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変種のダダダダダ〜ン星人

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/11(日) 19:33:15.68 ID:62mOXC4qR
  地球の存在         90

 ここいらで少し、このラクビーボールが並んだ、デラックの海の状態を想定してみよ
う。本来完全円形の球体が、時間を創り出した事による楕円であるが、3次元立方体の
中では、例えていえば、卵パックの様な整列状態が、影響範囲となる。当然これらを、
敷き詰めるには千鳥の積み重ね状態になる。ここで、この空間計算においては、四角形
の中にある。と仮定すればよい。この四角形は楕円の球体を囲うので、実は卵の直径X
直径X高さになる。これは[ aXaxb  b<a ]の箱の中にある。aXbXbに、
決してならない。あくまで高さがその球体の長手であり、球体の短径直径の平面の中に
中にある。いわば(a)2Xbは不動の立方体になる。円の図形は、直線 y=ax X b
から(x−a)2 +(y−b)2 =r2 の数値から円が出来る。ここでaやbと言うのは
xY座標の中心点にすぎない。つまり結局、点のからの円周位置を表す答えでしかない
。これは、実は高さからの下向いた円をみた時の円周となる。ここで微分積分で面積は
「πr2」が出てくる。「半径X半径Xπ」である。でこの正方形の (2r)2、「(2半
径)の2乗 」から差し引く「(πr2)−((2r)2 )」の式が 得られる。これなかで、
楕円の場合 r2 は、じつは「(rの短径Xrの長径)」の形に変わる。球体の体積は、
積分比率で、「(4/3πr3)」とされる公式が存在する。これに通常では 「X=4/3
πr3 と言う中から、(4/3)π X r3 から通常の正の球体であれば、3 が半径
なら 「36π」で答えは出る。「(2r)3ー(4/3)πr3」が、正円での空間となるので
ある。ここでr3 と言う事がなぜ出てくるのか。と言えば、これは縦X横X高さの掛け
算が3回出てくるからで、これが半径3乗の中身なのである。

56 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 19:27:55.67 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・11

 現在、GPS衛星に用いられる原子時計は、恐らく自転速度の変動とは無関係に時を
刻んでいるとされている。従って、この地球の自転速度が上がると、その影響を受けて
原子時計と地球上の時間が異なることになる。GPSの仕組みは、人の目と同じに電波
を発して三角計算上の数値位置を計算して現在地が示されている。従ってその発信電波
の時間が狂うと受信者の地球の人もGPSに支障が出る。地球の自転速度が上がると 地表
面が同じ位置に達するのにかかる時間は短くなるが、1日あたり0.5ミリ秒 の変化は、
赤道上では、約26Cmの差に相当する。このため、GPS機能に大きく支障をきたす
ことになる。スマートフォン・パソコン・通信システムさらに、NTP(ネットワーク
・タイム・プロトコル)と言われるサーバーとも同期している。スマートフォンやコン
ピューター、通信システムにも混乱が生じるおそれもある。これらは、例えばロケット
センターのロケット打ち上げで、センター時計とロケット時計の0.03秒に時間差で
コンピュータが故障判断して、ロケット発射が延期になった事があった様な、誤動作が
発生する状態になる。日常生活への影響でもこういった似たような問題も発生する現代
社会である。そこで、問題を解決するため、このまま1日の長さが短くなり続けた場合
には、史上初となる「負のうるう秒」が用いられることになるかもしれない。これは、
時刻を1秒飛ばすことで、時計を地球の自転速度に追いつかせるという措置となるだろ
う。柱の壁時計を一秒早回しするのである。そもそも「時間」とはどんなものなのか、
どんな定義されているのか。時間の次元に「空間」がありますが、私たちは空間を、右に
も左にもどちら向きにでも移動できる。が、時間では未来に進むことはできても、過去
に戻ることはできてない。それが日常生活でも物理学でも、共通する「時間」についての
認識となっている。しかし、時間が未来には進むのに過去には戻ることはできない原因
は今だわかっていない。いろんな理論はあるのですが、一つだけ確かなのはコーヒーを
こぼしたらそのコーヒーがカップに戻ってくることはない。「覆水盆に返らず」という
ことに尽きる。

57 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 19:28:59.80 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・12

 整ったものが、時間と共に物に溢れ、ごちゃごちゃになってくると、それが自然現象
として、元通りに整うことはありません。そのように「秩序が混沌に向かう」ことを、
「エントロピーが増える」と科学者は言い表すのですが、僕らはエントロピーが増える
ことを、「時間が進む」と錯覚している。と言うだけかもしれないという論説や考え方
もある。わかりやすく言えば「世界的なルールでは、本当は未来にも過去にも行けるん
だけど、地球上の私たちは、生まれ以ってエントロピーが増える方向しか、見えない、
触れない、動けない、時間が進んでいるとしか認識することができない世界にいる。」
という考え方である。「時間は脳の錯覚かもしれない」と言い出す科学者もいるが錯覚
どころか、そもそも「時間は存在しない。」とさえ考える物理学者もいるほどだ。これ
を例えば、温度について考えてみる。我々は「暑い」とか「寒い」と感じて生きてます
が、この「暑い」やら「寒い」という「温度」は、単なる生物指標であって、本当なら
ば存在しないともいえるんです。つまり、我々の周りの空気が、激しく動き回っている
時は「暑い」と感じて、ゆっくり動き回っている時は「寒い」と感じているだけであっ
て、本質は「周りの空気が動き回る速さ」でしかない。風というものが空気と言う集団
の動きならば、その小さな分子の動きが温度と言う正体である。そうすると、わざわざ
「温度」という概念を、勝手に人間が脳の中で登場させた事であって、本当は別の表現
と別の言い方で、必要はなくなってしまうんです。そうするとそれが、「温度」という
のは存在しない、概念の表現であった。という事につながります。それと似たように、
最先端の物理学者の方々のなかには、「この宇宙の もっと根源的な何かの表れを、我々
は時間として感じているのではないか」と考えている人もいるんです。

58 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 19:33:22.24 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・13

 私たちがいるこの世界を、3次元空間と認識しているんですが、そこに時間を含めて
「4次元」とする考え方もありますよね。実際に物理学では、この世界は「4次元」だ
と考えていくと、ひょっとしたら5次元であってその一次元を、見えない、触れない、
感じてない。と言うだけで、死後の霊界みたいな世界と同居してるのかもしれない。と
いう考え方もある。4次元である。としたのはアインシュタインの「相対性理論」の中
には「4次元化」という操作があり、これがもともと3次元でしか定義していなかった
ものを、4次元に拡張し、定義し直すということをやったのだった。それを行うと世界
を表す様々な「数式」がとても綺麗にまとまってアインシュタイン定理。と言われるま
で進んでいく。物理学者は、より美しい数式を正しいと信じるので「やはり時間は空間
の仲間であり、セットで扱うべき数値だ。」という確信に至って4次元世界というわけ
で進んできた。それが100年近く前の話です。つまり、「縦」「横」「高さ」という3つの数値
によって宇宙のあらゆる位置を指定できるように、「時間」という1つの数値を足した
事によって、宇宙の始まりからどれだけ経っているのか。を指定することができまたの
だ。物理学では、それら「空間」と「時間」を合わせて「時空」と呼んでいるわけです
。そして、それは「位置」だけの話ではなく、「動き」も同様に表せます。物体が、縦・
横・高さ、の方向に質量を持ち、そして動いていたら、運動に勢いがあるといえる。と
して計算式を作った。それは「運動量」と呼ばれていますが、もし、物体が縦・横・高
さの方向に静止していても、時間方向には動いている。と考える事が出来るようになっ
たんです。実はこれがこの質量X時間を「エネルギー」と呼ばれているものにしたんで
すけど「物体が持つ、時間方向への動き=エネルギー」という方向性も+に決めちゃっ
たんです。人間の感覚として。ところがこのエントロピーにかかると、異次元の工程で
つまり、考えられない異様な巨大な熱で水が一辺に飛んだり、重力で石が沈んだり整理
される結果が起こる。昔には戻らないまでも 分離整理された近い状態に変わる。

59 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 19:41:33.24 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・14

 例えばここにコーヒーカップがありますが、これが空間を動いていたら勢いがあり、
何かにぶつかると衝撃が生まれます。しかし、止まっていたとしても、この物質(質量
)自体がエネルギーを持っている。従ってこの世界が3次元ではエネルギーを持たず4
次元だとエネルギーがある状態である。今や原子力発電は、この物質を核分裂や核融合
させてエネルギーを取り出す発電方法となっている。ですが、その時に莫大な熱を発生
させて、重さ(質量)がほんのわずかだけなくなる(軽くなる)事を利用して発電とし
ています。つまり、重さがあるだけで、それは莫大なエネルギーを持っている。と言う
事ですよね。私たちは、例えばこのコーヒーを飲んでも、せいぜい 100kcalくらいしか
エネルギーを摂取できませんが、実は地球が消えてしまうくらいのエネルギーを持った
液体を口にしているんです。で消化しても同じ形態で出してるのである。つまり、物質
は、一見止まっていても、そこに「存在」する事=「時間方向に動いている」だけで、
すごいエネルギーを持っている。という事になるのである。それがアインシュタインに
よって「E=mc2」が発見され、世界でも、一番有名な数式が示している事実と認め
れられた。のである。つまり、物質は、空間の中で静止していても時間方向には動いて
いるので、その「動き」がエネルギーになっている。ということである。簡単に言えば
、そういうイメージでこの宇宙が広がっている。同じ宇宙界にいる限り、すべてのもの
が時間方向に、光速で動いている。とも言えるんです。そして、空間を動くと時間方向
への動きが遅くなる。という性質ももって。・・・ここで我々が見てる世界、見えてる
世界は、あくまでも3次元とか4次元の中にある。もう一歩下がって2次元の世界には
、3次元から見たメビウスの輪なるものがある。つまり縦横が決まりねじれていて、高
さの上で見える永遠の世界である。これを踏まえれば縦横高さの立方体であっても、ね
じれた時間軸で繋がっているかもしれない。と想像できる。それが見えるのが5次元と
言う訳であるが、これが皆目見えてこない。

60 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:24:19.85 ID:LsHUr5PYd
  ペンギンの足跡・・・・・・15

 基本、事は静止していれば光の速さで時間方向へ進みます。が、逆に光の速さで空間
を移動すれば、時間は止まるのが計算式で表せられる。この宇宙に存在するものは、す
べて光の速さで動いていて、それが空間方向だろうが時間方向だろうが、合計が光速に
なるという仕組みになっている。これがアインシュタインの等価式です。つまり、逆に
言えば、時間方向に光速で動いている中にいると考えれば、物質が存在しているだけで
も、とてつもないエネルギーを持っていることになり、納得がいきます。我々は普段、
意識してないのですが、想像以上にすごい世界に生きているんですよ。光の速さで時間
方向にタイムトラベルしていて、みんながとてつもないエネルギーを秘めているんです
。最新の研究によると「タイムマシン」実現の 可能性も囁かれている。100年以上 前
の人々は、認識も生活も、みんなが同じ時間「絶対時間」を生きている。と思って暮ら
していました。世界中のあらゆる場所で、地球だけじゃなく太陽でも月でも、つねに、
同じ時間、同じ時を刻んでいると思われていたのであります。というかむしろ現代でも
、ほとんどの人が、時間とはそういったもの、と、そう認識しているし、私も生活実感
レベルではそう思って暮らしている。しかし「相対性理論」によっての、時間の性質は
、ゴムやこんにゃくのように伸びたり、縮んだりできるものだ。とわかりました。みん
なが持っている時計の認識は間違っていて、実際には、同じスピードで進んでいない事
がわかったんです。絶対時間が「相対時間」に変わった。と言う大変な事が明らかに、
なってしまった。この出来事は、世界の捉え方を激変させる 人類史に残る大事件であ
ったのです。まあ現実世界では、原爆開発が進んだぐらいですが、少なくと物理学者や
数理学者にとっては、天地がひっくり返るほど、驚くほどの変化だったのであります。
 もちろん、日常生活の中で相対時間を実体験できる人は皆無ですけどね。でも、実際
にもし、宇宙で1年ぐらい過ごしたら、地球にいる人より0.1秒ぐらい 時計の針が進ん
でいるというのは実験で確かめられているんです。逆に言えば、実感できないだけで、
地球上でもみんなそれぞれ別の速さの時間で生きているということです。ただほんの僅
かですけどね。

61 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:24:45.03 ID:LsHUr5PYd
  ペンギンの足跡・・・・・・16

 最近は、光格子時計という非常に精密な時計が作られていて、東京タワーとかスカイ
ツリーみたいな 高い建造物でも、上のほうと地上とでは 時間の進み方が違うことが
計測できるようになっています。東京大学の、香取先生という研究者のところでは、高
さ1mの差でも、重力の違いによる時間の進み方の違いが計測できて、その研究によっ
ては「1秒」の定義が更新されるかもしれない。などとも言われています。「違う時間
」といえば「タイムマシン」って理論的には可能かと言えば、未来へのタイムトラベラ
ーは起こると考えられます。但し人間ではないですね。というのも「ブラックホール、
さえあれば可能。」と言う結論で、誰もそこには行けませんからね。過去への、タイム
トラベルは「ほぼ不可能だが、理論的には可能ではないか。」と言われています。とい
うのも、重力が強いところでは時間の進み方が遅くなるのですが、ブラックホールくら
い重力が強ければ、時間がほとんど止まってしまう。そのため、ブラックホールの近く
で1ヶ月も過ごせば、宇宙ではもう100万年時間が経っているみたいな 物質環境世界が
起こるんですよ。それがある意味では「未来にタイムトラベルしたこと」に、なるわけ
ですね。つまり、宇宙は未来へのタイムトラベルを禁止してはいない。って事が解って
いるんです。しかしながら、現科学の理論では、過去へのタイムトラベルではそれとは
話がまったく違うくらい難しい。基本的にはほぼ不可能であるようです。ただ、細かい
話はすっ飛ばしても、ワームホールを2つ用意して、それらを光速近くで動かして、そ
こに入ったり、出たり、を繰り返すことが出来れば、「過去へのタイムトラベルは でき
るのではないか。」と著名な物理学者が言っているが、それを実現するには、宇宙規模
のエネルギーや未知の物質が必要で、実用は事実上不可能で。こうした時間に空間を含
めたような、「時空」こそが宇宙の主役なのではないか。と思われたのは最近で当初は
「物質こそが宇宙の主人公であり、時間や場所は舞台に過ぎない。」といったイメージ
が持たれていた科学ですが、相対性理論が出て来て、時間のダイナミズムを知ることに
よって「宇宙の誕生=時空の誕生」と考えられ、物質は時空の副産物に過ぎないとなった。

62 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:27:40.08 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・17

 「国際社会は次のパンデミックに危険なほど無防備だ」と、、国際赤十字・赤新月社
連盟(IFRC)は01月30日に公表した「2022年世界災害報告」の中でこのような警告
を行った。IFRCの事務総長を務めるシャバガン氏は「次のパンデミックはすぐそこに来
ているかもしれない。」と述べ、各国に対し、年内に準備態勢を強化するよう求めてい
る。新型コロナのパンデミックで、世界で 700万人近い命が失われたが、世界保健機関
(WHO)は「1年前に比べ世界的に感染状況が落ち着いてきた。」として1月末から
「緊急事態宣言」の終了に関する議論を、開始している。「新型コロナの猛威からよう
やく解放される。」との、安心感が広がっているのはたしかだが、世界では数年に1回
の割合で新たな感染症が出現しているのが現状だ。直近の例では昨年7月、WHOはM
痘(サル痘)に関して緊急事態宣言を発令している。WTOは02月17日にも、アフリカ
中部で、致死率が高い「マールブルグ病」の感染が拡大していることを受けて緊急会合
を開いた。「次のパンデミックは何か。」との関心が高まりつつある中で、最も懸念さ
れるものが、鳥インフルエンザの世界的な大流行である。現在アメリカでは、昨年以降
の家禽類の殺処分が、5800万羽と過去最悪を記録しており、鳥インフルエンザの世界的
流行は拡大の一途をたどっている。日本でも、鳥インフルエンザに感染した採卵鶏の、
大量殺処分によって、日本でも価格の安定性から「物価の優等生」といわれてきた鶏卵
の卸値が、およそ過去最高値を更新して話題となっている。が、鳥インフルエンザの、
大流行は、この物価高よりも深刻な問題をはらんでいる。アメリカに拡大した鳥インフ
ルエンザの影響や心配は、卵の値段が高騰しているだけに終わらないのだ。気になるの
は「鳥インフルエンザが様々な鳥にうつりやすくなっている」との指摘だ。鹿児島県、
出水市では、今年の鳥インフレエンザで 死亡したとされるツルの数が例年の10倍以上
の、1300羽超に上っている。哺乳類への感染例も報告されている。昨年4月、北海道で
、キタキツネとタヌキの体内からも鳥インフルエンザウイルスが検出されている。

63 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:28:02.06 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・18

WHOが警鐘をならす次のパンデミックが、「鳥インフル」の「このウイルス感染経路
」にひそんでいて、新たな「謎」を呼んでいる。鳥インフルエンザの人への感染は、必
ずしも、大きく心配する必要はない。と言われているが、WHOのテドロス事務局長は
 2月10日「鳥インフルエンザが変異してヒトからヒトに感染する事態となることも想定
しておかなければならない。」と警戒感を強めている。なぜこうした矛盾が産まれてい
るのだろうか。インフルエンザウイルスは、HA(ヘマグルチニン、18種類)とNA(ノイ
ラミダーゼ、11種類)という2つの抗原によって分類されている。世界で感染が拡大し
ている鳥インフルエンザは、先の分類から「H5N1型」である。しかしながら、この
ウイルスは、実は、自然界から「一度は消滅した」と考えられていた、ウイルスだった
のである。なぜ、そんなウイルスがいま大流行しているのだろうか。謎が深まるばかり
である。なぜ今になって「H5N1型」が突然、復活したのだろうか。報道記事「『鳥
インフルに、『人為説が台頭』『WHOが警戒する次のパンデミック』」にその探究が
書かれている。その背景に透けるヤバすぎる「流行の謎」』では、H5N1型の鳥イン
フルエンザの流行の背景にある、ぬぐい難い「疑惑」について詳報する。日本政府は、
コロナウイルスの鎮静化や、変異に、インフルエンザとの併病に非常に心配がある。と
している。またWHOも「次のパンデミック」について最も警戒感している。「鳥イン
フルエンザ」がパンデミックの主たる不安体だと言う。ちょっと探れば、とんでもなく
おかしな事が起こっているからだ。アメリカであっても、家禽類の殺処分が過去最悪を
記録し、日本でも、その流行が広がりを見せている。そうした中で、過去にはヒトへの
感染例も多数報告されているが、現在の流行の背景には、ある「疑惑」が存在している
。というのも、いま大流行している「H5N1型鳥インフルエンザ」は、いったんは、
自然界から消滅した。と考えられていたウイルスであるからだ。

64 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:28:31.69 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・19

 この「鳥インフルエンザが変異してヒトからヒトに感染する事態」となれば、日本政
府の死者想定は「コロナの10倍」と見積もられる。日本では3年ぶりにインフルエンザ
が流行し、全国各地で学級閉鎖などが急増しているが、人に感染するインフルエンザは
H1N1型とH3N2型で、先の「H5N1型」ではない。人にウイルスが感染するた
めには、宿主(人)の受容体(レセプター)と適合する必要があるからだ。H5N1型
インフルエンザでは、鳥のレセプターとは適合できるのだが、人のレセプターとは適合
しずらいとされている。その為ただちに、パンデミックが起きる心配はないが、鳥から
人への感染例は、過去に少なからず発生している。と言われる。H5N1型インフルエ
ンザの人への感染例が、最初に報告されたのは1997年05月の、香港である。18人が感染
し、そのうち6人が死亡した。その後にも、欧州や北米、アフリカなどにも波及してい
る。こうして世界全体の感染者の累計は、868人に上り、そのうち457人が亡くなってい
る。小規模でパンデミックと言うほどではないが。基本的に人に遷り、病人を作り50
%が死に至る事が証明されているのである。政府は、新型コロナのパンデミックに対処
するため「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく措置を講じているが、H5N1
型インフルエンザが、パンデミックを引き起こした場合への備えが この法律が制定さ
れた理由の1つだったのである。新型コロナの登場で注目されることが、ほとんどなく
なったが、つい最近まで「次のパンデミックは鳥インフルエンザ由来だ。」と警戒され
ていたのである。つまり、コロナの台頭は「鳥インフルエンザが変異してヒトからヒト
に感染する事態」の想定から比べれて、肩透かしの、想定外の流行だったのである。

65 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/23(木) 20:30:34.37 ID:eJtuPfCRP
  ペンギンの足跡・・・・・・20

 H5N1型は全身に症状があらわれ、致死性が高いのが特徴だ。病原性が高いまま人
に感染するタイプになる。と仮定して、政府が導き出したH5N1型による死者数は最
大64万人だった(現時点の新型コロナによる死者数の約10倍)。しかし研究者の間では
「H5N1型インフルエンザのパンデミックが発生するのは時間の問題だ」との危機感
が募るばかりだ。2010年半ば頃からH5N1型の流行は急速に衰え、その影はまったく
見えなくなった。自然界から姿を消したかに思われたH5N1型が復活し、以前をはる
かに凌ぐ規模での、大流行しているのが現在の状況だ。その理由は定かではない。が、
「人為的な要因が関係している」のではないかと疑われる要因が幾つか出ててきている
。一つは、新型コロナの起源はいまだに明らかになっていない点だ。「機能獲得実験に
よって誕生した『人工』のウイルスが研究所から漏出した。」との説が、いまだ確実に
否定される状況証拠がなく、中国がとことん調査されてない事で、かえって中国発生説
が、有力になっている。更にウクライナ紛争の起因説である。少なくと真実ではない。
にしろ、ロシアは11の感染研究所を、最初に空爆の標的とし、それが原因となって、
ウクライナ戦争になっている。第三にH5N1型インフルエンザウイルスについても2012年
に「機能獲得実験」が米国で行われていたことが明らかになっており、どこかの研究所
で保管されていた人工のウイルスが、外部に流出し、大流行につながった可能性は排除
できない。という事になる。いずれにせよ、流行すればするほど、脅威となる変異型が
出現する確率は高くなる。だとすれば、今年秋に設立が予定されている 政府の感染症
対策の司令塔(内閣感染症危機管理統括庁)の喫緊の課題は、H5N1型インフルエンザに
関する危機管理なのではないだろうか。新型コロナが収束しつつあるからと言っても、
けっして「喉元過ぎれば暑さを忘れる」となってはならないのだ。更にぬぐい切れない
「人工ウイルス流出説」をまずちゃんと明らかにすべきである。

66 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/27(月) 19:58:04.19 ID:0wD4P8d3C
  ペンギンの足跡・・・・・・21

 人間の体は、約 270種類、37兆個ともいわれる細胞からできていると言われています
。そして、それぞれの特殊化した細胞が、高度な生命現象を分担して生きているのであ
る。そこには、原始的な細胞集団から、個々の細胞が徐々に特殊化して、機能分担を行
う高度な物まで働くようになって完成した「人体」が存在し、自然界に君臨する。自然
界には、私達のような多細胞生物の起源であったと考えられている細菌やウイルスが豊
富に存在し、我々は今だ1%も知らないものだ。と予想されている。このさまざまな、
研究によって、こうした 種々の細胞がもつ情報からの、私達の多細胞生物が、単細胞
の生物から進化してきた歴史が、少しだけ見えてきたのが 最新のDNA科学の進歩で
ある。また、特殊化した細胞達でも、体内のあらゆる情報を持っていることが、近頃で
は明らかになって来た。そうした情報を利用することで、複製、すなわちクローンや、
万能細胞への道筋が示されてきている。こうしたさまざまな可能性を秘めた「細胞」に
ついて、少し考えてみたい。と思っている。長い間、特にガンで死んだ立花氏などは、
生命とは何か、死後の世界はあるのかを問いかけて、世界を回って死んでいっている。
「生命とは何か?」というのは、生物学における 根本的な問いの様でもあるが、実は
ありふれた問いでもあるのに、これがなかなか一筋縄では、科学的にも精神論でも哲学
的であっても、答えられないのである。つまり、地球上のあらゆる生命体が備える共通
の性質を指摘することは、比較的たやすい事だが、逆に、すべての生命体にとっての、
それららしい事の性質を備えていることが、本当に必須なのかどうか(生命の必要条件
)はわからないままなのだ。生命も生命体も生物も、現実には 違う物を指すのだが、
日本語的には石すらにも生命が宿ると信じている。これが妙に当っていて、今や無機物
から有機体を作り、有機体の作用での生命体の維持が解明もされてきているのである。

67 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/27(月) 19:58:32.61 ID:0wD4P8d3C
  ペンギンの足跡・・・・・・22

 生物で言う生命は、一つには、私達が皆が知っている生命はすべて地球上のもので、
もとは共通の祖先から生まれてきた(進化してきた)もの。としか考えられないのであ
って、生命の他の形を想像しにくい現状があるからである。一方、この地球上の生命で
さえも、ほとんどすべての場合に、例外というものが存在し、物理学の法則のようには
クリアに言い切りにくい境目の生命体がいる。と言う現実にも直視するという問題も、
そこにはある。生命がもつこの融通無碍(むげ)な性質は、どこか生命現象の本質と通
じているようにも思われる。ともあれ、私達が知る生命は、すべて細胞というものから
でき、息をしている。生命の単位が細胞であることを実感しやすいのは、私達のような
多細胞生物を見たときであろう。細胞は、英語でセル(cell)という、これは、小さい
部屋という意味である。すなわち、細胞は、通常、光学顕微鏡で確認できる程度の大き
さの、膜で包まれた区画ともいうべき部屋を持つもので、中には生命維持に必要ないろ
いろな物質が存在している形を取っている。細胞が生命の単位であると言われる大きな
理由として、私達の体があまねく細胞からできていることがあげられる。たとえば、脳
や血管、筋肉、各種の臓器、などはいろいろな細胞からできているし、血液やリンパ液
には白血球やリンパ球などの細胞が含まれている。光を通す眼の水晶体や角膜も透明な
細胞からできているし、体毛や爪は、それらの根元の細胞が絶えず作り続けている。骨
や歯の中にも、生きた細胞が埋め込まれており、その生育のために、内部には細胞で、
できた毛細血管が張り巡らされている。つまり何処をどうとっても細胞だらけで生きて
いて、その細胞の更新「新陳代謝」をして生命現象の維持をしているのが特徴なのだ。

68 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/28(火) 13:24:35.93 ID:+6SsEyJn1
 ニュース・ニュース

 ヴェンデルシュタイン7-Xは超高温のプラズマを閉じ込める「磁場閉じ込め方式」
と呼ばれる手法の実験を可能とする核融合炉です。2015年10月に完成して以来、これま
でに数多くの実験が行われてきた。 この核融合炉は、2022年の夏に3年間の改良工事が
終了して、壁面冷却装置と加熱装置が見直された結果、従来の2倍の電力をプラズマの
生成のために供給できるようになりました。 改良されたヴェンデルシュタイン7-Xで
、新たにプラズマを生成・維持する実験が行われたところ、平均加熱電力「2.7メガワ
ット」、エネルギー回転率「1.3ギガジュール」で、8分間の放電に成功したとのこと
です。実験の様子を赤外線カメラで撮影した様子が、YouTubeに公開されて見れます。
Wendelstein 7-X: 8 min Plasma with 1.3 GJ Energy Turnover (IR video) -
エネルギー回転率は、熱量に放電の持続時間をかけたものと定義されています。大きな
エネルギーを連続的にプラズマに結合させ、その結果生じる熱を除去することができれ
ば、初めて核融合プラズマを用いた発電所の運転が可能になる。今回記録した1.3ギガ
ジュールという数値は、ヴェンデルシュタイン7-Xが記録したエネルギー回転率として
は過去最高の数値であり、他の核融合実験炉で記録された数値としても、世界最高値の
一つです。改良前のヴェンデルシュタイン7-Xの加熱電力ははるかに低く、エネルギー
回転率も最大75メガジュールで、最大100秒ほどの放電しか実現することができません
でした。ヴェンデルシュタイン7-Xを管轄するマックス・プランク研究所トーマス・ク
リンガー教授は「私たちは現在、より高いエネルギー値への道を探っています。その際
、施設に過負荷をかけて損傷させないよう、一歩一歩進めていかなければなりません」
と述べました。研究者らは数年以内にヴェンデルシュタイン7-Xのエネルギー回転率を
18ギガジュールまで上げ、30分間プラズマを安定させる計画を打ち立てています。

69 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/28(火) 13:25:06.83 ID:+6SsEyJn1
 ニュース・ニュース2


 ミクロの世界を正しく説明するうえで欠かせない量子力学に、「量子もつれ」と呼ば
れる現象がある。量子もつれとは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、粒子
のスピン、運動量などの状態をまるで「コインの裏表」のように共有する運命共同体の
ような状態を指す。例えば、一方の粒子を観測したとき、このスピンが上向きであれば
、もう一方は、瞬時に必ず下向きになる。このような量子もつれにある2粒子間の状態
は、どれほどの距離が離れ、たとえ銀河の端から端という途方もない隔たりがあろうが
、維持される。という現象だ。この同期の速度が光の速度を超えるという、まるで空間
など存在していないかのような非局所性から、偉大な物理学者アルバート・アインシュ
タインが、かつて「不気味な遠隔作用」と呼んだ。そんな量子もつれの状態を画像に収
めることに、このほど英国のグラスゴー大学の研究チームが成功した。この量子もつれ
の状態にある光子の様子を捉え、オープンアクセスの科学学術誌『Science Advances』
で画像を公開した。これは、量子もつれの判断基準とされる「ベルの不等式」の破れを
もとに、量子もつれを実験的に可視化する技術で、もつれ状態にある粒子ペアがひとつ
の画像に収められたのは 今回が初めてだという。かくして「量子もつれ」の状態が画
像に記録されたにである。このマクロの世界における物質の状態は、観測者が、いるか
どうかに関わらず、すでに決定している。対して、ミクロの世界では、量子が実際に、
どのような状態にあるのかは、何かに“観測される”まで不確定だと考えられている。
これまで量子もつれ現象は、実験的には立証されていたものの、「観測されるまで状態
が決定されない量子もつれ。」を、いかに画像に収めるのかという実験的セットアップ
を考案するのは至難の業だったのであった。

70 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 16:11:12.54 ID:bHGJ/zicc
 ニュース・ニュース3

 今回の実験では量子もつれ状態を確認するため、「ベルの不等式」と呼ばれる式が、
使用されている。「ベルの不等式」は、古典的に説明できる粒子の相関関係の上限を示
した数式で、これによって実験が「量子的」なものなのか「古典的」に説明できるもの
なのかを区別できる方程式とされた。「ベルの不等式」の上限が破られると、実際に2
つの粒子が量子もつれの状態にあることが示される。研究チームは、自発的パラメトリ
ック下方変換(SPDC)と呼ばれる手法を用いて、量子もつれ状態をつくりだしたという
。研究チームは、自発的パラメトリック下方変換(SPDC)と呼ばれる手法によってまず
、光子を もつれ状態にした。次に、ビームスプリッターによって光子対を2つに分割
する。光子1の通路には通過の際にランダムに位相が決定フィルター(0°、45°、90°
、135°)を設置してあり、光子2は フィルターを通過せずにまっすぐに進む。研究チ
ームは、光子1と、もつれた光子2の両方を同じタイミングで捉えたときにのみ検出で
きる超高感度カメラを設置し、これらの可視記録を作成した。4つの異なる位相におい
て見られる量子のもつれ画像は、実に4万フレームを組み合わせたものの結果だった。
光子ペアはフィルターを通る前に、分割されているにもかかわらず、両方がフィルター
の位相と同じ相転移をしているのが見てとれる。つまり、光子1が位相フィルターを、
通過した瞬間、対になる光子2の状態が決定されたことになる。研究チームは、これら
の位相データを「ベルの不等式」でテストしたところ、2つの光子がほかでもない「量
子もつれ」状態にあったと報告している。「わたしたちが捉えた画像は、自然の基本的
性質をエレガントに表現したものです。しかも、それを画像として初めて見ることがで
きたのです。」と、論文の筆頭著者であるポール=アントイン・モロー博士は語ってい
る。

71 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 16:11:46.06 ID:bHGJ/zicc
 ニュース・ニュース4

 ところが、である。偉大な物理学者アルバート・アインシュタインが、かつて「不気
味な遠隔作用」と呼んだ。この量子の性格は、恐らく人知の及ばぬ作用をもたらした。
と考えられる。では量子とは何かと言う事である。文部科学省ではこう説明してるのだ
。「量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位
のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っている さらに小さな
電子・中性子・陽子といったものが、代表選手です。光を粒子としてみたときの光子や
ニュートリノやクォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれます。量子の世
界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小
さな世界です。このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(
ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従
っています。また近年は、そんな不思議な量子特有の性質を、コンピュータやセンサー
、通信技術等に活用する「量子技術」も急速に発展しています。」と。量子は、物理学
において用いられる、様々な物理現象における物理量の最小単位である。主に巨視的な
物理を取り扱う古典力学では、物理量は実数で表される連続量だが、量子力学では、量
子を数え上げたものとして扱われ、例えば、電気量は、電気素量の整数倍の値となる。
としている。我々は、重い原子であるウランやプルトニウムの原子核分裂反応を利用す
る核分裂炉において原子力発電を行っている。対して、軽い原子である水素やヘリウム
による核融合反応を利用してエネルギーを発生させる装置が核融合炉である。2021年の
現在、2025年の運転開始を目指し、日本を含む各国が協力して国際熱核融合実験炉ITER
のフランスでの建設に向けて関連技術の開発が進められている。ITERのように、核融合
技術研究の主流のトカマク型の反応炉は、高温を利用したものであるので特に熱核融合
炉とも呼ばれることがある。

72 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 16:12:13.55 ID:bHGJ/zicc
 ニュース・ニュース5

 ITER(イーター)、国際熱核融合実験炉とも呼ばれてきた国際プロジェクトだ。
冷戦末期に米ソが協力して核融合を実現しようと合意したのが発端で、2007年に、
世界各国によるITER協定が発効して計画がスタートしました。そして、7月末にフ
ランス南部での核融合炉の組み立てが始まり、2025年に運転開始をめざしている。
しかし、2025年に核融合が「実用化」するわけではありません。ITERは、まだ
「実験炉」で、連続して核融合反応を行うのは約400秒、わずか数分間で実際の発電
などは行わない。ITERは、燃料の水素の原子核を超高温にしてぶつけることでの、
効率よく安定して核融合反応を起こす技術を蓄積するのが目的である。その上で今世紀
中に、発電も行う「原型炉」を建設して、そこで商業的にペイするかなど実用化の判断
をするつもりである。ですから、もし核融合が実用化され、私たちの暮らしや社会を支
えるエネルギーとして普及するのは、早く今世紀末ぐらいになる。太陽をはじめとする
恒星が輝きを放っているのは、全て核融合反応により発生する熱エネルギーによるもの
とされている。このため核融合炉は「人工太陽」「地上の太陽」に喩えられている。太
陽の場合は1600万℃・2400億気圧という高温高気圧の状態で核融合反応が発生して輝い
ている。地球上で核融合反応を発生させるためには、人工的に極めて高温か、あるいは
極めて高圧の環境を作り出す必要がある。核融合反応の過程で高速中性子をはじめ様々
な高エネルギー粒子の放射が発生する。その影響を最小限に留める必要があるのだ。そ
ういった安全に反応継続する技術、プラズマの安定的なコントロールの技術、超伝導の
電磁石の技術、遠隔操作保守技術、リチウムや重水素、三重水素を扱う技術、プラズマ
加熱技術、これらを支える材料や部品、支えるコンピュータ・シミュレーション技術、
などが必要とされ、現在開発が進められている。

73 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:19:55.90 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース6

 おわかりだろうか。量子というのは、実は現在では、最小粒子、素粒子全般をいうの
であって、我々が原子や原子核を構成する粒子の総括的呼び名なのである。更に意外な
事は、この基本の素粒子の振舞いには、不可解な謎があり、ニュートン力学を進めて、
エネルギーと質量を解き明かした方程式にもそぐわない動きがあって、偉大な物理学者
アルバート・アインシュタインすらも、「不気味な遠隔作用」と呼んだ行動があるのだ
。従って量子力学と言う更なる最先端科学の分野が産まれているのである。この量子の
性格は、恐らく人知の及ばぬ作用をもたらしているのであろう。ここで我々の知らない
と言うよりは知り得ない「原子」と「エネルギー」があると考えられる。ここで宇宙の
ニュースが入る。今日未明、27日3時40分(世界時26日18時40分)頃に太陽風の急な強ま
りが到来して、DSCOVR衛星の観測では、磁場強度は10nTから20nTへ、速度は470km/秒か
ら550km/秒へそれぞれ上昇した。茨城県石岡市にある気象庁地磁気観測所の磁場データ
では、27日4時25分(世界時26日19時25分)頃に磁場の急な強まりが観測されています。
太陽風の乱れが地球に達して、磁気圏を圧縮したことによる変化です。一昨日の朝25日
5時(世界時24日20時)に発生したM3.7の中規模フレアに関係するCME(コロナ質量放出)
による乱れが到来したのだと考えられます。発生からちょうど2日で地球へやって来ま
した。太陽風磁場の南北成分は、変化の到来以降、南寄りの変化が続いていて、特に、
到来直後は、-17nTに達する強い南向きが発生しています。速度の高まりもあって磁気
圏の活動は強まり、AE指数は1300nTに達する大規模な変化が発生しています。という。

74 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:20:23.72 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース7

 その後、太陽風の速度は650〜700km/秒まで高まりますが、磁場強度は10nTくらいに
下がっています。磁場の南北成分は南寄りの変化が続いていますが、振れ幅はやや小さ
くなり、AE指数の変化も800nTと中規模くらいになっています。Dst指数の 速報値は、
-81nT の変化になっていいくのだ。今のところ中規模くらいの、磁気嵐になっている。
また、GOES衛星の磁場データを見ると、赤線(GOES-16)と青線(GOES-18)が、太陽風の強
まりの到来によって同時に強まっていますが、その後、青線だけがマイナス方向(南向き
)に変化しています。この頃、GOES-18は昼の12時付近にあったため、太陽風の乱れによ
って小さくなった地球の磁気圏の外に出てしまい、南向きになっていた太陽風磁場の中
に入ってしまった。のです。その後、磁場はプラス方向(北向き)に切り替わっていて、
衛星は磁気圏の磁場の領域に戻っています。この後、太陽風、磁気圏の乱れはどの様に
推移するでしょうか。オーロラのライブカメラなども含めて注目して下さい。また昨日
の朝に発生したM6.3 の中規模フレアによるCMEも現在地球に向かっています。明日の朝
にかけて、次の乱れの到来に注目して下さい。変化は次の乱れの方がより大きいのでは
ないかと、心配されている。M6.3以降、太陽は穏やかになっていて、X線グラフでは、
3235黒点群で発生したC5.5の小規模フレアが目立っている程度です。地上の磁場観測で
は、27日4時25分(世界時26日19時25分)頃に急な強まりが発生しています。(c) 気象庁
地磁気観測所。ここで少しアニメの逆行時間単位を説明しよう。我々が日々動いている
時間と言う列車は、映画のフイルムのコマ割りの様に、マルチタスクのパワレルワール
ドの世界と言うのが大方の設定である。

75 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:20:47.67 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース8

 パラレルワールドとは、時空世界は分岐していてそれぞれ独立してちゃんと動いてい
る。つまり並行して存在する別の世界(時空)が成り立っている。と言う話である。「
並行世界」「並行宇宙」「並行時空」とも称される。 勿論アニメであるところの設定な
だけであるから理論や研究成果はない。しかし、今の情報パソコンの情報画面と同じに
右では正時間そして左では逆時間が進行していて、我々はどっちかしか見れない生きれ
ない知れない世界にいる。と考えれば、素直に納得できるのではないだろうか。スマホ
であれ、パソコンであれ、SNSやニュースは、受け手や発信者関係なく各個で進んで
いく。従ってUFOが現れたとなると、瞬ちのうちに、昔の映像・偽の映像・解決済み
の偽造映像と氾濫し正確な情報には、なかなか辿りつけない。が、この世界観は画面を
自分達の現実世界とすれば、右クリックするか、左クリックするかは自由であって、ま
るでチャンネルを変える様にそこには存在する。こうなると、物理学のシュレディンガ
ーの猫であり、確率論となる。「今」と言うボタンを押せば、どちらの方向の現実でも
見えるのである。つまりフィルムのコマは常に「今」は映し出されいるので、「現実」
であるが、汽車が向うに行くか、こっちに行くか、あっちに行くか、止まったままか、
は、貴方の選ぶフイルム次第と言う訳である。そしてこれは「異世界(異界)」「魔界
」「四次元世界」などとは違って、パラレルワールドでは、我々の宇宙と同一の次元を
持つ形なのだ。これはSFの世界の中だけに存在するのではなく、理論物理学の世界で
もその存在の可能性について語られている。パラレルワールドを主題とした論文につい
ては、あるのはあるのだ。

76 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:21:17.61 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース9

 この逆行時間が、事象合わせを行った。と仮定すれば、2月6日にトルコ南部で起きた
大地震が27日で発生し、地球がより丸くなって、水の都のベネチアが干上がったのも、
理解できる。そんな馬鹿な。と思われるかもしれない。しかしして、鯨が川面を登り、
イワシが浜に上がり、急激な冷気が宇宙を覆い、地磁気を揺らして、隕石さえも近づく
。これを説明する物が見当たらない。仮に、核分裂反応炉での、エネルギー利用や現行
時間軸での地球温暖化なら、核融合炉ではエネルギーは出なく吸着し、地球冷気化を、
起したとしても、パラレルワールドの逆行時間説を取り上げられたら、全くおかしくは
ない。こうした考え方は、実は中世時代から、つまり不思議の国のアリスの時代からも
、時々理論として噴出してくるものだ。日本人には馴染みはないが、欧州社会では、あ
りふれた一つの予言的明示とされる。じつは、、相対性理論で有名なアインシュタイン
でありますが、彼のノーベル物理学賞受賞の理由は、相対性理論ではありませんでした
。アインシュタインは戦前の、1922年の11月から12月にかけて、出版社の改造社に招聘
されて来日している。当時43歳、日本の地で、方々で講演をした。すでに世界的有名人
だったのである。アインシュタインは、日本でも熱烈に歓迎され、その講演に「多くの
人が酔いしれた。」と当時の新聞が伝えています。彼の独特な風貌をひと目拝みたい、
内容は理解できないが声を聞きたい、と講演会に詰めかけた人々は、数時間に及ぶ難解
な話にも、途中で席を立つことはなかったそうです。アインシュタインがどこを観光し
、何を食べ、何を話したかも逐一報道され、日本中にフィーバーが起きた。

77 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:21:42.81 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース10

 この時の評価は、「光電効果」であったのだ。この来日の船旅の途中で、アインシュ
タインはノーベル賞受賞の知らせをうけた。前年度(1921年度)のノーベル物理学賞の
受賞者が「対象者なし」とされていたのが、1年さかのぼる形で、発表されたもので、
贈賞理由は「理論物理への貢献、とくに光電効果の法則の発見に対して」とされていた
のでした。「光電効果」とは、金属に光が当たると電子が飛び出す現象です。金属に光
を当てたときに、当てる光の波長が長いと(赤っぽいと)どんなに光が強くても電子が
飛び出さず、逆に波長が短いと(青っぽいと)どんなに光が弱くても電子が飛び出す。
このことが知られていて、なぜそうなるのかが謎でした。代わりに赤い光で熱を持ち、
青い光では熱を持たない。そこでアインシュタインは、光が波としての性質だけではな
く、エネルギーに着目し、粒子としての性質も持てば、この現象が説明できる。とする
理論をうちたてて1905年に発表したのです。この理論は、のちに、ミクロな世界を明ら
かにする「量子力学」に発展した。こうして贈賞で、彼の名前を不動のものとした。そ
の上で相対性理論であり、この頃はまだ選考委員会が相対性理論の価値を見定めるのに
慎重だった。とされています。実験で実証されることがノーベル物理学賞では大前提と
なっていますが、水星の近日点移動については、他の理論でも説明できるという誤った
主張があり、皆既日食での光線の曲がりに対しても、赤方偏移が確認されていないなど
の批判があった。、といわれています。しかし、翌年7月にスウェーデンで開かれた、
ノーベル賞受賞講演では、アインシュタインは、光電効果については一言も触れずに、
相対性理論の話の講演をしている。ちなみに、同じ年に発表された1922年度のノーベル
物理学賞は、「原子の構造と 原子から放出される放射の解明」の業績で、ボーアに、
贈賞された。アインシュタインとボーアは、その後に完成する量子力学の解釈を巡って
、物理学史に残る大論争を展開している事になった。

78 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 10:22:06.03 ID:Z7PteR4lM
 ニュース・ニュース11

一般相対性理論の、研究に登場する概念では、時空に「裸の特異点」が自然に発生する
ことはないだろう、というロジャー・ペンローズが提唱した予言が、宇宙検閲官仮説(
うちゅうけんえつかんかせつ)である。アインシュタインの方程式の解に、特異点定理
によって、一般に特異点が生じることが知られる。特異点は事象の地平面の内側にある
ので、外側の世界とは隔離され、物理法則を考える上では問題がない。しかし、電荷を
持つブラックホール解や、ワイル解やトミマツ・サトウ解などで事象の地平面で囲まれ
ない特異点が存在することが知られ、「裸の特異点」と呼ばれる。裸の特異点が自然界
に存在すると、特異点より過去の事象は物理法則で予測不可能になる。そこで、特異点
から先の法則は、あたかも何者かが検閲して禁ずるがごとく、何らかの物理法則で禁止
される。という仮説が立てられた。1969年にロジャー・ペンローズが提唱した時点は、
明確なステートメントとして与えたものではなかった。むしろ、このステートメントは
何かを探すのが研究目的だった。しかし、大いに論争が起こって「宇宙にはビッグバン
の初期特異点以外の特異点は存在しない」とする仮説。と、『強い宇宙検閲官仮説 』
「時空に存在・形成するいかなる特異点も 事象の地平面に隠されてしまう。」とする
仮説。で分かれ論争となった。宇宙検閲官仮説を認めるならば、ブラックホールは唯一
性定理とブラックホール脱毛定理で、自然界に存在する「定常ブラックホール」は、カ
ー・ニューマン解に限られた。2016になって年、コンピューターシミュレーションでは
、5次元の場合に平坦な時空でも 環状ブラックホールに摂動を加えると裸の特異点が
生じることが示された。これは、高次元での宇宙では弱い宇宙検閲官仮説が破れている
ことを意味している。

79 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 01:23:59.34 ID:4b2f3nbYu
  ペンギンの足跡・・・・・・22

 生物で言う生命は、一つには、私達が皆が知っている生命はすべて地球上のもので、
もとは共通の祖先から生まれてきた(進化してきた)もの。としか考えられないのであ
って、生命の他の形を想像しにくい現状があるからである。一方、この地球上の生命で
さえも、ほとんどすべての場合に、例外というものが存在し、物理学の法則のようには
クリアに言い切りにくい境目の生命体がいる。と言う現実にも直視するという問題も、
そこにはある。生命がもつこの融通無碍(むげ)な性質は、どこか生命現象の本質と通
じているようにも思われる。ともあれ、私達が知る生命は、すべて細胞というものから
でき、息をしている。生命の単位が細胞であることを実感しやすいのは、私達のような
多細胞生物を見たときであろう。細胞は、英語でセル(cell)という、これは、小さい
部屋という意味である。すなわち、細胞は、通常、光学顕微鏡で確認できる程度の大き
さの、膜で包まれた区画ともいうべき部屋を持つもので、中には生命維持に必要ないろ
いろな物質が存在している形を取っている。細胞が生命の単位であると言われる大きな
理由として、私達の体があまねく細胞からできていることがあげられる。たとえば、脳
や血管、筋肉、各種の臓器、などはいろいろな細胞からできているし、血液やリンパ液
には白血球やリンパ球などの細胞が含まれている。光を通す眼の水晶体や角膜も透明な
細胞からできているし、体毛や爪は、それらの根元の細胞が絶えず作り続けている。骨
や歯の中にも、生きた細胞が埋め込まれており、その生育のために、内部には細胞で、
できた毛細血管が張り巡らされている。つまり何処をどうとっても細胞だらけで生きて
いて、その細胞の更新「新陳代謝」をして生命現象の維持をしているのが特徴なのだ。

80 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 01:24:28.75 ID:4b2f3nbYu
  ペンギンの足跡・・・・・・23

 骨中には、絶えず新しく骨を作り続ける骨芽細胞が存在するのと同時に、骨を溶かし
て、血管を通すなどの骨の再形成を行う破骨細胞という細胞もあり、両者のバランスが
悪くなると、骨粗鬆症とよばれる病気になったりする。骨に限らず、私達の体は絶えず
更新され続けており、その中でバランスがとられているのが新陳代謝である。この点は
、ロボットなどと比べて大きく異なる生命現象の著しい特徴であると言えるだろう。私
たちはどこから来たのか――ヒトの細胞の起源や、私達の体が何種類の細胞からできて
いるのかは、難しく険しい未知の問題である。というのは、ここで細胞の種類を、どの
ように定義すべきなのかが、いまだ自明ではないからである。ずっと以前は、顕微鏡で
見て、同じに見える細胞は同じ種類としていたが、徐々に遺伝子に基づく定義に移行し
てきている。つまりこの事は、これこれの遺伝子とこれこれの遺伝子がこの種類の細胞
で特徴的に使われているということをもって、その細胞の種類を、新たに定義しようと
いうものである。しかしながら、一つ一つの細胞において、どのような遺伝子が使われ
ているかを調べられるようになってきたのは、ごく最近のことで、似ていて非なるもの
があるのがやっとわかって来たのである。一説によれば、私たちの体は およそ270種類
の細胞が全部で37兆個くらい集まってできている。と言われている。要するに、私達の
体は、非常に多くの特殊化した細胞が寄り集まってできており、それぞれの特殊化した
細胞が、高度な生命現象を分担している。しかし、いくら特殊化しているといっても、
それぞれはまぎれもなく細胞なのであって、その中で行われている生命維持のための営
みは、大腸菌などの単細胞生物のそれとだいたい同じなのであるのだ。ここに新たな謎
があるのだ。大腸菌と私達は同一なのか?と言う謎だ。

81 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 01:24:58.56 ID:4b2f3nbYu
  ペンギンの足跡・・・・・・24

 かつて、単細胞生物であった私達の祖先達は、最初にいくつかが寄り集まっての存在
すると言う価値と生命を得た。こうすることで、互いに栄養素を分け合うなど、何らか
の共有共存の共栄共済メリットを享受した事であろう。現在でも、ボルボックスなどの
藻類の一部が、ほとんど分化しないまま寄り集まったような多細胞体制を維持しており
、群体とよばれる。このような原始的な細胞集団から、個々の細胞が徐々に特殊化して
、機能分担を行うようになった今でも、虫や植物において共有共存の共栄共済メリット
の甘受は生存に欠かせない生態系を持って繋げている。これが、現代の私達のような、
多細胞生物の起源であった。と考えられてもいる(「群体から多細胞生物へ」参照)。
一方で、よく知られているように、私達の体は元々1個の受精卵からできたものである
のが人類の身体であることも最近の常識である。母親の胎内で、受精卵が、因数分裂を
開始したものを胚とよぶ。が、最初は胚の構成細胞の形は生物では殆ど同じで、どれも
同じような性質をもっている。しかしながら、分裂を重ねるにつれて、まず胚体外組織
という、胚を将来包み込んでその生育を維持する働きをする細胞ができると、次には胚
本体の中で、将来の、頭になる部分や、その反対の尻になる部分など、体を構成するだ
ろう軸細胞の方向性が決まっていく。こうした進歩につれ、軸に対して、それぞれの、
配置やその位置にある細胞の性質が、独自性をもち、種類分類された親型の形成状態に
変わっていくようになる。ヒトの発生過程でも同じだ。これは、最初は、どんな細胞に
でもなる能力のあった細胞が、それぞれその運命を決定していく過程であり、細胞分化
(あるいは単に分化)という。こうして それぞれの細胞が運命を決定していく過程に
はいって分化進化進展を遂げる。また、受精卵から成体(成熟した個体)に至るまでの
体づくりの過程を「発生」とよび、この「発生」の過程は受精卵の中に 既にプログラ
ムされているので、その過程は基本的にどの個体でも同じはずである。

82 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 01:26:26.52 ID:4b2f3nbYu
  ペンギンの足跡・・・・・・25

 実際にも、いくつかの小さくて観察しやすい生物の中で、たとえば、体全体が約1000
個の細胞からできている線虫などでは、研究者が根気よく発生の過程を 顕微鏡で追跡
した結果、全細胞の運命決定の道筋が記録されている。分化した体細胞は、生殖細胞に
戻れるか?と言う疑問に、前述したように私たちの体は、1個の受精卵が、分裂しての
できたものである。情報というものが、成長の途中で勝手に生成したり、異常化しない
限り、受精卵が体内のあらゆる細胞の情報をもっていることは明らかであるのだが、戻
る事はない。では、分化して、徐々に機能的に特殊化していった細胞の体細胞組織(生
殖細胞以外の細胞のこと)ならは、どうだろうか。分化していく過程で 不要になった
情報は捨てられていくのだろうか?この問いは、分化した細胞をもとの未分化状態に戻
すこと(脱分化という)は、可能かという問題とほぼ等価であるが、その問いに対する
答えはイエスで、分化した細胞は脱分化させることができるのである。即ち初期化であ
る。特に植物においては、この脱分化は比較的容易であり、任意の体細胞のみを分離し
、植物ホルモンや培地などの条件を適切に設定すれば、カルスという未分化細胞の塊を
つくることができ、そこからまた植物全体を再生できることが、1930年代から知られて
いたのだ。これが初期のクローン植物の作製であった。このことは、分化してできた一
つ一つの体細胞も、もとの受精卵と同じように体全体の情報を保持していることを意味
するのである。なお、このようにしてできた新しい個体は、もとの細胞を採取した個体
と遺伝的にはまったく同じコピーであり、今やクローン生物とよばれる地位を得たよう
である。一方で、植物とは異なり、動物ではクローンづくりは難しく、特に哺乳類では
なかなか成功していなかった。だが、永らくクローン人間はSF小説や映画の題材であっ
たが、分化した体細胞の核を、未受精卵の核と入れ替える核移植という方法を使って、
ようやく実現された(「クローン動物の作製」)。つまりここで技術的には可能なクロ
ーン人間が策定できたのである。

83 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 01:26:56.33 ID:4b2f3nbYu
  ペンギンの足跡・・・・・・26

 こうして特に1997年に発表されたクローン羊は世界的なニュースになり話題にもなっ
た。さらに、分化した体細胞が、4種類の遺伝子を導入することで、細胞を初期化(リ
プログラミング)して、もとの受精卵のような分化万能性という、ほとんどどんな細胞
にも分化する能力を回復させることが発見されて、2006年、山中伸弥らが成功したこと
は、殆どの皆さんがご存知だろう。山中氏は2012年、核移植に於いて、カエル細胞など
の初期化を実現したガードンと共に、ノーベル賞を受賞した。繰り返しになるが、受精
卵は、成熟個体の全細胞種の情報をもっているが、逆に成熟個体における個々の体細胞
も基本的には受精卵と同じ情報をもっている。という事になる。動物の、特に哺乳類の
場合は、情報そのものは、分化によって失われはしないものの、不要な情報が読み取ら
れにくくなるような変化が起こっている。このことが想像され始めて、逆進性も近頃は
研究が盛んだ。そして、核移植の実験から推定できるように、その情報は核の中にあり
、未受精卵の核に入れると、その変化を取り除くことができるらしいことも解ってきた
。さらにはその変化には、いくつかの遺伝子の働きが関与しているらしい。ということ
にもなる。私達の一生のうちで、おそらく(大掛かりな)脱分化は起こることはないだ
ろう。が、私達のすべての体細胞が、受精卵と同じ情報を保持しているのは無駄なよう
にも思える。これはまさしく、私達、多細胞生物が単細胞生物から進化してきた歴史的
事情を反映しているのであろう。と想像される。では、小さな部屋「細胞(cell)」は
、その情報をどのように保持しているのだろうか。そして、その情報は、どのように、
複製され、受け継がれていくのか。「新しいゲノムの教科書― DNAから探る最新・生命
科学入門」では、その点も中心に見ても記述されている。DNA に基づく生命科学の大枠
を、DNAに書かれた生命情報という観点から「進化の歴史的事情」をも解説されている。

84 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/08(水) 21:32:17.22 ID:L0/l8ogdJ
  ペンギンの足跡・・・・・・27

 2月というのに、今年は例年になく寒い。気象衛星画像では済州(チェジュ)島の南に
「カルマン渦」といわれる渦状の雲が連なっているのが見られます。きょう25日、日本
付近は冬型の気圧配置となっており、寒気が流れ込んでいます。済州島付近にも北より
の冷たい風が吹き込んだことで、出現したと考えられます。流れの中に置かれた物体の
風下方向には、「カルマン渦」と言われる不思議な渦巻きができることがある。このよ
うな渦巻きは、雲でも見られることがあり、地形や気象の要因が重なると、二列の渦を
巻いたような形の雲が、規則正しく並んだ様子がみられる。カルマン渦は、冬型の気圧
配置になった時に、済州(チェジュ)島などの風下で、これまでも、しばしば現れている
。また、日本付近では、屋久島、利尻島などの風下で、多くみられます。この為か日本
近海では、異常な魚が凍り付いて浜に打ち上げれた。北海道・秋田・新潟・鳥取と大量
のサバが凍り付いて浜にうちあがった。更に富山のホタルイカ漁が定置網をたぐり寄せ
ると、青白く光る幻想的なホタルイカ…ではなく、突然の、大量の「マイカ」とも言わ
れる「スルメイカ」が獲れている。スルメイカはホタルイカを食べることで、エサを求
めて大量に集まったのかとも言われるホタルイカの初日の水揚げはわずか59匹と、不漁
だ。2007年の9匹は上回ったものの、過去10年で最少。浜値も500グラムで 1万1000円の
高値となり、1匹200円計算。実は去年の解禁日には大量のイワシがかかり、ホタルイカ
の水揚げが少なかったのですが、ことしは大量のスルメイカ。しかし、安いイワシの大
量よりは、ましだと話す。去年はイワシに悩まされ、今年はスルメイカに悩ませられた
が、まあ、獲れないよりは代用品が獲れたがいい。と話している。クジラもまたイワシ
クジラが河口にきた。ボラもまた京浜・関東地方に大量発生となっている。

85 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 03:15:36.71 ID:j3oD0zUyH
  ペンギンの足跡・・・・・・28

 カンボジアで、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染した11歳の少女が、
2月22日に死亡したことが分かった。国内当局が24日に発表した。カンボジアで人
への感染が確認されたのは2014年以来初めて。国際獣疫事務局(WOAH)による
と鳥インフル感染や大量殺処分で2億羽以上の鳥が死んだという。世界保健機関(WH
O)は哺乳類への感染拡大を指摘したが、ヒトへの感染リスクは低いとの見方を示して
いる。鳥インフルエンザは、野鳥や家きんを中心に感染することが多い。高病原性鳥イ
ンフルエンザという。農水省のホームページによると1月12日時点で、2022年7月以降、
日本を含む50の国・地域で発生しています。感染が広がっている中で、南米のペルーで
は「ほ乳類」にも感染が確認されました。アシカが少なくとも716頭死んでいます。
これを受けて、ペルー当局は、感染拡大に伴う緊急事態宣言を2023年12月31日まで延長
することを決めました。さらに、ヒトへの感染も確認されています。02月22日、カンボ
ジアで11歳の少女が鳥インフルエンザに感染しました。39度以上の高熱、せき、のどの
痛みがあり、最終的に亡くなってしまったのです。この少女の父親も感染が確認されて
います。父親に関しては、無症状だったということです。こうした鳥インフルエンザに
関して、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は「通常は、鳥にしか感染しないH5N1型
がほ乳類にも感染できる形に変異した可能性がある」と話しています。この鳥インフル
エンザ「H5N1型」については、WHO が各国に警戒を呼びかけている。ヒトへの感染リス
クが高まっているのでしょうか。そもそも、この鳥インフルエンザ「H5N1型」は高病原
性である。死亡率が高く、東京都福祉保健局のホームページによると、感染した鳥類は
神経症状や呼吸器症状、下痢、出血、壊死、産卵率の低下などが確認されています。
鳥からヒトへの感染は稀にありますが、国際医療福祉大学の松本主任教授は「今後とも
、脅威となる可能性は否定できないが、ヒトからヒトへの持続的な感染はこれまで確認
されていない」と話しています。

86 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/22(水) 01:13:44.76 ID:L3t0YCPAq
  ペンギンの足跡・・・・・・29

 実は2003年以降、WHOによりますと鳥インフルエンザは、アジア・中東・アフリカを
中心に868人の方に感染が確認されている。という事になっている。このうち457人が亡
くなっている。ということで致死率は、半分以上の方が亡くなってしまっていて、かな
り危険なウイルスという事になる。ヒトが感染した場合、一体どうすればいいのか?。
症状としては、38度以上の高熱、せき、呼吸困難などが 起こるだろうと推測されてい
る。日本感染症学会ホームページによると、発症から 平均9日〜10日目に呼吸不全で亡
くなってしまうことが多い。ということで、ほぼ2週間で死亡するか回復に至るかと言
う境目がでる。かなり危険な病気なんだという感じがしますが、日本では感染事例は、
今の所全くありません。つまり同じ症状なら、他の病気が懸念されるのである。これに
ついて、国際医療福祉大学の松本主任教授は、「海外では死亡事例があっても、多くは
タミフルなど特効薬が普及していない国。」ということです。タミフルでは、インフル
エンザにかかったときに、私たちが処方される薬になっているので、医師が的確に判断
し処方されれば、2週間で治る事になる。ですので、もし、日本で鳥インフルエンザの
感染が、仮に確認されても治療できる可能性が高いと松本主任教授は言います。世界で
猛威を振るっている鳥インフルエンザですが、日本でも今シーズンは感染が広がってい
ます。問題は「家きん」の感染である、過去最速の2022年10月28日に1例目が確認され
た。またこれまでに25道県、76例確認されています。農水省のホームページによると、
2月24日0時時点で処分の対象になったのは、約1478万羽となっています。これに伴って
、鶏肉など物価の優等生と言われている卵も最近は、不足の高騰で高値が続いている。

87 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/23(木) 07:43:31.26 ID:qg9NsKuPc
  ペンギンの足跡・・・・・・30

食べ物で、私たちは鳥インフルエンザに感染してしまう可能性があるのか伺いました。
まずは鶏肉を食べて感染してしまう可能性はあるのでしょうか。「販売されているもの
はほぼ大丈夫。鶏肉を食べて感染したという報告はない。」しかし、厚生労働省では、
「鶏肉を未加熱または加熱不十分なままで食べることは、食中毒予防の観点からも、お
すすめできません」ということで十分加熱してから鶏肉を召し上がるよう注意している
。「高病原性」の場合、感染した鶏は10日以内に75%以上の確率で死んでしまうとされ
ていて、香川県によると、中には感染から数時間で死に至るケースもあるということで
ある。このウイルスは周辺に広がりやすい特徴もあり、国は「まん延すれば鶏肉や卵の
安定供給を脅かす。」とともに「国際的な信用を失う。」と、警鐘を鳴らしています。
しかし、国民からすれば、別に鶏肉や卵に、国際的信用性など求めていないし、鳥イン
フルエンザそのものが、今始まったものではない。と知ってる。充分に加熱処理されれ
ば、そんなに土に埋める程のウイルスではない。鳥インフルエンザのウイルスでは感染
した鶏の糞や唾液などから広がると言われる。それらが、養鶏場に出入りする人や車、
侵入した猫やネズミなどを介して広がる可能性もある。そのため、発生が確認された、
鶏舎だけでなく同じ敷地内、もしくは日頃から人や車の行き来がある鶏舎にも感染が広
がっている恐れから3km以内の別の鶏舎でも同様に措置される恐れがある。これらを
踏まえて、周辺に拡大するリスクを下げるためにも、疑わしい鶏舎の鶏は、全て殺処分
することになっています。ただ、鶏肉や卵を生で食べたいものもありますよね。卵かけ
ご飯、TKGは大丈夫なのでしょうか。これについては国際医療福祉大学の 松本主任教授
は「何の問題もありません」とのことでした。ちなみに「低病原性」の場合感染した鶏
の症状は、せきや荒い呼吸、産卵率が下がる、またそもそも症状が出ないなど比較的軽
いものですが、海外では「高病原性」に変異した事例も確認されています。そのため、
「低病原性」であっても「高病原性」と同様に全て殺処分することになっています。

88 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/27(月) 15:11:28.82 ID:RtBucmzmv
  ペンギンの足跡・・・・・・31

 「終末の氷河」の報告がニュースに上がる。つまり今、南極で起きていることである
。南極にはスウェイツ氷河という、今科学者たちの、視点が注がれる氷河がある。これ
までの予測をはるかに上回るスピードで融解している大氷河である。このことが明らか
になった。世界は気候変動との闘いにおいては、重要な転換点を迎えようとしている。
として「今、南極で起きていること」の中心にある。最近の研究により、南極のスウェ
イツ氷河が、科学者たちの、これまでの予測をはるかに上回るスピードで融解している
。ということが明らかになったのである。世界は気候変動との闘いにおいて、転換点を
迎えている。インド大陸と、ほぼ同じ大きさをもつ南極のスウェイツ氷河である。完全
に崩壊すれば、世界に破滅的な海面上昇をもたらすことから「終末の氷河」と呼ばれて
いる。知っての通り、10年前に北極の氷山の崩壊でも大きな話題になった。地球の温暖
化現象であるが、北極での氷山は水に浮いている状態が8割で氷河として陸地にあった
のは2〜3割だが、南極の氷は殆どが南極大陸の上にある。ペンシルベニア州立大学の
シュリダール・アナンダクリシュナン教授は、2021年に WEBサイト『Mashable』でこう
語る。「南極大陸のスウェイツ氷河は、今後数十年の間に膨大な量の水を海に放出する
可能性があります。」この氷河学の権威である教授の、氷河地震学者での発言は、気候
変動を克明に調査し、南極とグリーンランドの氷床にどう影響するのかを専門に研究し
ている。氷河学のアナンダクリシュナン教授は、氷河地震学者でもあるからだ。スウェ
イツ氷河を10年以上にわたって見つめ、研究している結果から発言、発信したのだ。が
既に北極海では白熊が、昆布を食う姿が見られたらしい。これまでアザラシ、ラッコと
か食べて生きていた肉食だったが、これらも氷河がなくて日干しに来ないので食べられ
ないようだ。白熊同様海の中でない氷上生活者にとっては、苦難の地球に変わった。

89 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/27(月) 15:18:23.74 ID:RtBucmzmv
  ペンギンの足跡・・・・・・32

 ジャン・ド・ポムレウについては、早い時期から問題を認識してた人物の一人である
。対談では、スウェイツ氷河の融解が、冬季の氷の成長とバランスがとれなくなってい
ることが、2010年から認識していたという。そもそも問題となってきたのは、随分前で
あったが、急に最近大問題となった。同教授は2010年のインタビューで『サイエンスポ
ール(Science Pole)』の、極地研究者ジャン・ド・ポムレウにこう語った「最近まで
、スウェイツ氷河の融解と崩壊による質量損失は、氷河表面の降雪量とつり合っていま
した。」「つまり、多少の変動があったが、氷河が、海から取り込む水量と、海に放出
する水量が、ブリザードなどの降雪で、ほぼ同量になっていたのです。」そして教授は
続ける。「つまり、氷河が海から取り込む水量と、海に放出する水量がほぼ同量になっ
ていたのですが、ところが、ここ数十年の間に そのバランスが変化し、融解と崩壊に
よって失われる質量は、氷河形成により加わる質量よりもどんどん大きくなっています
。アナンダクリシュナン教授はに語った。氷河の形成よりも、早い融解スピードであり
、スウェイツ氷河の体積が減少することは、世界の海面上昇につながっている。と付け
加えた。そして、2023年までにこれほど状況が悪化するとは、同教授でさえ予測できな
かった。と言う。さらに教授は、スウェイツ氷河の体積が減少することは、世界の海面
上昇につながっていると付け加えた。2月15日付けの科学誌『ネイチャー』で発表され
た2つの新しい研究によると、スウェイツ氷河に深い亀裂が生じたことで、これまでの
考えられていたよりも急速に、融解が進んでいることが明らかになった。研究の一つは
こう結論付けている「この結果は、海水準予測に使用される 氷棚基底融解の標準的な
モデルでは、この極めて、重要な氷河の下で観測された融解速度を 的確に捉えられな
いことを示しています。」つまり、極地冷凍零表現象が起こらなくなっている。という
のである。そういえば昭和基地の現地中継でも 今年はブリザードらしきものはみてな
いと言ってたようだった

90 :アポーン王子:2023/04/07(金) 01:07:56.97 ID:bPZ22lh0v
  ペンギンの足跡・・・・・・33

「スウェイツ氷河は、すでに急速かつ不可逆的な氷の喪失状態に入った可能性がありま
す。」さらにこう加えた「数世紀以内に完全に崩壊すれば、世界の海面が、65p上昇し
ます。」しかし、これらはまだ、最悪の事態ではないようだ。CNNのローラ・パディ
ソンによると、世界の海面が70センチメートル上昇するだけで、「世界中の沿岸地域が
荒廃するのに十分だ」という。そしてスウェイツ氷河が崩壊すれば、事態はさらに悪化
するだろう。そしてスウェイツ氷河が崩壊すれば、事態はさらに悪化するだろう。不可
逆的な氷の損失と沿岸地域に壊滅的な打撃が、特にアメリアを襲う。パディソンはこう
続けた「スウェイツ氷河は、西南極の周囲の氷に対して天然のダムのような働きもして
てそうした役割もしています。そして科学者たちは、スウェイツ氷河が崩壊した場合、
世界の海面上昇は最終的に3mには、ほぼ達すると見積もっています。」「確かに全部
が消失するには、数百年、数千年かかる可能性もあります。しかし、棚氷はもっと早く
崩壊し、不安定で不可逆的な氷河の後退を引き起こす可能性があります」2021年、国際
スウェイツ氷河共同研究の、科学者たちがアメリカ地球物理学連合で研究発表を行い、
氷河の終焉が多くの人が想像するよりも早く訪れる可能性があることを明らかにした。
この時の、科学者たちはこう警鐘している。「衛星データ、地中レーダー、GPSの、
測定結果から、わずか5年以内に氷河表面の裂け目と底に隠れている亀裂が、交差する
ことによって、スウェイツ氷河に残る最後の棚氷が崩壊し始める可能性があります。」
そして今、その警鐘が現実になりつつある。つまり、スウェイツ氷河は5年後に崩壊の
初項が起こる。

91 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 18:47:43.04 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・34

 シンギュラリティはいつ起こるのか。「2045年問題の行く末」と言うものがにわかに
信じられてきた。今回のシンギュラリティは、AIの人類の知能を超える技術的特異点(
転換点)の話である。技術の特異点は、これまでも 数多くあった。例えば流通の分野
では、日本人が考えた箱運搬である。今でいうコンテナ運搬である。この基本は欧州の
ノーベル兄弟が考えた石油運搬にタンカーと言う専門船を創った事を真似たとされる。
コンテナ船を造り、荷崩れ防止のピポットアンカーを備えて、こうした箱で飛躍的に、
流通が伸びた。自動車専用船の開発も同じであった。正に造船立国だった戦前の技術が
ここに生きて飛躍的な伸びが現れ年々3倍から5倍の輸送量となったのだ。半端なく、
米国は一挙に、労働組合のストを起こす暇もなく、仕事が無くなった。時代の流れの、
グローバルチェーン化国際分業化の理解が、人類には無かったのである。戦後にも解放
や自由貿易を掲げて他国に内政干渉して来た米国の苦悩であった。シンギュラリティは
そうした逆転をもたらす事だ。人類が便利だ。と、開発を進めてきたAIが、チャット
GTIの発売使用で一挙に目の前に現れ、この生成AIがもたらす世界の変化がアニメ
の物語が示すような未来が浮かび上がってきた。人類学上のこの概念はかなりインパク
トを持った。レイ・カーツワイルによって、シンギュラリティのこうした概念が、収穫
加速の法則と結びつけられ、一般化された影響を受ける。現在2045年に技術的特異点に
到達するという説が最も有力視されている。要因は2010年代に起こった、ディープラー
ニング(AIの深層学習)ビッグデータ集積(群集合体解析)第3次人工知能(前段階
選択技術)が開発されたからだ。ここで招来を「10〜20年後、国内の労働人口の約49%
が人工知能やロボットで代替可能になる。」という報告結果が発表された。つまり半分
は職を失うとしたのである。更にその後直接流通と自然崩壊で2割、65〜70%が要らな
くなる社会構成が出来上がるとも言われた。つまり4分1の労働量で済むと言うのであ
る。

92 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 18:48:20.89 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・35

 しかし、コンピューターや人工知能の進化は、想定を超えており、脳や神経の動きを
シミュレーションしたニューロコンピューターでの、脳内神経細胞再現化などが研究さ
れ、はすでに現実のものとなっていった。その上ヒトゲノム解析から、DNA改造手法
も発見発明された。コンピューター内のニューロンが、人類の脳の数を超える時代が、
既にやってきている。との危機感が広がった。すなわち「機械が人類の脳を超える状態
」になるのは、時間の問題といわれていた。これにより、雇用が一気に消失するのでは
ないかとの危機感が生まれ、シンギュラリティ理論に、注目が集まった。アメリカの、
発明家レイ・カーツワイルが提唱した、収穫加速の法則はイノベーション理論である。
一つの重要な発明は、他の発明と結び付き、次の重要な発明の登場までの期間を短縮し
、イノベーションの速度を加速することで、科学技術は直線グラフ的ではなく指数関数
的に二次曲線で進歩するという経験則である。だがこれには前段がある。ムーアの法則
が先にある。ある時ムーアは、半導体の集積技術が、今後どのように発展するかを予測
した。電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間の性質を持つ物質が半導体である
が、真空管が登場するまで硝子の加工と真空状態の虫の死亡研究が行われ、百年が必要
だった。エジソンが白熱電球の実験中に発見しエジソン効果(1884年)が端緒となり、
その後フレミングが発明(1904年)した素子が二極真空管(二極管)で、三極真空管(
三極管)は、リー・ド・フォレストが発明(1906年)した。こうして電流増幅装置は、
30年を要する。20世紀中頃に、トランジスタの発明されたが、レーダー技術者のジェ
フリー・ダマーが、イギリス国防省の王立レーダー施設で1952年5月7日ワシントンD.C.
でそのアイデアを公表したと言われる。しかし1956年に回路を作ることに失敗したもの
の、発表後各企業は、この集積回路の実現に取り組み、あい次いで発表販売された。

93 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 18:51:18.15 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・36

 RCAのマイクロモジュール、WHEのモレキュラーエレクトロニクス、TIのソリ
ッドステートサーキットが開発されたがしかし、初期集積回路は、モノリシックICで後
のハイブリッドICに近い使い方をしていた。基板に真空蒸着で抵抗素子やコンデンサを
形成した上のトランジスタを置いた併用使用だ、だがその製品の完成率が3〜5%で、
100個作って3〜5個と言う高価な物だった。1958年にはウェスティングハウスから
「Molectronics」という名称の集積回路の概念が発表され、1960年マルチチップ構造の
ハイブリッドICが生み出され、日本で正真正銘のモノリシックICを初めて試作したのが
東大グループがNECとの共同研究で試作したチップで成果が「昭和36年 電気四学会連合
大会講演論文集W」に収録された論文は「固態トランジスタ直結型論理回路素子」で、
当時東大工学部の柳井久義、菅野卓雄、多田邦雄、柳川隆之の4氏が名を連ねている。
同連合大会が開催されたのは61年4月8日で、前出電気試験所の成果と並んで報告されて
いるが、電試の場合は同年1月下旬に新聞発表されている。しかし、2月下旬には三菱
電機がやはりWH社の技術を踏襲した「モレクトロン」11種類を発表している。しかし、
ここで一大事件が起こる。著名な集積回路の特許は、アメリカ合衆国の、別々の2つの
企業の、2人の研究者による異なった発明に、それぞれ認可された。テキサス・インス
ツルメンツの ジャック・キルビーの1964年6月に特許、フェアチャイルドセミコンダク
ターのロバート・ノイスの特許の1961年4月特許である。これは「キルビー特許紛争」
などと呼ばれるように多くの議論を発生させることとなった。ちなみにノイスの特許は
「プレーナー特許」と呼ばれたりした。この特許紛争を尻目に日本では製品化率を上げ
席巻する。こうした集積回路は、SSI, MSI, LSI といわれ、集積する素子の数によって
ICを 分類定義したもので、それらは「MSI IC」などと呼ばれた。今日では ほぼ使われ
ない言葉であるが、つまり硝子技術が100年経ち真空管技術は1900年代に産まれて、
1950年代には既にLSIに取って変わられたのだ。まあ戦時の日本人がこんなにAIの
技術やLSI技術に長けていて優秀とは、日本人すら思わなかった時代だっただろう。

94 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 18:51:57.41 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・37

考案されて以降、次いで製造技術の進歩により急速に微細化し、性能が向上してきた。
半導体から作られるトランジスタやIC(集積回路)も同じく半導体と呼ばれて、技術の
進歩は目覚ましく、トランジスタおよびICの集積密度はその後後18〜24ヵ月ごとに倍増
すると、予測したのがムーアの法則である。ムーアの法則が発表されたのは、50年以上
前にであったが、いずれ限界を迎えるだろうと、これまで何度も言われてきた。しかし
現代でも、限界を迎えることはなく、法則が予測した通りに、集積度は増加していく。
集積度が増加した要因は、何といっても技術進歩の成果であろう。現在のIT技術の発展
の礎が加工技術の進展である。彼がこの法則について言及したエッセイの表題でもある
。「伝統的な収穫逓減」あるいは「限定的な収穫逓増」と対比する概念が提唱されて、
「収穫加速の法則」とされたのである。このカーツワイルの唱えた「収穫加速の法則」
は、技術革新のスピードに関する法則性だけを射程に入れたものではない。広義の有用
な「情報量」と定義される「秩序とカオスと時間」の関係の、一般法則の下位法則とし
て位置づけられている事で新しい理論とされた。これはエントロピー増大の法則を考慮
にいれたもので、宇宙の秩序増大に関する法則性を 射程に入れたものであったので、
大きく論議を呼んだ。つまり、普遍的法則か、単なる人の社会性の法則か。という論議
である。カーツワイルの定義によれば、「収穫加速の法則」は、両対数グラフで示され
、15の独立したリストでの人類史上のパラダイムシフトとなった重要な出来事。リスト
では、「秩序が指数関数的に成長すると、時間は指数関数的に速くなる。つまり、新た
に大きな出来事が起きるまでの時間間隔は、時間の経過とともに短くなる。」という、
結論を導いたものである。

95 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 18:56:13.98 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・38

 また、「収穫加速の法則」は、生命進化のプロセスにも適用されており、DNAの、
成立や、生殖という発明、発明を作る発明としての人間の誕生、などを一元的に捉え、
ムーアの法則によって示された、秩序を増大させる技術革新はトランジスタ製造技術の
枠をとび超えて「継続する現象」という主張を展開している。ムーアの法則は集積回路
の登場より以前の、トランジスタ、真空管、リレー、電気機械式コンピュータまでさか
のぼり、基本的なトレンドが パラダイムシフトによって維持されていることが示され
ている。このプロセスの継続により、人間の脳の能力を数値化した際に、早ければ、ス
ーパーコンピューターで、2013年(実際は2011年に京が達成)、1000ドルのパーソナルコ
ンピューターで2020年ぐらいにその数値をコンピュータの能力が追い越し、2045年には
100億ものオーダーに達する。と予想された。カーツワイルの拡張論は 「シンギュラリ
ティ(技術的特異点)は直ぐ側までやってきている。」と結論付けた。このような進歩
の加速が起きる理由としては、以前の発明が、次の発明が起きるまでの過程に応用され
、以前の発明から次の発明までの「期間を短縮するフィードバック作用」が働いている
事が挙げられる。つまり、技術は相互作用し、加速度的に進歩する。この進歩の加速は
主に微細加工技術に依る所が大きい。1970年代からの数十年に渡る微細加工技術の進歩
でCPUが高速化し、パソコンと携帯電話の高機能化を支えた。日本ではこの半年での
旧い技術とされた発展が、大きく営業に作用し、利益を収奪していった。新手の新興の
造った新工場に、旧態の工場のICが価格破壊と採算割れを引き起こし、工場閉鎖に追
い込まれて、資本増加や新技術開発のコストや、最新設備の資本投下が協業でしか出来
なくなっていったのである。こうしてカーツワイルが拡張した予測の法則は独り歩きし
大いに技術革新の、波を予測して、LSIの集積回路の技術に尻を叩いたのであった。

96 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 19:07:41.45 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・39

 アップルは2007年に、パソコンと携帯電話と液晶の技術が融合したスマートフォンを
登場させた。これにより小型センサの開発が促進され、以前では 小型化が難しかった
ドローンやVR・ARや3Dプリンタが2010年代中盤までに立て続けに小型化した。ディスプ
レイは長らく標準解像度のブラウン管の時代が続いていたが、高性能なCPUやDSPと高精
細な液晶ディスプレイが現れてから、ハイビジョンが一気に一般化し、微細加工技術の
進歩に伴い、10年を待たずして4Kや8Kまでもが現実のものとなった。CPUから派生し
た GPUの急速な進歩で、このAIの研究も促進された。計算速度の需要増加から、
量子コンピュータの基礎研究でも過熱し実用化に入るだろう。技術は、社会的有用性を
考慮して生み出され、問題解決手法の1種としての道具となる。社会的需要増加に伴う
投資金額の増加も、技術の加速度的な進歩に大きな関わりを持つ。現在のIT技術の発展
に関するハードウェア要因として、半導体技術が進歩してきたことが挙げられ今から、
50年以上前の1965年に、ムーアの法則と呼ばれる半導体に関する将来予測が発表され、
おおむね半導体技術はその予測どおりに進んでいる。ムーアの法則で、半導体集積技術
が今後どのように発展するかを予測した行為、半導体から作られるトランジスタやIC
(集積回路)技術の進歩で、トランジスタおよびICの集積密度が、今後18〜24ヵ月ごと
に倍増すると予測した、ムーアの法則が、トランジスタの微細進化や、電子機器の性能
向上に直結するのであったのだ。電子部品やICの微細化は、搭載製品自体の小型化や
消費電力の低減につながっていて、半導体の材料であるシリコンの製造コストが、一定
化とすると、完成した製品化率は9割以上で安価傾向となる。そうなると標準化して、
更なる技術で、他社に追随を許さない大量化したコストカットに挑んだ。同じ面積上に
多数のトランジスタを載せたほうが、同じコストでも性能が高い上に数が増す。という
大原則の上で開発が進められた。そして、トランジスタ同士の距離が密になれば、電気
を流す距離が短くなり、高速化や低消費電力化につながることもメリットが人間社会に
置き換えられて、研究されていく。

97 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/09(日) 19:08:39.33 ID:RzQpE800P
  ペンギンの足跡・・・・・・40

 しかし、トランジスタ回路には、電気的性能から、当然の様に能力には科学的数式が
ある。トランジスタの寸法が 1/kに小さくなると、応答速度がk倍、消費電力は1/k倍
に下がるという「スケーリング法則」で、よく知られている。半導体業界ではスケーリ
ング係数kが、およそ2〜3年で1.5倍を目途に開発を進めて来たと言われ 事実2年で、
1.4倍になる。微細化には技術が欠かせないが、競合相手の上を行く開発を進めていく
のは当然であろう。スケーリングには、一社の技術では行えない。半導体製造装置での
性能向上が欠かせないからだ。、トランジスタの微細化では、基板、設計 転写、植え
付け、洗浄、検査、切断などが、無人操作で頻繁に行われる。シリコン上に回路を書き
込む際には、シリコン専用レーザーを照射して回路パターンを焼き付ける露光装置を可
動させえる上、レーザーはレンズ使用がある。レーザーその物ものも、波長が短いほど
細かいパターンが作成できるが開発は活発で、近年では EUV(極端紫外線)露光装置が
開発されたことで7nmプロセスの半導体製造も可能になっている。ムーアの法則「一つ
のチップ上の素子数は2年で倍増する」は経験に基づく予測でしたが、実はムーアの法
則を支える理論の裏付けのある法則があります。“スケーリング則”と呼ばれるもので
、IBMのデナードが1974年に学会誌の論文で発表したものです。デナード・スケーリ
ング、デナード則、日本語では「比例縮小則」と呼ばれる。スケーリング(Scaling)
とは図形などの拡大縮小という意味で、半導体以外でも、スケーリング則というものは
ある。半導体の場合は、MOSトランジスタを縮小するときの指針を示し、その指針通
りに縮小した時、MOSトランジスタの特性や回路の性能がどうなるかを理論的に示し
た。大きさを小さくしたのに印加する電圧をそのままでは、デバイスがうまく動作しな
かったり壊れたりする。印加する電圧も同じ割合で小さくしなければならない。そうす
ると「素子の集積度は上がるが素子の消費電力は小さくなるので、チップ面積が同じな
ら消費電力は増加せず、しかし、デジタル回路のスピードは速くなる」というデジタル
回路理論では、理想的な帰結となっている。

98 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/12(水) 15:36:10.16 ID:criXcGZIx
  ペンギンの足跡・・・・・・41

トランジスタの構造の改善も、ムーアの法則の存続に影響した。トランジスタの一種で
あるFET(電界効果トランジスタ)は、以前はプレーナー(平面)型が 一般的であり、
この構造の延長ではいずれ微細化が限界を迎えるとさた。しかし、そのあとにFinFETと
呼ばれる立体型構造の FETが開発されたことにより、更なる微細化が実現しています。
他にも、FETを構成する材料の改善により、高速化や 消費電力の削減を実現している。
FETの内部にあるゲート絶縁膜は、電荷の蓄積・放出を行なう役割があり、FETがオン/
オフする速度に影響する。これも構造を改善することにも限界があり、高速化を目指す
と消費電力や発熱の要因となる漏れ電流が増加する。という課題があって解消などは、
不可能とされていた。しかし、そこでゲート絶縁膜の材料変更が行われ、ここで高誘電
率(High-K)材料の使用とういう画期的な漏れ電流を 100倍以上削減することに成功し
ている。こうして、これまで50年以上継続してきたムーアの法則が、現在でも微細化は
限界に近づいている。いずれ、微細化は物理的限界に近づく、カタフ・エポになる。と
言われてた。微細化がこれ以上進まないと予測される理由は、幾つか存在しカタフ終末
原理はある。と信じられてきたのだ。カタフとは、カタフトロフェイ=「倒す」を意味
するギリシア語の「katastroph」に由来し、普通「悲劇的結末」とか「破局」と訳され
るものだ。2015年に米国半導体工業会が発表したレポートにて、2021年にムーアの法則
は崩れると予想され業界も信じていていた。しかし、結局のところ2021年を過ぎた今も
、まだ法則は崩れていません。このような予想が生まれた背景について説明すれば、近
年、製造される半導体のサイズが、10nm以下のオーダーで、徐々に原子の大きさという
物理的限界に近づいている事がある。トランジスタは原子の格子構造で電流制御を行な
う。原子1個のサイズは0.1nmオーダーであるため、さらに トランジスタの微細化が
進めば、いずれ電子回路が実現できなくなるからだ。

99 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/12(水) 15:36:32.83 ID:criXcGZIx
  ペンギンの足跡・・・・・・42

 カタストロフィー理論は、1960年代のフランスの数学者の、R.トムが,現代数学での
トポロジー理論を科学全般に応用しようとして考え出した理論である。ギリシア語の、
カタストロフェ(上下転倒の意)から破局の理論ともいう意味合いを持つ。徐々に連続
的に変化していく過程や、状態が、ある時点で突発的に、不連続的に大きな変動が起こ
る場合を、カタストロフィーといった。トムはその要因となる個数が4個以下の場合に
は七つの基本的タイプしかないことを証明する。さらに英国のE.C.ジーマンらと幾何学
的モデルをつくりだし、生物学・社会学・経済学・心理学など、あらゆる分野の種々の
不連続的現象を説明したのである。実はこのカタストロフィー理論はシンギュラリティ
(技術的特異点)理論とは、同じじゃないが、非常に近い理論構成になっている。純粋
に数学的理論構成から1955年、アメリカの数学者ハスラー・ホイットニーは、科学論文
として、『平面から平面への写像』において、特異点理論が急速に発展する契機となっ
た「ホイットニーの定理」を証明したハスラー理論を展開して発表した「曲線から平面
への、滑らかな写像はすべて、適当に微小な変形をすることによって、その特異点が折
り目とひだ(尖点、カスプ)だけになるような写像にすることができる。」というもの
である。特異点理論は、数学の抽象的な分野(微分幾何学、代数幾何学、トポロジー、
鏡映群論、可換環論、複素空間論など)と応用数学的分野(力学的運動の安定性理論、
平衡点の分岐理論、幾何ー波動光学など)との交差点に、ちょうど位置する理論として
重要な分野となる。1970年代はじめにフランスの数学者のルネ・トムは、この生物学的
な形態形成的過程を、数学的に正当化するにあたって、特異点理論を中心とするそれら
関連領域の総称としてカタストロフ理論(catastrophe theory)という名称を提案した


100 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/12(水) 15:36:54.36 ID:criXcGZIx
  ペンギンの足跡・・・・・・43

 カタストロフィージャンプは、量子跳躍(りょうしちょうやく)と訳される。原子内
の物理現象の一つとされる。原子のスペクトルがなぜ連続的ではなく離散的なのかを、
説明するために、ニールス・ボーアがこの仮説を提唱した。量子跳躍は、原子内の一つ
の電子が、量子状態の別状態へ不連続的に変化する現象を指した。その電子は、一時的
に重ね合わせ状態にあった後、エネルギー準位から、別の準位へ短時間で「跳躍」する
。この跳躍に要する時間は、スペクトル線圧力の広がりをもつ。量子跳躍で、量子化さ
れた光子単位での光の放出も含む電磁放射線の、放出を引き起こす。実際の物理系では
、量子跳躍は大きな変化である必然性はなく、実際に、とても小さなものでもあり得る
現象だ。この一つの良い例として、水素原子のボーアモデルを挙げられた。異なる量子
状態の変化(量子跳躍)に関係する観測されたエネルギー変化は、完全な自由電子に、
必要なエネルギーと比べ、小さいものも大きいものも広範囲に渡る。量子跳躍という、
言葉自体は、大きな変化と考えられがちであるが厳密には正しくない。この現象は、エ
ネルギー準位が、連続的であるとする古典物理の理論に反するものである。という事で
新しいボーア理論のもとになった。電磁気学は、電荷を帯びた粒子が円運動の周期の、
逆数に等しい振動数の電磁波で、放出しエネルギーを失ってしまう。そのため正電荷を
帯びた原子核の周りを負電荷を持った電子が同心円状の軌道を周回している。という、
惑星系型原子模型で説明する。電子はエネルギーを失い原子核に引き寄せられて、現実
に原子で安定的に存在することと矛盾し、一方で、分光学における原子発光スペクトル
研究での、原子の発する光が、特定の複数の振動数のみで、各振動数の間に一定の法則
(リッツの結合法則)が成り立つことが知られていた。この矛盾を、ボーア理論は解消
した。しかし、シュレーディンガーによる波動関数の導入とボルンによった確率解釈に
よって、この模型の「電子が軌道運動をする」解釈は誤りであることがわかった。

101 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/12(水) 15:41:22.12 ID:criXcGZIx
  ペンギンの足跡・・・・・・44

ルネ・トムの提唱した7つのカタストロフ
 ルネ・トムの提唱した7つのカタストロフの種類の提唱は、かなりの現実世界を分解
している。(1) 折り目・カタストロフ(Fold catastrophe)は、安定と不安定な 極値の
ペア曲線は、折り目分岐で消滅する「V=x3+ax」の計算式で説かれた。「a」が負の値を
とるときの潜在的に2つの極値があり、1つは安定であるが、もう1つは不安定である
。パラメータ「a」をゆっくりと増加させていくと、系は 安定した最小の点に追従する
。しかし「 a = 0 」では 安定の極値と 不安定の極値 が一緒になり消滅する。ここが
分岐点である。「a > 0」では、安定する解は存在しない。物理的な系が 折り目分岐を
追従した場合に、a = 0 に 達すると a < 0 での解の、安定性が突如失われ、系が新し
く 全く異なる挙動に突然移り変わることがわかる。このパラメータ「a 」の この分岐
値は「ティッピングポイント」と呼ばれる。(2) カスプ・カタストロフ(Cusp catastro
phe) 「 V=x4+ax2+bx 」この数式図は、カスプ・カタストロフといわれる。パラメータ
「a」のいくつかの値に対し連続的に変化するパラメータ「b」について、描かれた対局
パラメータ(a,b)で、「 dV/dx = 0 」を満たす「x 」の曲線(茶、赤)が示されている
。分岐点のカスプ軌跡(青)の外側ではパラメータ空間内の、各点(a,b)に対し、「x」
の 極値が1つしかないのだ。カスプの内部では、各(a,b)。について、V(x)、の極小値
を与える2つの異なるxの値があり、極大値を与えるx の値で分けられる。しかしこの2
つの図形は、言わば3次元解を二次元に移したものを見る曲線であり特異線で普通では
ない。カスプ幾何学での、第2のパラメータbが制御空間に追加された場合に折り目分岐
に何が起こるかを探る上で非常に一般的なものである。パラメータを変えると安定性が
失われた (a,b)空間に点の「曲線」(青色)が現れ、安定解が突如別の結果にジャンプ
することがわかる。

102 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 12:34:28.40 ID:O0hthZ/ti
  ペンギンの足跡・・・・・・45

 この二つ目の解では、カスプ幾何学で、分岐曲線はそれ自体でループするし、代替解
自体が安定性を失っていく。第2の分岐を与えることで元の解集合に戻る行動をとる。
「b 」を繰り返し増加させその後に減少させることで系が交互に1つの解に追従、もう
1つにジャンプする、そこでの解に追従し、最初の方にジャンプするというヒステリシ
スループを観測することができる。「表面b = 0におけるa = 0のときのピッチフォーク
分岐」とされる。但しこれはパラメータ空間a < 0の領域においてのみ可能である。「a
」が大きくなるとヒステリシスループは小さくなり、「a 」が 0 以上になると完全
に消滅し(カスプ・カタストロフ)1つの安定解しかなくなる。「b 」を一定にし「a
」を変えたときに何が起こるかを考えることもできる。b = 0 の対称的な場合、「a 」
が小さくなると、ピッチフォーク分岐が観測され、物理系がカスプ点(0,0)を通りa < 0
 になると1つの安定解が、突如2つの安定解と1つの不安定解に分割される (自発的
対称性の破れ)。カスプ点から離れると、物理的な解に突然の変化はない。折り目分岐
のカーブを通過するときに起こる時、代わりの2番目の解が得られることだけである。
提案された有名なものとしてカスプ・カタストロフがストレスを受け、おびえたり怒っ
たりすることで、応答する可能性のある「犬の行動をモデル化」するために使用できる
とされた。この提案は適度なストレスでは (a > 0)、犬が どのように刺激されるかに
依存していて、おびえから怒りという滑らかな反応の移行を示す。というものであり、
しかし、高いストレスレベルは、領域移動に対応し (a < 0)、このとき犬がおびえると
「折り目」点に達するまで、これ以上いらいらしてもおびえたままで、そこに達すると
、途端に突如不連続的に怒りモードに突入する。一度「怒り」モードに入ると、たとえ
直接的な刺激パラメータが大きく減少しても怒ったままとなる。通常「切れる」とされ
る日本人の精神状態の解である。この一より大きいか小さいかは 宇宙でも大事なんだろう

103 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 12:35:22.31 ID:O0hthZ/ti
  ペンギンの足跡・・・・・・46

 この式は、単純な機械系である「ゼーマン・カタストロフ・マシン」として利用され
た。カスプ・カタストロフをうまく説明している。このデバイスではバネの端の位置が
滑らかに変化すると、取り付けられたホイールの回転位置が突然変化することがある。
。並列冗長を備えた複雑系のカタストロフィックな失敗は、局所的で、外部のストレス
の関係に基づいて評価できるところであるからだ。構造破壊力学のモデルで、カスプ・
カタストロフの挙動に類似している。こうしてモデルは複雑系の備えの能力を予測する
。他の応用には化学系および生物系で頻繁に出会う外殻電子移動や、不動産価格のモデ
リングがある。折り目分岐とカスプ幾何学はカタストロフィー理論の最も重要な実践的
結果である。これらは物理学、工学、数学のモデル化において何度も出てくるパターン
で、それらは強力な重力レンズ現象を生み出し、天文学者に対し遠方のクエーサーの、
複数の画像を生成する「重力レンズ現象」を介したブラックホールやダークマター検出
するための方法の、1つとして提供された。残りの単純なカタストロフ幾何学は比較的
特殊化されており、もの珍しい値についてのみ提示されている。(3) ツバメの尾・カタ
ストロフ(swallowtail catastrophe) 「V=x5+ax3+bx2+cx」この制御パラメータ空間は
3次元である。現実性が高く、パラメータ空間で設定された分岐は折り目分岐の3つの
面で構成されており、それらの面はカスプ分岐の2つの線上で交わり、同様に1つの、
ツバメの尾分岐点で交わっている。パラメータが折り目分岐の面を通過すると、内外の
ポテンシャル関数の1つの最小値と1つの最大値が消えてしまう。カスプ分岐では2つ
の最小値と1つの最大値が1つの最小値にとって代わられ、それらを超えて折り目分岐
が消えるのだ。とされる。

104 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 12:38:09.41 ID:O0hthZ/ti
  ペンギンの足跡・・・・・・47

 ツバメの尾点では「2つの最小値と2つの最大値」は、すべて「x 」という単一の値
になってしまう。原点回避点である。ツバメの尾を超え「a>0」の場合、b と c の値に
応じて、最大最小ペアが1つ存在するか、全く存在しないか、のどちらかとなるのだ。
折り目分岐の2つの面と、a<0 であるために一緒になるカスプ分岐の2本の線はツバメ
の尾点で消え、残りの折り目分岐の単一表面だけに置き換えられる。これはサルバドー
ル・ダリの、最後の絵画「The Swallow's Tail」でこのカタストロフを基にしている。
(3) 蝶・カタストロフ(butterfly catastrophe) 「 V=x6+ax4+bx3+cx2+dx 」は全く
このカタフトロフェイ理論の基準であろう。と私は思っている。パラメータの値により
、ポテンシャル関数は、折り目分岐の軌跡によって分けられる。1つの異なる極小値を
持つ。蝶ポイントでは折り目分岐の異なる3つの面、カスプ分岐の2面、ツバメの尾分
岐線がすべて一緒になり消滅し a>0 のときの、単一カスプ構造が残る。3次関数 f(x)
が微分可能な場合,以下が成立します。「極大・極小の点では  (x)=0 となる。」微分
係数 の数式は (x) は接線の傾きである。これがプラスからマイナスに切り替わるのが
山の頂上(極大)というわけである。逆に,3次元数式では、(x) がマイナスからプラ
スに切り替わる点は極小の谷の底辺となる。以上の性質をふまえると,数式手順で極大
・極小の点を求めることができる。三次元関数では、最大値と付近でで一番大きい極大
値が求められる。最大とは,全体で一番大きいが、極大値はそれより低い山の頂点であ
る。これらの方法で丸山博士の丸山理論の「4点整理の推測」が定理として出来上がっ
ている。株式推測に使われる。つまりグラフ上で、1次関数は2点、二次関数は3点で
その先がわかる。と言う物だ。事実我々は、例えばどんな数値であっても例えば一直線
であれば 答えが 1=2と2=4であったら、次は3=8と言う答えを得る。それは
倍数の直線であるからだ。同じように二次曲線の数式の傾き変化でその先が解るのだ。
それに時間軸を加えた三次元の解で4点推測法を編み出したのである。この4次元解が
恐らく今の我々の世界かも知れない。わからんけど。

105 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 12:43:20.87 ID:O0hthZ/ti
  ペンギンの足跡・・・・・・48

ツバメの尾・カタストロフ (swallowtail catastrophe)
「V=x5+ax3+bx2+cx」
双曲的臍・カタストロフ(Hyperbolic umbilic catastrophe)
V=x3+y3+axy+bx+cy
楕円的臍・カタストロフ(Elliptic umbilic catastrophe)
V=x33?xy2+a(x2+y2)+bx+cy
放物的臍・カタストロフ(Parabolic umbilic catastrophe)
V=x2y+y4+ax2+by2+cx+dy
 (1) V = x3 + ax・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・折目曲線
  (2)  V = x4 + ax2 + bx・・・・・・・・・・・・・・・・・ 分枝曲線
  (3)  V = x5 + ax3 + bx2 + cx・・・・・・・・・・・・・尾翼曲線
  (4)  V = x6 + ax4 + bx3 + cx2 + dx・・・・・・・・・蝶番曲線
  (5)  V = x3 + y3 + axy + by + cy・・・・・・・・・・双曲屈線
  (6)  V = x3/3 + xy2 + a(x2 + y2)+ by + cy・・・ 楕円ほぞ
  (7)  V = x2y+ xy4 + ax2 + by2 + cx + dy ・・・・放射ほぞ
 微分幾何学において、曲面上の与えられた点での 2つの主曲率は、その点でのガウス
写像の微分の 2つの固有値である。 曲率の線、あるいは、曲率線は、主方向に常に接
している曲線である(曲率の線は主方向の場の積分曲線(integral curve)である。各々
の非臍点を通して曲率線は 2本あり、直交している。交差臍点の 近くでは、曲率線は
典型的には、次の 3つの構成をとる。星状、レモン状、モンスター状(レモン状から、
導出される。)これらの点も、ダルブーの臍点と呼ばれ、ジャン・ガストン・ダルブー
が、1896年に最初に系統的に研究したことによる。と説明される。チンプンカンプンの
まま話を進めたが、結局数値的に、二つの3乗根で、片方に不足があって、時間や温度
や光が一方方向にしか行かないと言う直進性があるが、宇宙の外からは曲線であろう。
と言う結果と想像する。

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