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上野千鶴子「多くの組織で女性比率が3割を超えないのは採用選考で差別があるからではないか」 [298194473]
- 1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/09/21(土) 20:32:10.94 ID:LMYjbqycd.net ?2BP(1000)
- http://img.5ch.net/ico/nida.gif
「女性比率3割」に達する前にゲートコントロール?
なぜ、男女半々ではないのかと。
上野氏:50%を目指すのは当たり前でしょう。ただ、30%という数字にも意味があります。
経営学者のロザベス・モス・カンターさんが「黄金の3割」と言っているのですが、組織論的には、組織内のマイノリティの比率が3割を超えると、マイノリティがマイノリティではなくなり、組織の文化が変わっていきます。
その意味で私が今、関心を持って調べているのは、採用選考における性差別です。
多くの組織で女性比率は高まっていますが、それが3割近くになると頭打ちになるという現象が見られるようです。
つまり、採用のところで性差別をする「ゲートコントロール」がなされているのではないかという懸念があります。
放っておけば女性比率がどんどん高まり3割を超えてしまう。3割を超えると組織文化がいや応なく変容してしまう。
それをホモソーシャルな男性集団は恐れて、意識的にか無意識的にかはともかく、3割を超えないようにコントロールしているのではないかと。
例えば、医師国家試験の女性合格率は3割台に達した後、ずっと横ばいです。なぜ、横ばいのまま増えないのか。
その答えが、東京医科大学の入試不正で明らかになりました。つまり、女性や浪人生などを不利に扱うことで、ゲートコントロールをしていたのです。
東京医科大だけではなく、文部科学省は全国81の大学を調査し、9校が不適切な運用をし、1校が「その可能性が高い」という最終報告をしました。
ゲートコントロールが幅広く行われていたことが証明されました。
マスコミも含め、民間企業もこのようなゲートコントロールをしていないでしょうか。採用した人の成績を個別に公表してもらい検証するのは難しいでしょう。
しかし、少なくとも統計的差別というのは、データを見て有意な差があれば疫学的に証明できます。
これを「ジェンダー統計」というのですが、ぜひ企業の皆さんには、応募者における男女の比率と採用者における比率を公表してもらいたいものです。
https://business.nikkei.com/atcl/forum/19/00024/082300011/
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