滋賀県草津市「助けてー、温泉目的の勘違い外国人がたくさんやって来るの(´・ω・`)」 [535050937]

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「草津温泉はどこ？」－。
政府が進める「観光立国政策」で、訪日外国人観光客が年間三千万人を超える中、
温泉で有名な群馬県草津町と勘違いして、温泉がない草津市を訪れる外国人観光客が増えている。

同市のＪＲ草津駅の観光案内所では、草津町とは違う場所だと英語で説明する地図を置くなど、対応に苦慮。
市は状況を逆手に取って、自虐的に「温泉がない方の草津です」とＰＲするなど、「勘違い」をチャンスに変えようとしている。

ＪＲ草津駅の市観光案内所を運営する草津市観光物産協会によると、「草津違い」で同市を訪れる外国人観光客は、今夏までは一～二カ月に一件のペースだった。
だが、今秋に入って増加。九月は二件、十月は三件あり、十一月も一件起きた。
勘違いで訪れる外国人の出身地は、中国やオーストラリア、カナダなどさまざま。同じように間違えて訪れる、日本人の旅行客もいるという。

十月中旬には、台湾から訪れた観光客三人が観光案内所を訪れ、
「（草津温泉の名所の）湯畑（ゆばたけ）を探している」「温泉にはどうやって行くのか」と尋ねた。
案内所のガイドの説明で勘違いに気づくと、驚いた様子で、群馬に向かう切符を買うため、みどりの窓口に向かったという。

草津市から群馬県草津町までは直線距離で約三百キロ離れ、電車では約七時間かかるため、行くのを諦める観光客も多い。

草津市内にもかつて、「草津温泉」という名の銭湯があり、
群馬の草津温泉の「湯の花」を湯に入れていたことから、群馬に向かう時間が無い観光客には、こちらを案内したこともあった。

だが、この銭湯は一昨年に廃業。その後は市内のスーパー銭湯か、近隣市にある温泉を紹介するしかないという。

（以下略）

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20181225/CK2018122502000033.html　