【速報】事故多発高架橋見つかる　住民男性「なぜなんでしょう？」　警察「ちょっと多い」　主婦「車の高さを把握できてないのでは？」 [399259198]

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名古屋市港区に、市道をまたがるＪＲ貨物の高架橋がある。
この場所で、高さ制限を超えるトラックが橋の下をくぐろうとして橋桁に引っかかり、立ち往生する物損事故が散発している。
なんの変哲もない道路だけに「なぜこの場所で事故が続くのか」と戸惑う声が出ている。

現場は中川運河に架かる「いろは橋」から東へ約三百メートル、市道の「港栄一」交差点のすぐ近くにある。
東西に延びる市道の上を、南北に走るＪＲ貨物の「第三港北架道橋」が交差する形だ。
市道は片側一車線、高さ制限は約二・五メートル。どこにでもありそうな道路だ。

この場所で六月四日夕、事故が発生した。東から西へ向かっていたトラックの荷台部分が橋桁に引っ掛かり、橋の真下から動けなくなった。
運転手の男性にけがはなかった。記者はこの時に現場を通り掛かった。西向きの車線がふさがれて通行止めとなり、周辺は軽い渋滞の様相だった。

近隣の住民は、こうした事故は決して珍しくないと証言する。現場近くに住む男性は「ここ数年は月一回は起きている印象だ」。
立ち往生ほどでなくとも、強引に荷台をこすりながら通っていく車もあるといい「なぜここで事故が重なるんでしょうね」といぶかる。

港署交通課の担当者も、「月に一回とはいかないまでも、半年に数回のペースで事故が起きている。同じ場所の事故としては、ちょっと多いと思う」と明かす。
市道の西向きと東向き、両方向で発生しているという。
ちなみにＪＲ貨物東海支社によると「橋桁への接触で、列車の運行に支障が出たことはない」という。

現場では、運転手への注意喚起はされているようだ。
高架橋のそばには、ＪＲ貨物が高さ制限を超える車の進入を防ぐ金属製の「防護工」を設置しており、反射テープや点滅灯で危険を知らせている。
高さ制限の標識も、高架橋の手前に間隔を置いて何本も立っている。

にもかかわらず事故が起き続けるのはなぜか。近隣の主婦（７２）は「運転手が車の高さをちゃんと、把握してないからじゃないか」とみる。
港署や、道路を管理する市港土木事務所も同じく「不注意」を指摘する。「標識を見て走れば、事故は起きないはずでは」（同事務所の担当者）

https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190713/CK2019071302000057.html
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