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「プレーリードッグ」が増えすぎてヤバイ。 [112890185]
- 44 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイW 6a56-wrUr):2022/05/10(火) 20:00:30 ID:RKSScUdy0.net
- 子育てをするには、子殺しをしたほうが得
なぜ、こんなことをするのだろう? 子育てをするには、子殺しをしたほうが得なのだ。ほかの子どもはいないほうが、エサが取りやすい。死んだ子どもの肉を食べれば、タンパク質もとれる。
さらに、子どもを失ったメスは、ほかの子どもを襲わなくなるので、安全になる。それどころか、そのメスは、ほかの子どもたちにも、お乳をあげ、わけへだてなく育てるようになるのだ。
それが、自分の子どもを殺した犯人の子どもであっても関係ない。そしてみんな協力しての子育てが始まる。それまで子どもを殺し合っていたのに、プレーリー保育園・年少組ができてしまうのだ。いったいどういうことだ。
生き残った子どもがいれば、ほかの子とまとめて面倒をみたほうがよい。集団でいれば、自分の子どもが天敵におそわれる可能性は低くなる。
自分に子どもがなければ、甥っ子や、姪っ子を守るべきだ。その子どもたちを通じて、自分の遺伝子を残せる。だから、危険があっても見張り役を買ってでる。「自分の子孫を残す」という目的のためには、かけらほどの、私情もはさまない。天才すぎるクールさだ。
プレーリードッグの世界に、もし人間がいたらどうだろう。子どもを殺されたりしたら、泣いてわめいて、相手を呪い、あげくには刺しちがえて共倒れ。結局誰も生き残らない。プレーリードッグは、そんなマネはしない。子孫を残す。ただそのことだけに、すべてを捧げつくす。彼女たちのつぶらな瞳は、未来だけを見つめているのだ。
なるほど、メスたちのクールな天才ぶりはわかった。では、コテリーに1匹だけのオスのほうはどうしているのだろう。育児はメスにまかせ、のうのうとしているのかと思ったら、こちらはこちらで、ハードなのだった。
プレーリードッグのオスは、成長すると、コテリーを離れ、旅に出る。足の向くまま気の向くまま、オイラ気ままなひとり旅……といけば楽しそうだが、そうはいかない。オスは新しい土地で自分の家族をもたねばならないのだ。
腹をすかせ、敵と戦い、つらい旅をして、別の土地に着けば、すでにほかのオスがどっかりといすわっている。こいつを倒してやっと、オスの居場所はさだまる。そしてようやくコテリーを奪い取ると、前にいたオスとメスの間にできた子どもは殺してしまう。自分の子どもを育てるのに、邪魔だからだ。
やがてそのコテリーに、彼自身の子どもが育つと、オスは別のコテリーへ、群れから群れへと移りゆく。
https://toyokeizai.net/articles/-/442257?page=6
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