「焼けた杖を同時に全身に突き刺されたような激痛」…ただの風邪のコロナの症状がヤバすぎる [902666507]

https://img.5ch.net/ico/u_puni.gif
オランダ・ロッテルダム在住の大崎祐子さん（43）はコロナに感染して発症したが、なかなか病院に入れず自宅で苦痛と恐怖を味わった。
ロンドンで暮らす筆者は「原則無償の英国民医療サービス（NHS）では病院ではなかなか診てもらえない」と不平を言っていたが、
オランダはそれ以上だということを大崎さんの話を聞いて思い知らされた。

それは昨年11月下旬、夫のデニスさんがボスの求めに応じ、出勤日数を週1～2回から3回に増やしたことから始まった。

デニスさんは鼻をグズグズ言わせて、頭が痛いと訴えた。
そのころオランダでも第2波がぶり返し、陽性患者が急増していた。11月22日、ドライブスルーでPCR検査を受けた結果、2日後に陽性と判明した。

症状が出てからデニスさんは寝室と書斎、大崎さんはリビングと小さいアパートで住み分けはしていたものの、夫婦間感染はやはり防げなかった。

大崎さんは風邪薬としてよく服用される漢方薬の葛根湯を飲んだものの、ノドに重たい物が貼り付いたような鈍痛がした。
鼻がグズグズして微熱が出てデニスさんと同じように11月28日にドライブスルーでPCR検査を受けたところ翌日、陽性と判明した。
体温は摂氏38度に上がっていた。

咳がひどくなり、焼けた杖を同時に全身に突き刺されたような激痛が走った。

「夫が病院に電話してくれましたが、ホームドクターを通してくれの一点張りでした。電気が走ったような激痛が全身を無秩序に襲い、声も出ない、息も止まる苦しさでした」

「それでもパラセタモールやイブプロフェンしかありません。あまりの痛みに耐えきれず夫に『殺して下さい』と口走ると、何もできない夫の目から涙がこぼれました」

「日本ではコロナはインフルエンザと変わらないという人がまだいますが、インフルエンザとマイコプラズマ肺炎を併発した私の経験から言ってもコロナを発症した時の痛みは比較になりません。
回復する道のりも大変です。治っても誰も警戒して会ってくれない。精神的にきついです」
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/01/post-95_3.php