【#MeToo】FBI「黒人人権運動で有名なキング牧師は不倫しまくりの上友人のレイプを爆笑するミソジジストだった」 [377482965]

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キング牧師は友人牧師のレイプ行為を笑い、助言までしていた | FBI内密文書が暴露するキング牧師の深い闇　第1回 | クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/167999/

アメリカ公民権運動の英雄、マーティン・ルーサー・キング牧師が数十人の女性と不倫していた。
それだけでなく、友人牧師のレイプ行為を傍観し笑って助言までしていた──こうした衝撃的な実態を裏づけるFBIの内部文書が最近公開された。

キングの伝記でピューリッツァー賞を受賞した研究者がこれらの文書を精査した結果をまとめ英誌に寄稿し、世界中に衝撃がひろがっている。
この歴史的記事の全訳を短期連載でお届けする──。

不倫だけでなく性暴力にも荷担か

1960年代半ば、アメリカ公民権運動を導いたマーティン・ルーサー・キング博士。
そのキングに対するFBIの監視の全貌が、新たに公開された文書群から明らかになった。

キングが数十人の女性と手広く婚外交渉していたこと。
友人牧師がワシントンのホテルの一室で「教会員」のひとりをレイプしたとされるとき、そこに居合わせたキングが「傍観し、笑い、アドバイスをした」こと──FBIがこうした事情に集中していたことを、これらの文書は詳細に生々しく暴露している。

その暴行罪の現場をFBIが録音したテープはいまなお存在し、米国国立公文書館の保管室に、裁判所封印の下で眠っている。

さらに、FBI長官J・エドガー・フーバーが、キングに彼の性行為の録音テープと自殺を促す匿名のメッセージを一緒に送りつけるようFBI高官たちに許可した経緯も、このFBI文書は明らかにしている。

完全な書き起こしと現存する録音は2027年まで公開されないことになっている。
だが、それらがすべて公開されるとき、痛烈な歴史的審判がキングの私的行為に対して下されることは避けがたいだろう。

FBI文書が日の目を見た理由

1977年1月31日、米国地方裁判所裁判官ジョン・ルイス・スミスはFBIに対し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの膨大な電子監視の成果物をすべて国立公文書館に引き渡すよう求める特別裁判所命令に署名した。

「同テープおよび文書は、50年間（すなわち2027年1月31日まで）封印したうえでアメリカ合衆国公文書保管人により維持されるものとする」とスミスは指示した。

しかし、ここ数ヵ月のあいだに、いままで未公開だったキングに関するFBIの何百もの報告書および監視抄録が、国立公文書館の注釈が乏しく検索が難しいウェブサイトでひっそりと一般公開されている。

これは「ジョン・F・ケネディ大統領暗殺記録収集法」の規定の功績だ。
同法は何万もの政府文書の公表を命じており、公表された政府文書の多くは、スミス裁判官の命令以前にさかのぼり、米国情報機関の議会による調査を受けることとなった。

公文書の5万4602もあるリンクの多くは、クリックするとそれぞれ何百ページにもわたるPDFに飛ぶ。
そのなかからキングに関する新しい情報を選り分けることは、何週間もかかる骨の折れる仕事だった。