高校野球応援していた吹奏楽部員、熱中症で15人搬送 [469534301]

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https://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20180717-OYTNT50000.html

　猛烈な暑さとなった１６日、岐阜県揖斐川町で今年の全国最高となる３９・３度を記録するなど、東海地方も猛暑に見舞われた。
熱中症（疑いを含む）も各地で多発し、午後１０時現在、愛知、三重県で計３人が死亡した。

　岐阜県では、多治見、岐阜市でも３９・０度を観測。
全国の最高気温上位１０地点のうち、同県内の地点が６地点を占めた。愛知県でも豊田市で３８・７度、名古屋市で３８・０度まで上昇。三重県では松阪市で３７・４度だった。
東海３県にある４７の観測地点のうち、半数以上の２８地点で３５度以上の猛暑日となった。

　熱中症とみられる症状で病院に運ばれたり、
死亡したりするケースも相次いだ。

　三重県では、松阪市内の畑で倒れていた男性（８８）と亀山市内の路上に倒れていた男性（７６）が死亡。
愛知県では、武豊町の畑で倒れた女性（８８）が自宅に戻った後に意識を失い、
病院で死亡が確認された。

　全国高校野球の地方大会が行われた岐阜県関市の関市民球場では
、スタンドで応援していた吹奏楽部員ら約１５人が熱中症の症状を訴え、病院に運ばれた。

　消防によると、第１試合途中の午前１１時４５分頃から体調不良を訴える生徒が続出。
これを受け、県高校野球連盟は同球場の第２試合途中から、演奏や大きな声による応援を禁止する異例の措置をとった。

　一方、三重県伊勢市の伊勢球場（ダイムスタジアム伊勢）では、第１試合の球審が熱中症のため六回途中で退場した。
球審は三塁の塁審が、三塁の塁審は控えの審判が代行した。