【悲報】野党に桜を見る会で時間を取られ「社会保障」「国防」「防災」などの重要な審議が後回しな模様 [425021696]

>>53
「野党はスキャンダル追及でなく提案型の政策論争すべし」との意見が、一部の旧民主党議員から出ていますが、それは「野党は政府の問題に目をつむるべし」と同じ趣旨。政官の問題点を分析しないで「解決策」を提案しても、非現実的な思いつきと同じ。的確な解決策は、問題の明確化から始まるのです。
「桜を見る会」で税金の私物化・政治活動費化をしている政府与党が、他の支出では一切やっていないと考えるのは、政治行政についての無知を告白しているのと同じ。「氷山の一角」と捉え、様々な支出を洗うことが必要。そのためには、記録と情報公開。それがなければ、まともな国会審議はできません。
政府与党の問題点を追及できない野党には、野党としての存在価値だけでなく、政権交代する勢力としての存在価値もありません。現在の政府与党の問題点を明らかにできなければ、それは政府与党の追認を意味しますし、政権交代でどのように政治行政を変えるのか、現実的に示せないことになるからです。
政府与党を監視しない野党には、一片の存在価値もありません。それが、議院内閣制の本質です。だから、日本と逆に、イギリスやフランス、ドイツでは、質問制度を強化してきました。政策論争がしたいだって？野党議員の委員会質疑こそ、支出や法案をめぐる政策論争。行政監視はズバリ政策論争なのです。