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トルクメニスタンに行ってみようと思う これだけは食っとけってもの教えろ [377482965]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:49:12.14 ID:KoRzrI9qa.net ?2BP(1000)
http://img.5ch.net/ico/u_sii_naname.gif
「中央アジアの北朝鮮」に行ってきた(トルクメニスタン) https://wienandme.blogspot.com/2019/07/blog-post.html
最初に接触してきた闇両替は、ホテルのベルボーイ君であった。
推定年齢15歳の、おそらくまだ性交渉を経験していないであろうロシア系白人の男の子だった。
部屋まで荷物を運んでくれたベルボーイ君にチップを渡すと、彼はいそいそとドアを閉め、「両替に興味はあるか?」と小声で訊いてきた。

トルクメニスタンにも銭湯があると知ったのは、あと12時間後には帰りのフライトに乗ろうとするときだった。

アシュガバード市内を走る非正規の白タク(といっても車はすべて白いのだが)を利用したとき、同乗した地元の人が「ほら、あそこに銭湯があるんだぜ」と教えてくれたのだ。

私は旅先で銭湯に行くのがだいすきだ。
アイスランドでも、韓国でも、台湾でも(旧日本軍が持ち込んだ文化と聞く)、細かい名称は違えど、いわゆる公衆浴場の類に入湯してきた。

銭湯の愛すべき点は、身分や所得にかかわらず、みんな一様に裸であるので(水着のところもあるけれど)、その国の人びとの特徴をもろに観察できることだ。

たとえば、ロシアの銭湯では、中年の男たちがーー見たところ恋人ではなく、友人・同僚と思われる関係性であったがーーそれぞれの肉体にぺたぺたと触りあい、まるで6歳と3歳の我が息子たちのようにじゃれ合っていたのが印象的だった。

この観察を経て、「全裸でお互いのペニスを握り合うサウナ外交」はこういう文化の延長線上にあるのだな、と私はそのとき理解した。
また、学生時代に何かの書物で読んだ「ウォッカを飲み過ぎて泥酔したエリート官僚の男が翌朝に目を覚ますと口腔内に異物感。それは上官の怒張したペニスだった」といったスターリン時代の逸話についても、
そういうことが起きてもおかしくはないだろうな、と、十数年越しの納得感が私の心を満たすに至った。

(そうして私は、以前の職場でお世話になった課長のペニスが、寝起きざまに私の口のなかに押し込められている状態を想像した)

それだから、トルクメニスタンの銭湯にもぜひ訪れてみたい、と思ったのだ。

ところが、ここにひとつの問題が浮上した(いつものパターンだ)。

トルクメニスタンでは、外国人が銭湯に行くのは違法行為であるというのだ。

この国に着いた当初であれば、「なんだそりゃ」と思っただろう。
でもいまの私は、大統領の考えを忖度できる。
つまり大統領閣下は、清潔でない/漂白されてない/外貌の芳しくない自国の恥部を、外国人の目に晒したくないのだ。
だから「地獄の門」もできれば埋めてしまいたいし、市井の人びとの本音が見え隠れする銭湯などには行ってほしくないのだろう。

そして、私は常より遵法精神が服を着ているような人間である。
当然ながら法律違反をするわけにはいかない。
私は銭湯に行くのをあきらめた。
断念した。
やめにした。

というわけで、以下に続く記述はすべてフィクションである。
純度100%のまごうことなき虚構である。
そのあたりの事情についてお含み置きの程、何卒宜しくお願い申し上げます。

短篇小説「アシュガバード銭湯訪問記」

わたくしはそこで同行者諸氏に別れを告げました。
「自分の性癖は自分で責任を取らなければならない」などと申した者がありますが、これはわたくしの小さな信条とも云うべきものでもあったからです。

わたくしは再び車中の人となり、目星をつけたハンマーム(公衆浴場)へと向かいました。
アシュガバードの仄白いビルの灯が、車窓から流れてゆきました。
そうしてわたくしは、トルクメンたちの入浴作法について、タクシー・ドライバーさんに質問をしました。

「浴場内で、ペニスを露出する行為は、OKでしょうか?」
「OK」
「重要な部分を出しても、本当にOKでありましょうか?」
「OK」
「水着は要らないのでしょうか?」
「OK」
「逮捕されることはありますか?」
「警察は呼ばないから、OK」

2 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:49:34.09 ID:1LEIgZW4M.net
http://kqaly.com/?c=13284_32389 .

3 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:49:36.85 ID:UNiCDJ0Z0.net
カレー

4 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:49:51.70 ID:dWVc64ukd.net
ケバブ

5 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:49:53.96 ID:KoRzrI9qa.net ?2BP(1000)
http://img.5ch.net/ico/u_sii_naname.gif
タクシー・ドライバーさんは、「OK」「OK」と連呼するばかり。
その口調はどこか浮薄と申しましょうか、責任という名の重力から解放されていると申しましょうか。
外国語で意思の疎通を図ろうとする際に生まれがちな、ことばの機微がうまく伝わっていないのではないか、という仄かな疑いが、このときもまた、よるべなき産声を上げたのでありました。
わたくしの胸中には、どこからか心配色の雲々が立ち込めてまいりました。

けれども万が一の場合にそなえて、わたくしは海水パンツを携行しておりました。
トルクメニスタンのみならず、わたくしは旅行をするとき、いつも水着を持参するように心がけているのです。

銭湯の入場料は15マナトでした。
わたくしはどこから見ても異国人の風貌をしておりましたので、受付のおばさまは「だめです」という素振りをされましたが、
いくぶんの逡巡のあと、ひとさし指を優しく紅い唇にあて、「ないしょよ」「でも入っていいわ」といった意味の短いことばを、ロシア語かトルクメン語か、不勉強なわたくしにはどちらとも判別のつかぬことばでおっしゃいました。

わたくしは、受付のおばさまに促されるままに、殿方用の更衣室に行きました。
するとどうでしょう、およそ二十名ほどのトルクメンたちが、十二畳ほどの小部屋に敷き詰めておりました。
だれもがペニスをまるごと露出した形で、つまり産まれたままの姿になっておりました。
なんということでしょう、タクシー・ドライバーさんのご示唆はまったく正しかったのです。
わたくしは彼のことばを信じなかったことを恥ずかしくおもいました。

そこへ突然、服を着た妙齢の女性が入ってきました。
わたくしは少しく驚きましたが、この女性は、殿方にマッサージを施したり、状況によっては、さらに踏み込んだ特殊なサービスを提供されたりする専門職の方ではあるまいかと考えをめぐらせました。

しかしそれはわたくしの浅ましき誤解でした。
筋骨隆々でたくましい裸のトルクメンたちに囲まれて着衣の淑女がひとりだけ、というシチュエーションを刺激的に感じたのは、つまりはひとえに異国人のわたくしの主観にすぎないのでありました。

じつのところ、彼女は殿方たちにビールやおつまみの注文を承ったり(殿方たちは湯上がりに裸のままで飲酒をしたり、トランプや将棋で遊んだりしてました)、場内の備品を整理整頓なさったり、
サンダルを履いていないマナー違反の客(これはじつにわたくしのことでした)を叱りつけたり、それは刑務所における刑務官のように、忙しくも重責を担われる方に特有の凛々しい表情をされていらっしゃいました。

いきなり更衣室の小窓が開いて、先ほどの刑務官とは別の女性がするりと顔を覗かせることもありました。
女性は裸のトルクメンたちと短い会話を交わし、蜜柑をひとつ取り出したかとおもうと、それを更衣室のテーブルめがけて放り投げました。
わたくしの観察によれば、彼女はおそらく二十余名のどなたかの奥方で、「うちの旦那いる?」「いまサウナに入ってるよ」「じゃあこの蜜柑を渡しといて」「あいよ」といった按配の会話が交わされたのでしょう。

浴場内には、サウナ室がふたつ(高温と低温で区別されておりましたが、わたくしには「超高温」と「異常高温」のように感ぜられました)、
水風呂がひとつ(水深が2メートルくらいありまして、わたくしは川に落とされた仔犬のように必死で立ち泳ぎをしました)、それから身体を洗うシャワーが五つ六つありました(消防車の放水ポンプのような勢いで、危うく鼓膜が破れるところでした)。
サウナ室と水風呂に交互に入ることで心身ともに爽快になり、明日への活力を得る――こうした文化はトルクメニスタンでも息づいているようでありました。

けれども、ひとつトラブルがありました。
サウナ室に入ったときに、独りでいらした老齢の先客が、わたくしに向かって怒号を発したのです。
トルクメン語かロシア語か、いずれにせよわたくしには聞き取れませんが、異国人は出ていけ、あるいは生命活動を停止してしまえ、といった趣旨であろうことは容易に察せられました。

ここで分が悪いのはわたくしの方ですから――なにしろトルクメニスタンで異国人が銭湯に入るのは違法なのですから――わたくしは短く謝り、なるたけ友好的な態度で老爺に応対いたしました。
けれども彼の憤怒は収まらず、更衣室で再会したときも怨嗟の言をわたくしに投げかけてきました。
すでにかなり酩酊されているようでもありました。

6 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:50:12.67 ID:KoRzrI9qa.net ?2BP(1000)
http://img.5ch.net/ico/u_sii_naname.gif
この事件は不幸なことでしたが、わたくしにとってありがたかったのは、刑務官のおばさまをはじめとして、裸のトルクメンたちが、一斉にわたくしを弁護してくださったことでした。
「失礼じゃないか」「せっかく異国から来てくれたんだぞ」といった意味でありましょうか、仔細のニュアンスはわかりませんが、老爺は鋭い批判に包囲され、ついに彼は浴場を退くことになりました。
わたくしはもちろん安堵いたしました。
しかし同時に、えもいわれぬ、苦みをともなう波紋のようなものが、わたくしの心のなかにゆっくりと広がっていくのでした。
 
「どうしてトルクメニスタンに来たの?」とサウナ室で話しかけてくださる方がいました。
俳優のトム・クルーズに容貌が少しだけ似ておりました。
この銭湯にいらしたトルクメンのなかで、彼がほとんど唯一の英語話者のようでした。

「とてもユニークな国であるからです」と、相手の心証を害さぬよう注意深く答えたつもりでしたが、トム・クルーズ氏はわたくしの含意をすぐに理解されたようでした。
「そうだね。僕もそうおもう」

「古い世代には頭の固い人もいてね。申し訳ない。あまり気にしないでくれ」と言われて、はじめは何のことやら判じかねましたが、先ほどの老爺との一件のことだと気がつきました。

わたくしは好奇心のおもむくまま、トム・クルーズ氏に質問を投げかけました。

「大統領がメロン好きで、メロン記念日という祝日があるのは本当ですか?」

「そうだよ。でも推奨されるのはメロンだけじゃない。それから来月は『健康推進月間』で、国民はフィットネスをがんばらないといけない。やれやれ、だよね」

「大統領が『地獄の門』を埋めようとしているのは本当ですか?」

「わからない。でも、好むと好まざるとにかかわらず、あの観光スポットのおかげで政府が外貨収入を得られているのは確かだ。
最近になってクレーターの周りに柵が設置されるようになったのも、観光地化に向けた当局の意思の表れだとはおもうけどね」

「『中央アジアの北朝鮮』と呼ばれていることについて、どうおもわれてますか?」

「申し訳ないけれど、北朝鮮のことはよく知らないんだ。でもまあ、あなたの言うとおり、トルクメニスタンは、ユニークな国、ではあるよね」

トム・クルーズ氏は流暢な英語を話されました。
また、ことばの端々に知性の閃きを感じさせるものがありました。
現政権に対するシニカルな視座を抱きつつ、自らを育んだトルクメニスタンという国を愛する気持ちをまだ失ってはいない気配がありました。
わたくしは彼と固い握手を交わしました。
お互いのペニスを握り合うところにまでは至りませんでした。

「僕の家には、代々こんな言い伝えがあるんだ」とトム・クルーズ氏が最後に言いました。
「言い伝えというか、警句というか、まあ、よくわからないんだけどさ」

生きる者の努めは、ここまで生きることができなかった者のぶんまで生きることだ。

旅する者の努めは、ここまで旅することができなかった者のぶんまで旅することだ。

「いつか日本にいらしてください」と言おうとして、わたくしには言えませんでした。

なぜならトルクメンたちの多くは、外国に行くことが容易に叶わないのでしょうから。

わたくしが銭湯を出た直後に、パトロール中の警察官が目の前を通りがかりました。

このタイミングがあと三秒ずれていたら、わたくしは逮捕されていたことでしょう。

7 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:50:17.79 ID:jNpgTfcZa.net
ラグメンとブロブ

8 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:50:50.81 ID:8f9C98b60.net
トルクメニスタンまんじゅう
トルクメニスタン焼き

9 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:51:17.61 ID:8JC1f1ug0.net
デイリーポータルZって面白いよな

10 :?わ :2019/07/14(日) 10:52:55.09 ID:imwrLgkYr.net
トルクメニスタ丼

11 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:53:39.22 ID:lEOO9Nxm0.net
wjn

12 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:54:34.97 ID:0QrZAaaz0.net
トリクロロメタン

13 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:55:32.09 ID:djLapGKN0.net
チャパティ

14 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:57:47.78 ID:cr/6UghK0.net
何処の田舎よ?

15 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:57:59.90 ID:1DWfWyVJr.net
この記事面白かったわ

16 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 10:58:12.32 ID:A+d4oEh40.net


17 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:01:18.07 ID:mUvMdPeip.net
トルコライス

18 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:10:15.56 ID:y76+aY0Va.net
トルク麺

19 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:12:31.47 ID:Eg+vChEq0.net
直行便あるの?

20 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:14:29.50 ID:9kLvngbU0.net
トルクメニスタン丼

21 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:15:52.31 ID:kIZ47bJk0.net
トルクメニスタンパン、トルクニメスタンスープ、トロクメニタスンサラダ

22 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:17:45.55 ID:AwSD5Bf30.net
このエンジンどうチューンした?

え?

23 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:19:17.23 ID:pdQyPT4l0.net
まずなんでケンモメンは行ったことある前提なんだよ

24 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:21:42.01 ID:6bJpwOOT0.net
いってやるからはよビザとりやすくせーや

25 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:22:42.22 ID:0Lp2FVZIa.net
若いおねーちゃん

26 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 11:26:12.10 ID:+PFXLLE90.net
ケバブ(知らんけど)

27 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 12:26:48.57 ID:U+hybq7e0.net
>>18
ウィーンからテヘラン経由で

28 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/07/14(日) 14:35:28.99 ID:JCsHkwN/0.net
ガチで行ったことあるけどラグマン的な物しか食ってないな

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