な改正の限界を超えた、新たな憲法が創設されたと解するのが通常

> というのは、被統治者→統治者の変更のみを「革命」と呼ぶということでいい?
> それなら確かにブラックボックスではない

被治者と統治者の逆転が憲法の根本規範にかかわる改正になる以上、「制度化された憲法制定権力」である憲法改正権で行うことができず当然の帰結になる
しかしながら、憲法の根本規範は主権の存在だけではない
日本国憲法でいえば、基本的人権の尊重、平和主義もその対象になる

> しかし、そうなると何故その「被治者と統治者の交代」(=革命)が限界を超えた改正を正当化し得るのか説明する必要が出てくる

それがまさに「革命」だろう
それは我が国の歴史においてポツダム宣言受諾・日本国憲法制定が初めてのことではない
鎌倉幕府の成立以降の武家政権の幕府成立、建武の新政、明治維新等、実質的な主権者の根本的変更は「革命」と言ってよい

> 例えば現行憲法を改正して帝国憲法のように天皇を主権者とする改正は可能なのだろうか

改正限界説からは不可能だが、仮にそれが日本国憲法下の改正手続で成立すれば、「革命」または「反動」と評価されるだけの話

> そうだとすれば改正限界なんてのは画餅でしかないだろう

実定法たる憲法の解釈として画餅ではない
しかも、憲法制定権力が実定法の枠外に存在することを前提としている憲法学の立場からすれば、そのような状態が仮に生じれば、「革命」または「反動」と評価されるにすぎない

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