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お線香の煙でぜんそくが悪化するメカニズム、ついに解明される [256556981]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/05/13(木) 17:15:24.44 ID:0A62O9XKd.net ?2BP(1000)
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線香の煙でぜんそく悪化 九大グループがメカニズム解明

 九州大大学院医学研究院の松元幸一郎准教授(57)=呼吸器内科学=や九大病院の神尾敬子医員(44)らの研究グループが、線香の煙を吸い込むとぜんそくを悪化させるメカニズムを解明したと発表した。線香の煙が気道を収縮させやすくしたり、異物を防ぐ肺の機能を低下させたりしてぜんそくを悪化させていた。

 日常的に線香を使う家庭の子どもは、使わない家庭の子と比べぜんそくのリスクが高いことが従来の研究で分かっていたが、線香の煙が体に影響する仕組みは未解明だった。

 研究グループは、国内で市販している線香の煙をマウスに吸わせ、24時間後に影響を調べた。その結果、線香の煙が気道を刺激して収縮を引き起こしやすいことや、肺の中で細胞と細胞の隙間(すきま)をつないで異物の侵入を防ぐたんぱく質「タイトジャンクション」の機能低下を引き起こすことが判明した。燃やす線香の本数を4本から8本に増やすと悪化する結果も得られた。研究成果は3月31日付の英国のオンライン総合学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

 松元准教授が研究を始めたのは、診療した20代の僧侶や80代男性の患者から「成人してぜんそくの症状は落ち着いていたのに線香をたいて読経していると、ぜんそくが起きやすくなった」「親類の葬儀で焼香を終えて自宅に帰ってから呼吸が苦しくなるなどぜんそくが悪化した」などと相談されたのがきっかけだった。

 ぜんそくの臨床研究に詳しい湘南鎌倉総合病院免疫・アレルギーセンターの谷口正実センター長(64)は「ぜんそく患者にとって線香の煙は強い刺激となり、息苦しさなどを引き起こすケースは多い」と話し、患者には可能な限り煙を避けるように勧めているという。また台湾観光協会によると、台湾では台北の観光スポットである龍山寺で2020年3月から参拝客による線香の使用を全面禁止するなど、寺院での使用見直しが広がっている。

 国内のある線香メーカーの担当者は今回の研究発表について「最近の日本の家屋は気密性が高く、煙が薄まるまで時間がかかることが影響している可能性もある。論文内容を真摯(しんし)に受け止めて研究を進め、安心安全な商品の提供に努めたい」と述べた。線香のどの成分が有害物質を発生させているかは不明だが、松元准教授は「線香を使うときにはしっかり換気をしたり、煙の少ない線香を選んだりするようにしてほしい」と呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20210513/k00/00m/040/169000c

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