「ゲゲゲの鬼太郎」6期にて鬼太郎を演じる沢城みゆきさん、ネコ娘の活躍をみて「これ鬼太郎いらなくね？」とぼやく [668970678]

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「ゲゲゲの鬼太郎」Ｗヒロイン・ねこ娘＆まな、反響の大きさに驚き「これが“鬼太郎に出る”ことなのか」

アニメ化５０周年を迎えた「ゲゲゲの鬼太郎」（フジテレビほかにて毎週日曜あさ９時好評放送中）６期が１日にスタート。放送開始前より話題となっている「ねこ娘」役の庄司宇芽香と、
オリジナルキャラクターの人間の女の子「犬山まな」役の藤井ゆきよの２人が１９日、都内で取材に応じた。

　第１作目が１９６８年１月に放送開始された国民的作品のＷヒロインに抜てきされた２人。「ものすごくうれしかったのと、こういう歴史ある大きい作品の『ねこ娘』という誰もが知っている
役をやるということが同時で、震えが来たというか、足がすくむという衝撃を受けました」と庄司。「家族であったり友人だったりが『鬼太郎に出るの？』『ねこ娘なの？』と。それが本当に
うれしく思いました。これが“鬼太郎に出る”ことなんだと感じました」と振り返った。

　第１作で鬼太郎を演じた野沢雅子が今作では「目玉おやじ」。時を経て親子２代を担当することが話題になっている。野沢との共演が何よりうれしかったと振り返ったのが藤井だ。声優と
して駆けだしの頃にショートアニメの仕事で一緒になった時のこと。「たくさんのリテイクを重ねてしまって…。でもそのたびにマコさん（野沢）が『ここでブレスがあってね』『男の子の声は
こうやって出すのよ』と何回も何回もやってくださったことがあって…」と声優界トップランナーから受けた優しさに大感激したという。以来、憧れの声優は「野沢雅子さんです」と言い続け、
ついに再共演が実現。その知らせを電話で受けた喫茶店で泣いてしまったとか。

　鬼太郎役の沢城みゆきとＷヒロインの２人は同世代。そして共演陣には野沢だけでなく、古川登志夫（ねずみ男）、田中真弓（砂かけばばあ）、島田敏（子泣きじじい・ぬりかべ）、山口勝平
（一反もめん）とレジェンド級ばかり。ねこ娘の庄司は“妖怪チーム”でアフレコすることが多く「アドリブがすごいんですよ。笑わないようにするのに必死です」。藤井も「アドリブによって、元々
あった設定にプラスされてキャラ付けされる。６期の砂かけばばあ、一反もめん、子泣きじじいはすごくキャラが濃くなってます、先輩たちの“力業”で」と続けて笑わせた。

　１日の放送開始から、ヒール履き８等身ねこ娘が大反響。ＳＮＳなどで話題になった。これまで鬼太郎に守られる場面も多いキャラクターであったが、モデル体形の長い手足を駆使した
アクションは攻撃力大幅アップ。２話で“化け猫モード”で大活躍するシーンの収録時には、後ろで見ていた鬼太郎の沢城から「鬼太郎いる～？（笑）」と、ぼやきがこぼれたとか。

　「今、２０１８年に鬼太郎をやる意味がすごくあると思っています。毎回毎回いろんな現代の問題だったり日常的なことだったりをテーマに、シリアスだったりコミカルだったりで表現されて
いて。そこを鬼太郎を通して見ていただけたらなと思います」と庄司。今後の展開に注目だ。

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