産経、ショートケーキの起源は日本だと主張　「日の丸を思わせる簡素な美」 [389326466]

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　純白の生クリームに赤く輝く、日本が誇る国産イチゴ。日の丸を思わせる簡潔の美…。日本発祥のショートケーキに注目が集まっている。
　凝った見た目の“インスタ映え”スイーツが幅をきかせてきた昨今だが、それも一段落。
　お酒を使わず子供から高齢者まで楽しめるレトロな「王道」として、クリスマス商戦の主役に躍り出た。シンプルゆえに素材や技術の差が明瞭。奥の深さも魅力だ。（重松明子）

　９月末、日本橋三越本店（東京都中央区）で開かれたクリスマスケーキ内覧会に、ホテルや名店のショートケーキが並んだ。「過去を照らす灯～深化～」がテーマだ。

　「昨年のクリスマスケーキの売り上げの６割がショートケーキだった。今年は３連休に重なりさらに期待できる。各店の強みを生かし、ショートケーキを深掘りしてもらいました」
と担当の新井孝弘バイヤー。アレルギーなどに配慮して小麦粉、卵、牛乳だけでなく砂糖も使わないショートケーキなども提案され、１０月中に予約で完売する品も出た。

　同店でクリスマス期間中（１２月２２～２５日）に予約なしで購入できるホールケーキは３５種（サイズ違いを含む）。うち２１種がショートケーキだ。

　全国で８７０店の不二家洋菓子店を展開する不二家（本社・東京都文京区）の森田賢夫・販促企画課長は「この１年間、ショートケーキの品質向上に努めてきた」と明かす。

　北海道産純生クリームを独自製法でホイップし、国産イチゴにこだわったプレミアムタイプを新発売。
　カットケーキの従来品が４００円に対し４８０円と高めだが「ショートケーキ全体の売り上げを前年比１～２割増に押し上げている」と手応えを語った。

　「あまおう苺のクリスマスショートケーキ」（直径１３センチ４千円）はその集大成。おなじみのキャラクター「ペコちゃん」の飾りもない、シンプルな紅白。
　みずみずしいイチゴが甘さ控えめの生クリームとなじむ大人の味だ。

　力を入れる背景には、同社がショートケーキ発祥説のひとつ…という歴史がある。

　米国で洋菓子を視察した創業者が、日本人好みに開発したホイップクリームをカステラに飾り付けた「ショートケーキ」を
大正１１年、横浜の店舗で１個８銭で発売したとの記録が残る。戦後を経て昭和３０年代、「三種の神器」のひとつの冷蔵庫の普及とともに家庭に浸透。
　ショートケーキは、日本を代表する洋菓子となった。

続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00000502-san-soci

産経、ショートケーキの起源は日本だと主張 「日の丸を思わせる簡素な美」 [389326466]

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