平成生まれは“マイカー”を知らない!? 昭和「バブル」世代のステータス [316864364]

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平成生まれは“マイカー”を知らない!? 昭和「バブル」世代のステータス

ポケベル、PHSを知らない若者世代も多くなった今日、自宅にあった黒電話などの通信アイテムはさらに歴史の彼方に消えつつあります。
「ダイヤル回して……」という名曲の歌詞も、意味がわからない若者もたくさんいるでしょう。
そんな最近の若者の昭和に対する認識や価値観の違いに、ついつい驚いてしまうことはありませんか？
逆に昭和世代のバブル文化にドン引きしている若者たちも少なくないようです。
今回は、残りわずかな平成を惜しみつつ、昭和世代と平成世代のさまざまな声をご紹介。
TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する？』」の9月12日（水）の生放送では、パーソナリティをつとめる、たかみなが、
「昭和と平成の世代ギャップ」エピソードについて答えてくれました。

まずは、“最近の若者の素朴なギモン”に驚いたという、こちらのエピソードから。

「テレビで見たのですが、最近の若者は“マイカー”という言葉を知らないそうです（都心だけ？）。なぜクルマに“My”をつけるの？とキョトンとしていました。
マイホームという言葉も、そのうち死語になったりして……」（40代・女性）

そんな昭和世代の意見に対して、平成の若者の意見がこちら。

「運転免許っていらなくね？駐車場代のことを考えたら都内ではタクシーのほうが安上がりだし、維持費とかもいらないし。そ
もそもクルマって面倒くさい」（20代・男性）

この昭和世代と平成世代の意見を聞いて、たかみなは、「これは確かに～、かなりギャップを感じますよね。なんだろう？
40代ぐらいの世代の方々は、クルマとか時計とかそういう物をすごくかっこいいとかステータスと思っている方は多いんじゃないかなって思うんですけど、
今の世代の男の子とか、あんまり自分でクルマとか持たないですもんね。なんでなんだろう？
女性から見ると、クルマを持ってるとかっこいいと思いますけどね」とコメント。

マイカーにマイホーム。所有することへのアグレッシブな情熱も昭和ならではなんでしょうか。
今の若い世代は、そもそも助手席に乗せる彼女そのものがいらないって人も増えたみたいですし……。

「ジャケットにウン10万円払うとか、全く想像できません。まあ、私は欲しくても払えないですけど。なんで昔はそんなに洋服にお金を使ったんでしょう？
無駄だなあと思います」（20代・女性）

コスト重視、ですね。服もブランド品とか買わなくても、ファストブランドでそこそこの感じになれますしね。

「今年大学に合格した息子に、奮発していい時計を買ってあげようと思ったら、『重いからいらない。スマホがあるから意味ないし』と返された。
意味ないってなんだ？俺の時代は、月賦で高い時計を買ってだな、クルマを友達に借りて、クリスマスには彼女と……（以下、省略）」（50代・男性）

はい、お父さん。まず月賦ってのが、息子さんにはイミフな昭和ワードです。
そして、クルマ、時計、宝石、毛皮、この手のアイテムは、憧れの対象ではない若者が多いようですよ。
わざわざローンを組んでまで買う意味が、息子さんには全くわからないと思います。

「うちの実家は物が多すぎる！古いアルバムとかビデオとかCDとか、今は着ない派手な服とか。
自分はミニマリストなので、物を捨てられない思考が理解できない」
（20代・男性）

物にあふれた生活＝豊かな生活。そんな物欲まみれの昭和的発想は、現代のコスト重視のミニマルな若者には理解不能なんでしょうね。

「うちのお父さん40歳なのに、若いカッコをしていることが恥ずかしい。雑誌で紹介されている人気のパーカーとか着て髪の毛も少し茶髪だし。
最近の言葉とかを無理に覚えてLINEを送ってくるのもやめてほしい。DA PUMPのISSAとかみたいなカッコいい人なら別だけど」（女子中学生）

流行りに中途半端に敏感なのも昭和世代の特徴でしょうか。
自分はまだまだイケてると思う妙なポジティブシンキングから、若者世代の流行を取り入れてしまったりするんですよね。

「バブルってブルゾンちえみ？それともキャリアウーマンが活躍すること？」（男子小学生）

小学生にとってのバブルの象徴は、今はブルゾンちえみさんだそうです。
コンサバ風のファッションで女性がバリバリ働いていたイメージも伝わっているようですね。ちなみに男女雇用機会均等法は、1985年に制定されました。

（続く）
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/K8jDDbniza.html