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経済学者「名目賃金さえ上げれば良い、実質賃金は下げるべき時は下げろ、賢い労働者は実質賃金低下に文句を言わない」 [296498938]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイW 844c-BW3L):2022/04/28(木) 22:28:39 ID:j4WhzuzP0.net ?2BP
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ジョン・メイナード・ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』

通常の体験からすると、労働者が実質賃金よりは名目賃金を(ある程度までは)求めるという状況は、単なる可能性どころか、こっちのほうがまちがいなく通例です。労働者は名目賃金削減には抵抗しますが、賃金財の価格が上がるたびに労働力を引き揚げる、などということはやりません。労働者たちが名目賃金引き下げに反対するのに、実質賃金低下に文句を言わないのは非論理的だ、などと言われることもあります。以下(セクション III)で述べる理由から、これは一見したほど非論理的ではないかもしれません。そして後で見るように、これはありがたいことです。でも、論理的かどうかにかかわらず、経験によれば労働者の実際の行動はそうなのです。

セクション III
 実質賃金の全体水準を決めるのは、個人と集団間の名目賃金をめぐる闘争だと思われることが多いのですが、賃金闘争は実はちがう狙いを持っているのです。労働の移動性は不完全だし、賃金は職ごとに純利益が厳密に一致するわけではないので、まわりと比べて相対的な名目賃金の低減に合意する個人や集団は、実質賃金の相対的な低下に苦しむことになります。だから、彼らとしては名目賃金の低下には低下するのです。一方で、お金の購買力が変わることからくる実質賃金低下すべての抵抗しても、実用的な意味はありません。それはすべての労働者に同じように影響するからです。 そして実際、こうした形で生じる実質賃金の低下は、よほどひどい損害を引き起こさない限り、一般に抵抗は受けません。さらにある特定の産業だけに対する名目賃金の削減への抵抗は、実質賃金の全面的な削減に対する類似の抵抗から生じるような、総雇用の増大に対する克服しがたい障害は引き起こさないのです。
https://genpaku.org/keynes/generaltheory/html/general02.html

34 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2022/04/29(金) 11:43:41.89 ID:U1AqDaBCr.net
ケインズと時計泥棒を一緒にするなよ
歴史上ケインズだけが、経済理論で世界経済を豊かにした
しかも、自分の理論には限界があることも知っていた(長期的問題について、しつこく質問された時に「長期的には我々は全て死ぬ」で有名)
ケインズ理論は当時の西欧経済の状態を分析し、それに対する対処方法を述べたもので、永遠不変に有効ではないことを、本人が一番理解していた
患者の症状をしっかり分析してから、薬の処方や外科的処置で対応しようとしたのがケインズ(もちろん、次の病気にその分析が100%有効でないことは理解している)
テレビとかに出てくる日本の自称経済学者たちは、熱が出て病院に来ている患者に「毎朝コップ一杯の自分の尿を飲んだら病気にならないのに、なんで飲まないんですか」というような連中

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