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日本政府「うるせえ!黙れ!俺を批判するな!特に岩田!非常時なんだから一致団結しろよ!ギャオオオオン!!!」 [252835186]

9 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2020/02/20(木) 19:47:42.09 ID:yHqeQxf50.net
リスク・コミュニケーションは、いろいろな目的に用いることが可能です。
災害のような緊急時には、人々を適切な行動に導くために「説得」という形をとることがあります。

2011年の東日本大震災以降、NHKの地震・津波速報は、積極的に、この「説得」という方法を取り入れています。
「高台に逃げてください」「絶対に海に近づかないでください」というメッセージは、説得の目的を持っています。

もうちょっと柔らかく、説得というより「合意」を得るために、リスク・コミュニケーションを用いることもあります。

タバコをやめること(禁煙)については、喫煙者が理解、合意したうえで、自ら積極的にタバコをやめる必要があります。
「説得」より「納得」なんですね。この場合は、説得だけしていても効果がないか、短期的な効果しかありません。
コンセンサス(合意)を得て、本人自らが「やめよう」と積極的に思ってくれることが必要になります。

コミュニケーションは相手あってのコミュニケーションです。
したがって、基本的にリスク・コミュニケーションは、一方的な情報伝達ではなく、双方向の「対話」という形をとります。
相手の言い分も聞かねばならないのです。

例えば、先のタバコの例の場合もそうです。
タバコをやめられない理由、タバコをやめなくてもよい理由(自己正当化)……
こういった相手側の言い分を無視して、一方的に「正しい」情報発信をしても、それでは目的を達成できません。

前述のように日本の場合、目的はそっちのけで、「ちゃんとやりました」というアリバイ作りになってしまうことが多いです。
リスク・コミュニケーションは、目的を達成してこそ初めてやった意味が出てきます。
「ただ、情報を流しました」だけでは、「仕事をしたフリ」、アリバイ作りにしかなりません。

コミュニケーションをとることは、手段であり、目的ではありません。
「禁煙指導をした」だけでは、効果的なリスク・コミュニケーションとは言えないのは、そのためです。

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