グレムリンの思い出🐭 [964511168]

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サンタのイメージ壊したくて　「クリスマス・クロニクル」　「ホーム・アローン」の監督がプロデュース

　「ハリー・ポッター」や「ホーム・アローン」シリーズで知られるクリス・コロンバス監督がプロデュースをした映画「クリスマス・クロニクル」が、ネットフリックスで配信されている。カート・ラッセルが新しいタイプのサンタクロースを演じている。

　クリスマスイブの夜、思春期の兄と幼い妹が２人で留守番をすることになる。そこにサンタクロースが現れるが、兄妹のせいでサンタのそりが壊れてしまう。プレゼントを配れなくなったサンタを手助けしようと、兄妹は奔走する。

　「クリスマスは１年で一番好きな時期なんです」とコロンバスは言う。彼が脚本を書いた「グレムリン」も、監督を務めた「ホーム・アローン」もクリスマスが舞台になっていた。

　「クリスマスには、人々の愛情や思いやりがあふれます。一方で孤独を感じる人もいる。様々な感情が渦巻く時期なので、ロマンチックコメディーでも冒険ファンタジーでも、ホラーでさえピッタリ合うんです」

　ラッセルのサンタはクールでタフだ。街じゅうに描かれた太っちょのサンタの絵を見ては不快感を示す。「あんなに太っていたら、一晩で世界中にプレゼントを配りきれないよ（笑）。カートのカリスマ性を生かし、従来のサンタのイメージを壊したかった」

　最後にサンタの妻が登場するのだが、ラッセルとも縁の深い大女優が演じている。古い映画ファンには大きなクリスマスプレゼントだ。「ミセス・クロースを出したら面白いという話になった時、カートが察して『みんなが思い描いているのは彼女だろ』と言って橋渡しをしてくれました」

　ネットフリックスが力を入れるオリジナル映画の一本だ。「劇場映画と同じクオリティーで作りました。今のハリウッドはコミックやゲームを原作にした映画ばかりです。ネットフリックスでは、映画作家たちがオリジナル脚本で大作を撮ることが出来るんです」