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ミッテラン、ジスカールデスタン、ポンピドゥー…… フランス現代史の魅力 [417034628]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/04/08(月) 18:32:15.83 ID:KfVihchsa.net ?2BP(1000)
http://img.5ch.net/ico/nida.gif
歴史を変えたミッテランの死刑廃止
日仏共同テレビ局
http://www.france10.tv/international/3142/

1981年のフランス大統領選挙は、現職で中道主義のヴァレリー=ジスカール=デスタン大統領と右派のジャック=シラク、左派・社会党のフランソワ=ミッテランの三つどもえの争いとなった。
争点の一つとして、「死刑」制度があげられ、デスタンは死刑維持を掲げ、シラクは死刑制度の存立を国民投票で問うと主張した。
当時の世論調査では63%のフランス人が死刑制度を支持していた。

では、ミッテランはどのような立場をとったのか。ミッテランは大統領選挙・投票前に出演する最後のテレビ番組で、死刑制度について問われ次のように応えた。

「良心において、良心に基づいて、わたしは死刑に反対します。
それと反対のことを告げている世論調査を読む必要はありません。過半数の意見は死刑に賛成なのです。
わたしは、共和国大統領の候補者です。わたしは思っていることを言います。わたしの信ずること、わたしの心が信じていること、わたしの信念、わたしの文明への配慮を口にします。わたしは死刑には賛成できません」

難解な言葉を好んだミッテランにしては、実に簡潔明瞭な発言だった。
フランス国民はミッテランによるこの「死刑廃止宣言」を知った上で彼に投票し、ミッテランは見事に当選したのであった。
そして、1982年に、ロベール=バダンテール司法相のもと、死刑制度は廃止された。

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