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「月収の3分の1が家賃に消える。生活ができない。」 フランス国民の不満高まる [533895477]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/02/04(月) 17:55:00.40 ID:qIODdTKu0.net ?2BP(1001)
http://img.5ch.net/ico/kinokorusensei32.gif
【緯度経度】マクロン仏大統領、危険な賭け 国民討論会の「罠」

18世紀のフランス革命の亡霊が、蘇ったようだ。
革命前夜、ルイ16世が民意を知ろうと設けた「陳情書」が、マクロン大統領の下で復活した。全国約5000カ所で、市民は思いのたけを書いている。
「黄色いベスト」の抗議運動を取り込もうと、大統領は「国民討論会」も始めた。

先週、パリの会場に行くと、大変な熱気だった。500人の定員はすぐ満席になり、約100人が小雨の中で行列を作った。
司会者が「何でも話してください」と言うと、早速、「金持ちの課税逃れがひどい」という発言が出た。この後は堰(せき)を切ったように、「政策は国民投票で決めろ」「年寄りにデジタル化を押しつけるな」などの訴えが続く。
黄色いベストを着た女性が顔を真っ赤にして、「月1200ユーロ(約15万円)の年金は、3分の1が家賃に消える。生活は限界だよ」と政府を罵倒し、拍手を浴びた。

約2時間、ほとんどマイクの奪い合い。とりわけ税制への不満は強かった。
マクロン氏は結構、楽しんでいる。各地の集会で国民と膝をつき合わせ、「生活改善のため、改革は絶対必要だ」と説得を試みる。「直接民主主義」を彷彿(ほうふつ)とさせる討議が気に入っているらしい。
双方は言いっぱなしで、議論はあまりかみ合わないように見える。それでも討論会を機に、20%台に低迷していた大統領の支持率は、久々に30%を超えた。

大統領にとって、国会をスキップして国民と対話することは、権力基盤の強化になるだろう。だが、黄色いベスト運動に煽(あお)られて、手法はどんどんポピュリズム(大衆迎合主義)に近づいていく。
国民討論会は3月まで、3000カ所以上で行われ、陳情書やインターネットで意見も募る。政府は4月に国民の意見を集約し、「政治に生かす」と公約した。
ネットで寄せられた意見だけで、すでに50万件。どんな法案を作っても、みんなを満足させることが不可能なのは間違いない。

目下、最大の敗者は「議会制民主主義」のようだ。いま政界の土俵には、大統領と国民しかいない。国会議員は出番が消え、政党政治が不在になった。
大統領の討論会は最大約7時間、テレビで生中継されるのに、国会審議は全く報道されない。1月の世論調査で「政党を信用する」と答えた人は9%まで減った。

続き
https://www.sankei.com/world/news/190204/wor1902040013-n1.html

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