ウクライナ戦況総合スレ★39 [557458393]

単独スレ級かも

www.politico.eu/article/finland-sweden-nato-membership-turkey-lifts-block/
トルコ、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請に対するブロックを解除
NATO首脳会議に先立ち、3カ国は火曜日夜、マドリードで覚書に調印した。

マドリード発-トルコは、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請に対する異議を解除し、両国の軍事同盟への加盟に道を開いた。

NATO首脳会議に先立ち、3カ国は火曜日夜、マドリードで覚書に署名した。

ロシアのウクライナ侵攻は、北欧全体のNATOに対する世論の変化を促し、ヘルシンキとストックホルムは5月中旬に正式に加盟を申請することになった。しかし、トルコの指導者は、両国のクルド人グループへの支援疑惑と武器禁輸への懸念を理由に、このプロセスを阻止した。

数週間の協議を経て、火曜日、3カ国は合意に達し、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を阻む最大のハードルを取り除いた。この進展は、ウクライナでの戦争を通じてNATOの成長を後退させるというロシアの公然の野心に対する打撃である。

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、調印式後の記者会見で、「NATOでは、互いの相違が何であれ、常に座って共通点を見出し、あらゆる問題を解決できることを示してきた」と宣言した。

フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は声明で、「我々の共同覚書は、フィンランド、スウェーデン、トルコが、互いの安全保障に対する脅威に対して全面的に支援するという約束を強調するものだ」と述べた。「NATOの同盟国になることで、この約束はさらに強固なものになるだろう」と述べた。

この協定にはいくつかの要素があると、NATOの総裁は述べた。

まず、ヘルシンキとストックホルムは「国家の安全保障に対する脅威からトルコを完全に支援する」ことを約束すると述べた。

ストルテンベルグは、トルコ、米国、EUがテロ組織として分類しているクルド人過激派組織PKKを取り上げた。両国は「PKKの活動を取り締まる」ことに取り組み、「トルコと身柄引き渡しに関する協定」を結ぶと、付け加えた。

また、北欧2カ国はトルコに対して「武器禁輸を行わない」とストルテンベルグは指摘した。

ストルテンベルグが強調した点以外にも、フィンランドとスウェーデンはシリアのクルド人武装組織YPGや亡命聖職者フェトフッラー・ギュレンに関連する運動に対して「支援を提供しない」ことで合意したことが覚書本文で明らかにされている。米国はこれらの団体にテロリストというレッテルを貼っていない。

また、フィンランドとスウェーデンで議論を呼びそうな一節として、覚書は両国が「トルコが保留しているテロ容疑者の国外追放または引き渡し要求に迅速かつ徹底的に対処する」ことを約束し、それがヨーロッパの条約に沿って行われる必要があることを明確にしている。

アンカラの動きの結果、マドリードに集まるNATO首脳は、フィンランドとスウェーデンを同盟に招くことを水曜日に正式に決定することができるようになった。

その後、プロセスは個々のNATO諸国に移り、30カ国すべての議会が加盟を批准する必要がある。こうしたロジスティクスのため、ストルテンベルグ氏は、両国が正式に同盟に加盟する具体的な時期について言及することを避けた。

しかし、ストルテンベルグ氏は、NATOがまもなく拡大することに自信を示し、両国が同盟にもたらす「高度でよく発達した」軍事力を誇示した。

フィンランドとスウェーデンは、ともにNATOにとって戦略的な位置にある。フィンランドは北にロシアと長い国境を接し、スウェーデンはバルト海を挟んでエストニア、ラトビア、リトアニアの3カ国と接しており、ロシアの脅威に直面し、NATOの支援強化を迫られているのだ。

ストルテンベルグ氏は、「世界のその地域での我々のプレゼンスは本当に強化されるだろう」と述べた。