2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

創価工作員京都西院のゆうきのmixi

1 :創価工作員京都西院のゆうきのmixi:2023/01/25(水) 21:39:58.88 ID:jqjvYTCbW
創価工作員京都西院のゆうきのmixi
[1]cc Chrome
09/23 13:46
https://mixi.jp/show_friend.pl?id=42614221&pt=1662790029&sig=c753dc5a9f321e5a89acfecc5f5272f9d5daad2e&route_trace=010000400000&destination=person%2F42614221

↑は創価工作員京都西院のゆうきが使っていたmixiアカウント。

89 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 09:52:12.42 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  101   改めてドジャラ神に捧ぐ。

カルケミシュの守護女神は恐らく フルリ人(フリ人)に起源を持つ神であるクババ
である。この女神は長いローブを纏い、鏡を持つ立ち姿、または、座った姿の威厳ある
女性として描写された。この都市で崇拝される主たる男神はヒッタイトの牡鹿の神クル
ンタ(Kurunta)と同系の神、カルフハであった。前9世紀、サンガラ(Sangara)王が
アッシリアのアッシュル・ナツィルパル2世とシャルマネセル3世に貢納を納めた。そ
してピシリ(Pisiri)王治世下の前717年、カルケミシュはサルゴン2世に征服された。
2015年に初めてサンガラの名が記録された象形文字碑文がカルケミシュ遺跡自体から、
発見された。これは1876年に後述するジョージ・スミスによって描かれた石碑の頂上部
であり、1881年に大英博物館に運ばれた。サルゴン2世はカルケミシュを重要な属州の
首都へと変えた。と言われる。こうして歴史を聴くと、レリーフが少しよく視えてくる
。人物が並ぶと、女性であれば顔の鼻だったり顎だったり顔が違う。みみが出たり帽子
の形が違ったりしてるので、恐らく民族的特徴がそこにあったんだと気づく。今でも、
カギ鼻と言う西洋の魔女的顔は欧州系であろう、更に腰にあるのが籠か刀かで大陸系か
インド系かの違いがある。ターバンをかぶればアラブ系エジフト系ペルシャ系か違う。
例えば馬車などは〇が彫ってある。これらは恐らく治世〇年と言う事である。人に羽根
が生える事は拝火教のミトラの住民であり、〇を掲げれば平和を意味するVは闘いであ
り、Iは数でAは王家の治世である。ライオンと羽根の生えた人の擬人化は正に話す獣
であり、スフインクスである。紀元前2千年紀のオリエント世界では、の殆どの地域に
フルリ人が居住していたが、大半の地域でフルリ人は少数派で、その大半はハブール川
流域とアラプハ王国(Arrapha)の領域に集中していた。紀元前1千年紀までに、ウラル
トゥ王国を除いて他の集団に同化されたと考えられている。

90 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 09:53:09.72 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  101   改めてドジャラ神に捧ぐ。

 フルリ人の話した言語は、慣習上「フルリ語」と呼ばれる「膠着語」であったという
。近隣のインド・ヨーロッパ語族もアフロ・アジア語族も関係が不明であるが、ウラル
トゥ語(1000年余り後にアナトリア北東で話される言語)との間には明白な関係が認め
られる。遠く現代の北東コーカサス語と関係がある様に見える。膠着語は、ある単語に
接頭辞や接尾辞のような形態素を付着させる言葉のことで、単語の文の中での文法関係
を示す言語である。日本語の「食べた」という単語は、「食べ」という動詞に「た」と
いう接尾辞が付いたものであるので、膠着語と言える。また、韓国語やモンゴル語も同
じである。フルリ人は紀元前2000年頃、フルリ語の表記にアッカド語の楔形文字を採用
し、これらから現代にフルリ語を読むことが可能となった。現在見つかっているフルリ
語の文書は少ないが、フルリ語の文章にはシュメール語の表意文字が多く用いられるた
め、フルリ語での発音が分からないものも多い。その為フルリ語は未だに 分からない
語彙が多い。フルリ語の文書史料としては最長のものとしてアマルナ文書がある。それ
と同様のものがハットゥシャ(現ボアズキョイ)、ウガリット(現ラス・シャムラ)で
も発見された。アマルナ文書は、1983年にハットゥシャでヒッタイト語とフルリ語が、
併記された貴重な文学作品が発見されるまで、唯一のフルリ語の長文文書であった。か
つてフルリ人が住んだ地域は、現在イラク・シリア・トルコの三国によって分割されて
いる。そしてフルリ人世界の中心地は、現在シリアとトルコの国境によって分断されて
いる。いくつかの遺跡は国境地帯に存在し、このことが遺跡へのアクセスを困難にして
いる。この為、フリル人の子孫がクルド人とも目されている。フルリは古代オリエント
時代、紀元前25世紀頃からの記録に登場する。北メソポタミア、その東西の地域に居住
していた。恐らくコーカサス山脈で北方から移住してきた。と考えられるが確証はない
、現在知られているのはスバル(Subar)の地であり、ハブール川流域や後期に北メソ
ポタミアと歴史的シリアの多くの地で小国形成した姿だ。大きかったのはミタンニ王国
(前1500年〜前1300年の青銅器時代)であった。

91 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 09:54:24.16 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  103   改めてドジャラ神に捧ぐ

 クルド人のいるトルコ(Turk HalkあるいはTurkler)は、アナトリア半島とバルカン
半島、アラブ諸国の一部に居住するトルコ人とされ、いわゆる陀伍鼻族である、イスタ
ンブール方言を公用語・共通語とするトルコ語を話すテュルク系の民族で草原の覇者で
あった名残りがある顔だ。アゼルバイジャン人やトルクメン人とは民族的に親近関係に
ある。歴史的な意味でのトルコ系民族の総称については「テュルク」で突厥族だろう。
また、古代遺跡に対して、ユーフラテス川、チグリス川、ハブール川でのダム建設プロ
ジェクトが脅威を与えており、いくつかの遺跡に対してはダム建設時に救助活動が行わ
れた。イラクとシリアでのフルリ人遺跡の主要な発掘は1920年代と1930年代に開始され
、アメリカ人の考古学者エドワード・キエラによるヨルガン・テペ(ヌジ)発掘と、イ
ギリス人の考古学者マックス・マローアンの「チャガル・バザール(Chagar Bazar)」
と「テル・ブラク(Tell Brak)」の発掘によって リードされた。最近の発掘はシリア
の考古局と国際的な共調で アメリカ、ベルギー、デンマーク、オランダ、フランス、
ドイツ、そしてイタリアのチームが参加し指導されている。遺跡はしばしば新石器時代
からローマ時代、又はその後まで続く長期の居住の跡を残す。年代識別は特にハブール
土器の様式の変化を調べることが有効である。フルリ人の居住は基本的には青銅器時代
中期から青銅器時代末期に分類される。ただしテル・モザン(Tell Mozan、ウルケシュ
)は例外とみられている。フルリ人社会は多くが起源は謎となっている。紀元前2400年
頃までには、フルリ人はコーカサス山脈の麓の丘陵地帯から拡大をしていたかもしれな
い。と言うのが通説のようだ。次の世紀になるとフルリ人の人名は北メソポタミアと、
現代のイラクのキルクーク周辺の地域で散見される。それらはヌジ(Nuzi)、ウルケシ
ュ(Urkesh)、その他の遺跡で確認され、彼らはハブール川流域からザグロス山脈の麓
まで達する弧状の肥沃な農業地帯に浸透してこれを占拠している。

92 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 09:55:29.03 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  104   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ハブール川流域は、1000年に渡ってフルリ人の中心地域となっていた。知られている
限り最初のフルリ人王国は紀元前3千年紀の終わりに、ウルケシュ市の周辺に登場した
。アッカド帝国の終焉により、フルリ人がこの地域を支配できるようになったようだ。
この地域は、それ以前から長期にわたってテル・ハラフやテル・ブラクを中心に豊かな
文化を持っていて、フルリ人はこれらの恩恵を取り入れて高度な都市国家を形成した。
しかし、ウルケシュ王国の周辺には、強力な隣国がいくつも存在し、紀元前2千年紀の
初頭には、南のマリに成立したアムル人王国に征服された。当時メソポタミアでは多く
のアムル人王国による覇権争いが生じており、紀元前18世紀頃にはシャムシ・アダド1
世によって建設された別のアムル人王国アッシリアがマリを支配下に入れ、ウルケシュ
から、やや離れたハブール川流域のフルリ人居住地帯にシュバト・エンリルと呼ばれる
首都を建設した。ウルケシュの都市国家のフルリ人は、この時代西へ移動した。紀元前
1725年には、北シリアの「アララハ」などでフルリ人の人名が見つかるようになってい
る。ヤムハドのアムル人・フルリ人の王国( Amoritic-Hurrian kingdom of Yamhad )
ヤムハド王国は、紀元前1600年頃にはヒッタイトの初期の王ハットゥシリ1世と、この
領域を争ったことが記録されている。また、フルリ人は「キズワトナ」の、アダニヤ(
Adaniya)沿岸に住み着く事になる。結局 ヤムハドは 強力なヒッタイト人の前に屈服
したが、これによって逆にアナトリアにフルリ文化が伝播した。ヒッタイトは数世紀に
わたってフルリ人の文化を取り入れていった。しかし文化を取り入れながらヒッタイト
賊は、ヤムハドを打ち倒し南進し更に南へと拡大を続けた。ヒッタイト王ムルシリ1世
はバビロンまで侵攻して、バビロンを崩壊させ破壊した。

93 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 09:56:01.15 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  105   改めてドジャラ神に捧ぐ

 これが「ヤムハド」の打倒と同じように、別のフルリ人王朝の興隆を助けることにな
った。最初の王は、紀元前1500年頃「ミタンニ王国」を創設したキルタと呼ばれる伝説
的な王で、ミタンニは徐々にハブール川流域周辺から拡大していき 紀元前1450年頃〜
紀元前1350年頃には、オリエントで最も強力な国となった。ミタンニの歴史については
ミタンニの出現で、別述したい。紀元前16世紀頃のバビロニアの崩壊は、世界を変えた
。これによって利益を得たフルリ人国家がある。現代のクルド人都市キルクークのそば
のチグリス川流域北東に居住した フルリ人国家「アラプハ王国」である。ヨルガン・
テペ(Yorgan tepe 古代のヌジ)遺跡は、我々がフルリ人を知る上で最も重要な手がか
りとなっている遺跡の1つである。イティ・テシュプ(Ithi Teshup)やイティヤ(Ith
iya)などのフルリ人王がアラプハに君臨したようだ。しかし 紀元前15世紀半ばに、彼
らはミタンニ王国の家臣となり、アラプハは紀元前14世紀、アッシリア人によって破壊
された。紀元前13世紀には、フルリ人の全ての国が異民族によって征服されていたのだ
。フルリ人国家の中心であったハブール川流域は、アッシリアの州となった。フルリ人
達に、青銅器時代の終わりに、一体何が起こったのかは明らかではない。フルリ人が、
鉄器時代前半まで、アッシリアの北のスバルの地(Subaria)で 生き残ったと主張する
学者もいるが定かでない。多くの記録はここでフルリ人の終焉を迎えたように記録され
ている。その後、シリアのフルリ人の多くがアラム語を使用するようになり、フルリ語
を使用しなくなった。他にもアッカド語(アッシリア語)が使われたのだが、この時代
において、フルリ語と関係のあるウラルトゥ語を話す貴族たちが、ヴァン湖周辺インド
・ヨーロッパ語を話す人々の居住地でウラルトゥ王国を組織したことは興味深い。

94 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/12(月) 11:01:09.20 ID:hr7m4hjXe
ドシャラ神は 七曜神である。  106   改めてドジャラ神に捧ぐ

 インド・イラン人の文化的影響に関する問題(即ち支配階級であるアーリア人)は、
フルリ人研究の中で多くの意味を持っている。初期のフルリ人が、異民族の王とエリー
ト達によって支配されたことを、学者たちは、確信している。この異民族は明らかに、
アヴェスター語やヴェーダ時代のサンスクリット語と関係がある。中央アジアのインド
・イラン系言語を話し、例えば、彼らが話した言語で「1」を意味する単語はaikaで、
サンスクリット語のekaやアヴェスター語のaevaに対応する。彼らは 火葬を習慣とし、
戦場における馬と戦車(chariot)を導入した。これらは、ほぼ同じ時期の インド北部
での出来事と類似している。この異民族の貴族達は、結局、自分達の言語を捨てても、
フルリ語を話すようになったのだ。それでもインド・イラン系の名前を保持した。彼ら
は、いくつかの条約でヴェーダと同じ神に言及し、また彼らのインド・イラン語の幾つ
かの単語は、馬に関する専門用語や訓練の用語としてフルリ語に借用されて残存した。
特に「ミタンニ」では、インド・イラン人の文化と関係があった。ミタンニの殆どの王
が、インド・イラン語の名前を持っていた。と、考えられている。また支配階級である
貴族は、マリヤンヌ(maryannu)と呼ばれた。これは「若い戦士」を意味するサンスク
リット語 marya と、関係付けて理解する説が有力である。ただし、近年の研究、特に
A.Kammenhuber 博士による研究によってマリヤンヌをインド・ヨーロッパ語起源とする
説には、重大な疑義が呈されており、インド・イラン人とフルリ人の関わりについて、
旧来の説を見直す必要がある。と言う動きも活発である。フルリ人の文化については、
ヌジやアララハ遺跡などで 発見された楔形文字文書や、ハットゥシャ遺跡(ヒッタイ
トの首都)で、発見された文書などの考古学史料に依存している。

95 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/14(水) 16:44:51.78 ID:jPV7SLnR/
ドシャラ神は 七曜神である。  107   改めてドジャラ神に捧ぐ

 たとえ、それがアッカド語で書かれた文書であっても、ヌジやアララハなどフルリ人
が居住した都市(それは人名によって分かる)では、フルリ人の文化的特長が現れる。
フルリ人の円筒印章は、精緻に彫られており、しばしば神話的なモチーフが採用された
。これらは「フルリ人の文化と歴史」を理解する鍵となっている。それは陶芸品とも、
なった。フルリ人は 優れた陶芸家でその製品は、主にメソポタミアとユーフラテス川
の西で、発見され、また新王国時代のエジプトで高く評価された。考古学者達はフルリ
人が轆轤(ロクロ) を使って製造した、製品をハブール土器(Khabur ware)、ヌジ土器
(Nuzi ware)と呼ばれる。これらの土器は赤い線の塗装、茶色と黒によって 作られた
三角形パターンと点によって作られた幾何学的な装飾によって特徴付けられる。いわゆ
る三角文様であるが、遠く日本にもやって来ている。実はこの三角文様、つまり三角形
パターンと点は、言葉である可能性が高く、この地域の楔型文字の元となっていた。と
する可能性も指摘される。フルリ人達は、冶金について高い評価を得ていた。シュメー
ル人はフルリ語の中から、銅を意味する単語を借用している。銅は、アナトリアの高地
から、メソポタミアへと運ばれて取引された。ハブール川流域は、金属、銅の交易ルー
トの中心に位置していたのであった。銀や錫の交易でも、アナトリア方面の、フルリ人
国家、キズワトナやイシュワからアクセスができた。ただし金は、不足していたようで
、エジプトからの、供給に頼ったことがアマルナ文書から分かる。だがフルリ人の金属
加工術は、ウラルトゥを除いて生き残らなかった。いくつかの青銅製の素晴らしいライ
オンの小像がウルケシュで発見されている。

96 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/14(水) 16:45:19.78 ID:jPV7SLnR/
ドシャラ神は 七曜神である。  108   改めてドジャラ神に捧ぐ

 フルリ人は馬の使用と密接に関係していた。彼らは紀元前2000年頃、中央アジアから
初めてオリエントに馬を導入した集団かもしれない。ここに相当数のフルリ人が住んで
いたと考えられる、イシュワの国名は「馬の国」を意味する。馬の調教に関する有名な
文書がハットゥシャから発見されてもいる。ハットゥシャでの馬の調教師をしていたの
はキックリ(Kikkuli)と呼ばれたフルリ人であった。この「馬」に関係した フルリ語
の多くにインド・イラン語からの借用語が存在する。この事実は、初期の学者にフルリ
人の支配階級が、ヴェーダ時代のインド人のように、馬と戦車で侵入したインド・イラ
ン人である。ということを納得させた新たな証拠も見つかっている。フリル人の遺跡に
は、音楽も又世界初のようで、ウガリットから発見された フルリ語の文書の中には、
史上最古の楽譜が、含まれる。復元された賛美歌はUrkesh webpageで聞く事ができる。
こうした豊かなフルリ人の持つ文化は、ヒッタイト人の、宗教に大きな影響を与えた。
フルリ人の国、キズワトナに作られたクンマンニ(Kummanni)という信仰の中心地から
フルリ人の宗教が、ヒッタイト人の間にまでも大きく早く広まった。そして、古い古い
ヒッタイト人の持った信仰は、いつの間にか知らぬ間に、知っていたとしてもフルリ人
の宗教は、融合して気付た時には、同一神となっていた。またフルリ人の宗教はシリア
へも広まった。そこでは、バール神がテシュブ神(Teshub)に対応する神である。と、
解釈され考えられ、更にいみつけされた。後世のウラルトゥ王国もフルリ人起源の神を
信仰し、フルリ人の宗教は、各地で姿を変えながら、エジプトと南メソポタミアを除く
全オリエントに影響を与えた。

97 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/14(水) 17:04:18.63 ID:jPV7SLnR/
ドシャラ神は 七曜神である。  109   改めてドジャラ神に捧ぐ

 フルリ人の持ったパンテオンにおける主要な八百神は、以下のようなものがあった。

テシュブ(Teshub) テシュプ(Teshup)  :強力な天候神。
ヘバト(Hebat)ヘパ(Hepa)      :テシュブの妻、地母神であり、
                                  (ヒッタイトはアリンナの太陽女神 (de) と同一)
シャルマ(Sharruma)サルマ(Sarruma):テシュブとヘバトの息子。
クマルビ (Kumarbi)          :テシュブの太古の父親。
シャウシュカ(Shaushka)        :アッシリアのイシュタル女神、治療女神。
シメギ(Shimegi)          :太陽神。
クシュフ(Kusuh)            :月読神。太陽と三日月のシンボル
            (月夜に常に現れ、フルリ人の聖像美術においての対象神)
ネルガル (Nergal)     :バビロニアの冥界の神である。フルリ語での呼称は不明

インド・イラン系の神々は個人名に登場し、また文書では触れられるが、それを祀った
神殿などは確認されていない。フルリ人の円筒印章には、しばしばだが翼のある人間や
神話的な動物、竜や他の怪物が描かれる。これらの図案が何を示しているのかは不明瞭
である。ある物は守護者であり、ある物は有害な悪魔であったかもしれない。これらの
うちいくつかはアッシリア人の信仰を思い起こさせる。すなわち数千年前のドジャラ神
の信仰である。

98 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/14(水) 17:31:41.26 ID:1rowvjG8u
ドシャラ神は 七曜神である。  110   改めてドジャラ神に捧ぐ

テシュブ= 天主人 :強力な天候神。
ヘバト=辺春人   :テシュブの妻、地母神であり、(ヒッタイトの太陽女神 (de)
シャルマ=去間   :テシュブとヘバトの息子。
クマルビ=来間   :テシュブの太古の父親。
シャウシュカ斜種花  :アッシリアのイシュタル女神、治療女神。
シメギ =〆木   :太陽神。
クシュフ=来主人  :月読神。太陽と三日月のシンボル(月夜聖神)
ネルガル=寝臥神  :バビロニアの冥界神。フルリ語での呼称は不明

 と考えれば 日本人にも良く判る。ただ日本人も 日本古語や方言は相当数消えてい
る。テシュブ(Teshub) テシュプ(Teshup) の発音は不明だが 天主と言うのは同じ意識
や観念があったと思われる。「ヴ」又は「ブ」だが これは部・分・歩・蕪なのか不明
だが、考えられない広い向こうの地域や、広い武や舞の限られた空間の意味があるのだ
ろう。この天の主人を作った 親が未来人で 息子が過去を示すもの。と言うのは血縁
血統主義の 典型的な考え方で、未来は過去に詰まっている。とした教えなのだろう。
アッシリアのイシュタル女神、治療女神がシャウシュカ斜種花とは、怪我した人は助か
らないとした古代治療から見ても、当然斜視、つまり打ち捨てられた生活の戦士の老後
を示している。太陽神がシメギ=〆木=終来で、月神がクシュフ=来主人=来種富と、
明日を創るとしたのは、現代でも同じだろう。太陽が滅ぼし、夜が生物を育むと言う、
迷信伝説である。しかし闘いの国では 夜の休息とは 非常に大事だった事だろう。

99 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/16(金) 18:08:58.41 ID:9C6+LxGg/
月神がクシュフ=来主人=来種富は、 来主婦で 女性の子供のとの添寝のイメージ
なのかも 知れない。

100 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/16(金) 18:10:55.95 ID:9C6+LxGg/
シメギ =〆木 も 占める閉める締める終る 湿ると 日本語の古語も幾つも考えられる

101 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/16(金) 21:55:12.52 ID:9C6+LxGg/
ドシャラ神は 七曜神である。  111   改めてドジャラ神に捧ぐ

 このフルリ人の神々は、エジプトやメソポタミアの神々のように特定の主神殿(Home
Temple)を持ってはいなかった。ようである。いくつかの重要な宗教中心地としては、
キズワトナの「クンマンニ」と、ヒッタイトの「ヤジリカヤ」などがあった。ハランは
少なくとも後には月読神信仰の、中心地となっていたようだ。またニネヴェではフルリ
人がニネヴェを支配していた時代に、シャウシュカの重要な神殿があった。とされる。
ネルガルの神殿は、紀元前3千年紀の後半に ウルケシュに建造された。カハト(Kahat
)の街は、ミタンニ王国の宗教的中心地であった。とされる。ヒッタイトで保存されて
いた「ウッリクンミの歌」(The Songs of Ullikummi)というフルリ人の神話は、ヘシ
オドスの神話に類似する。クロノスが、ウラヌスの性器を切断する説話は、クマルビ(
Kumarbi)がアヌ(Anu)の性器を切断する説話に由来するかもしれない。また、ゼウス
によるクロノスの打倒に関する神話は、テシュブとクマルビに関するフルリ人の神話に
似ている。アッティス崇拝が、フルリ人の神話に影響された。という学説や主張もある
。後のフリュギアの女神キュベレは、フルリ人の女神ヘバトに対応する。クロノスは、
ギリシア神話の中で農耕神で、巨神族タイタン族長である、ウラノスの次に、全宇宙を
統べた第二番の神々の王で、アダマスの鎌と言う武器を持つ。ヘシオドスの『神統記』
によれば大王ウラノスとガイアの息子で、タイタンの末弟である。レアの夫であって、
ハデス、ポセイドン、ゼウスおよびヘーラ、ヘスティア、デメーテールの父でもある。
愛人のニュンペのピリュラとの間に半人半馬の賢者ケイロンを授けた。父であるウラノ
スの性器を、魔法の金属・アダマスの刃でできた鎌で、切り取って追放したが、自身も
父親と同様のキュクロプスたちを、ガイアの胎内に押し込めていたため、ガイアの怒り
を買い、息子であるゼウスに討たれたのである。彼は父同様、子にその権力を奪われる
という予言で、子供が生まれるたびに飲み込んでしまっていたが、末子ゼウスだけは、
母のレアーが偽って石をクロノスに飲ませたために助かったと言う逸話だ。

102 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/16(金) 22:12:47.61 ID:9LJAiWoJF
ドシャラ神は 七曜神である。  112   改めてドジャラ神に捧ぐ

 そもそもギリシャ神話は不倫物語の宝庫で、兎も角色んな子供を産んで神になる話が
筋立てられる。日本でも神話の神はかなり多く出るが、血統的にはそう多くなく、そこ
に居た、やって来た、と突然出て来る例が多い。ここでクマルビ神話(クマルビしんわ
)は、実は今だ分断文である。紀元前14〜13世紀のヒッタイトの遺跡から発掘された、
クマルビ神にかかわる神話である。ギリシャ神話「神統記」の原形と見なされている。
ただしヒッタイト土着の神話ではなく、フルリ語神話のヒッタイト語への翻訳と考えら
れている。KUB33.120 →最初はアラルが天上の王者だった。9年後、アヌがアラルを打
ち破った。アヌの9年目にクマルビが挑戦し、アヌの局所を噛み切った。その時クマル
ビはアヌの精◇を飲んだため、天候神をはらんだ。クマルビは天候神に対抗する子が、
ほしいと アヤ(エア)に相談。クマルビから天候神が生まれた。天候神はクマルビに
挑戦する。(後半部は欠落)KUB33.120 IV→クマルビが吐き出した精◇から「大地」が
2人の男児を出産。ラマの歌 (CTH343)では、クマルビとエアはラマを王座につける。
ラマが9年間神々の王となる。 その後ラマは天候神に負けたらしい。銀の歌 (CTH364)
では、人の子「銀河」は、父がクマルビであると知る。「銀河」は神々の王となった。
 その後は不明。ヘダムムの歌 (CTH348)は、クマルビは大食の海竜ヘダムムを生んだ。
愛の女神イシュタルは、ヘダムムに酒を飲ませて誘惑する。その後は不明だが、おそら
く、ヘダムムは殺された。ウルリクムミの歌 (CTH345) は、クマルビと「岩」の間に岩
の子、ウルリクムミが生まれた。女神イシュタルはウルリクムミを誘惑しようとしたが
、ウルリクムミは動じない。天候神はウルリクムミに戦いを挑む。天候神はウルリクム
ミを倒す方法をエアに相談。太古、天地を切り離した鋸で、ウルリクムミの足を切れと
エアが助言。 (結末は欠損)・・・と言う物語である。

103 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/20(火) 19:25:09.89 ID:n2fzYG9av
ドシャラ神は 七曜神である。  112   改めてドジャラ神に捧ぐ

 フルリ人の都市文化は、多くの都市からは表されない。ウルケシュは紀元前3千年紀
において唯一のフルリ人都市であった。紀元前2千年紀についてはアラプハ、ハラン、
カハト、ヌジ、タイドゥ(Taidu)およびワシュカンニ(Washukanni ミタンニの首都)
のように、多くのフルリ人都市が知られている。テル・ファハリヤにあったと言われて
いるワシュカンニの遺跡は現在まだ発見されていないが、ハブール川の流域にある都市
遺跡は1平方km〜2.5平方kmの範囲を、超過することはない し、大多数の遺跡はもっと
ずっと小さい。フルリ人の都市文化は、中央集権的なアッシリアやエジプトのそれとは
全く異なった、アイヌ人文化の様なものであったようで、個集団の連鎖である。フルリ
人国家の、封建的な政治機構が、巨大な宮殿や神殿の建設を発達させるのには、全く、
不向きであったためかもしれない。その構造と文化や集落の特徴と共に不向きな集合体
や大建築というのも似ている。ウルリクムミ(Ullikummi)の詩のウルリクムミは、ここ
のヒッタイト神話に登場する岩の巨人である。天候神テシュブによって神々の王位の座
を追われたクマルビが、復讐に燃えて、泉のほとりにあった長さ3ダンナ(1ダンナ=
約10.7km)の岩との間にもうけた子供であった。クマルビは女神であり岩というのは、
巨大な男根族と思われるつまり、巨人族なのである。子が成長するまでの間神々から守
るため、クマルビの命令により、イルシラ(クマルビの侍女に相当する女神達)の手で
、ウベルリの肩に突き立てて海中に隠された。肩=盾で門番のいる館なのだろう。1日
に1アムマトゥ(40cm)、1月に1イクー(8400平方m)成長するとされ、成長中の 知恵
もなく、目も耳も効かない状態ですら、イシュタルの誘惑やテシュブの攻撃を受け付け
ず、ついには天界のテシュブの住居にまで達するほどに成長し、神々の援護を受けた。
と言うのだ。ここでテシュブの名だが、日本語的には、天主部の事とすれば、天界になる

104 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/06/20(火) 19:32:27.89 ID:n2fzYG9av
  ドシャラ神は 七曜神である。  114   改めてドジャラ神に捧ぐ

 こうして、テシュブの攻撃すら退けた。ウベルリ(Ubelluri)は原初の巨人で海底で
天と地を支えていたと言われる。非常に鈍い巨人で、その右肩に乗った巨人、ウルリク
ムミが大きく成長しても、まるで気づかなかったとされる。ウルリクムミ(Ullikummi)
は、ヒッタイト神話では、岩の巨人とされる。となると、エベレストの造山運動だろう
か。日本語での「ウ」は、九州弁では大きいとか沢山の意味である。「ウル」とか「ウ
ラル」が山とされるのでウラルクムミであるかもしれない。となると汲みとか組とか、
連山の意味かもしれない。ウベルリは、大海原で、つまり海底を持ったまま大きな連山
が出来た話ともとれる。天候神テシュブによって神々の王位の座を追われたクマルビが
、復讐のために、泉のほとりにあった長さ3ダンナ(1ダンナ=約10.7km)の岩との間に
もうけた子供が成長するまでの間、神々から守るため、クマルビの命によりイルシラの
手で、ウベルリの肩に突き立てて海中に隠された。・・・目も耳も効かない状態ですら
、イシュタルの誘惑やテシュブの攻撃を受け付けず、ついには天界のテシュブの住居に
まで達するほどに成長し、神々の援護を受けたテシュブの攻撃すら退けた。と言うまあ
、ジャックと豆の木の様に、天界に達する程大きくなったのだ。進退窮まった神々は、
エアに相談、エアは遥か昔に天地を切り分けた刃物(”Kuruzzi":鋸とも)を用いて、
弱点であるウルリクムミの足を切断するように助言、それを受けたテシュブにより足を
切り落とされたウルリクムミは、テシュブたちに憎悪の言葉を語りながら消えていく。
・・即ち月日や風雨によって、その山は壊されて、大きくならなくなった。と言える。
この「エア」はリドゥの守護神エア(アッカド語: Ea)で生命や水の意味とされ、シュ
メール語で(en)は「王」「盛土」である。

105 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/03(月) 14:52:00.81 ID:79OkcBAh0
  ドシャラ神は 七曜神である。  115   改めてドジャラ神に捧ぐ

1.『クマルビ神話』のあらすじなどは、ヒッタイトの男神。とされるが擬人化体であ
ると説明されるが、恐らくは女神である。ヒッタイトの神話『クマルビ神話』において
、印象的な敵役として語られている。同神話では、主アヌに反旗を翻して 玉座に着く
が、アヌの精液を飲み込んだことにより、天候神(テシュプ神)を体内に宿し、やがて
逆襲にあう。のだった。ゼウスとオリュンポス十二神の系譜図では、父親クロノスは、
王位保全の為次々と、自分の子を飲み込んでいたが、ゼウスのみが、ガイアの機転で生
き残ってやがて闘い、父親の腹からポセイドンなどを助けるのだが、全く似た話である
。ゼウスの最初の妻は智恵の女神メーティスで、いわゆるメーテル=大気神=であるが
、オーケアニデス=大気神=メーテル=日暦の神=知恵の神とされているので、インド
神話との混合が図られたのである事の証左が見える。最後の妻ガイアは、呪徒で呪術師
で、王に進言する霊媒師とやって来て娶られた。理由はゼウスはメーティスの全知全能
を手に入れた事で、メーティスはアテーナーと共に飛び出て逃げたからだ。次にウーラ
ノスとガイアの子である、掟の女神テミスと結婚したので、叔母になったのだ。テミス
との間に三女ができる。夜の神モイライ、季節の女神ホーラー、正義の女神アストライ
アーである。ところが掟の女神テミスを手に入れた事で夜の神モイライを運命の神ニュ
クスに変えてしまい、運命さえ逆らえなくなった。と記述される。ところが「貴婦人」
「女主人」「神の中の女王」「貞操」などと称されるテーラーを見染て言い寄るのだ。
まあ、日本には、不倫は文化と豪語する奴もいたが、そうしたゼウスの求婚に仕方なく
OKするが、ガイアとの離婚を条件にした。しかしして、ゼウスは離婚してもテーラー
と結婚にこぎつつけるのである。
                               ‥‥by Tomy Land

106 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/03(月) 14:52:23.50 ID:79OkcBAh0
  ドシャラ神は 七曜神である。  116   改めてドジャラ神に捧ぐ

 『クマルビ神話』後半(『ウルリクムミの歌』)では、天候神への復讐心を逞しくし
、ウルキシャ(クマルビの信仰地。ハブル河沿岸の町)を出て、冷たい泉のそばの岩に
精液を与えて子を宿させる。岩に産ませた子、ウルリクムミを海中に隠し育て、神々へ
の逆襲を謀るのであった。ウルとは、ウルトラマンのウルであり、ウルムチ、ウルグル
、などの「ウル」と同じで「大いなる」「偉大な」と言う意味とも思われ、そう解釈す
ると、大いなる偉大なるムチであり、大いなる偉大なるグルという事になる。ヘーラー
は、その後オリュンポス十二神の一柱となるとともに、「神々の女王」でもあったのだ
。威厳のある天界の女王として絶大な権力を握り、権威を象徴する王冠と王笏を持って
いる。ゼウスは彼女との間にアレース、ヘーパイストス、ヘーベーなどをもうけたが、
好色家であって、その後もヘーラーの目を盗んで浮気を繰り返す。これは、強力な神々
や半神半人を生み出した、全宇宙や人間界の基盤を整える為と解され。古代ギリシアの
みならず、地中海世界の王家が自らの祖先をゼウスとする家系を主張する。その為に、
西洋神話のゼウスは浮気を繰り返す神話を数多く持つ神で。ゼウスの愛人は数え切れな
い。その中でも有名な愛人でも、ラミアー、アイギーナ、カリストー、エラレー、タレ
イア、アイトネーなど多くの愛人を持ったことで知られる。『クマルビ神話』では、そ
うした愛人の名は語らないが、「冷たい泉のそばの岩に、精液を与えて子を宿させる。
」と言う生々しい表記になっている。これは翻訳や改訳の間違いであろう。と思われる
。意味としては当たっているが、冷たいと言うのは反目の国という事で、精液と言うの
は性交の意味だろう。従って時の有力者の娘なり妻を、次々に犯して我が子を作って、
自分の領土を広げたのだろう。
                               ‥‥b

107 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/05(水) 13:46:24.96 ID:d3OjJfAAW
  ドシャラ神は 七曜神である。  117   改めてドジャラ神に捧ぐ

 プロメテウス神話では、3つの背信行為が描かれる。プロメテウスは、ギリシア神話
では第3世代の登場する男神で、ティーターン(古族)の一柱である。イーアペトスの
第2世代のガイヤ(地球)アポロン(金星)は、第1世代ウーラノス(天空神)の子で
ある。この第3世代にアトラース(大地神)メノイティオス(船・道具の神)エピメー
テウス(知の神)と、兄弟にある。知の神エピメーテウスは後に、パンドラの箱で有名
なパンドラを妻に娶っている。その二人にから産まれた息子が、デウカリオーンである
。しかしパンドラはメノイティオスとの間にも、ピュラーを産んでいた。そこでピュラ
ーとデウカリオーンは夫婦になったのだが、この第5世代は30人の子を産み育てた。
と言う。ところが、その子たちはとてつもなく悪ガキで手に負えず、リュカーオーンも
当初こそ、アルカディアに、ゼウス・リュカイオスの治世に信仰を広めていたが、最後
は旅人を襲って食べて、神に祈る際に人間の少年をも生贄とした。このことで、ゼウス
はカンカンに怒り、彼によって狼の姿に変えられた。と書く。こうした事で、ゼウスは
人間界にに嫌気がさして、絶滅させてしまおうと、地上に大洪水を起こす決断に至った
。これが「デウカリオーンの洪水」である。実は、もう一つ『変身物語』のエピソード
では、このリュカーオーンの娘の中に、アルカディア地方唯一の絶世の美女カリストー
がいた。カリストーは、とても美しい乙女だったが、身を飾ることや色恋には、まるで
興味を示さず、アルテミスの従者として処女を誓い、狩りに明け暮れる生活をしていた
。と言う。しかし、ある日、その美しさゆえに ゼウスに見初められる。だがゼウスは
アルテミスの姿を借りて、男性への警戒心の強いカリストーに近づき、思いを遂げた。

108 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/05(水) 13:47:00.87 ID:d3OjJfAAW
  ドシャラ神は 七曜神である。  118   改めてドジャラ神に捧ぐ

 こうして彼女は男と交わったことが、アルテミスに知れるのを恐れて このことを、
ずっと隠していたが、腹にアルカスを宿していた。何ヶ月か経ったある日、狩りの最中
に、アルテミス達と沐浴をすることとなり、彼女も仲間入りを強要された。従者の彼女
は衣服を脱いだために、ゼウスの子どもを身ごもっており、それを知られてしまった。
その結果、純潔を尊ぶアルテミスの怒りによって、あるいは、ゼウスの妃のヘーラーの
嫉妬によって、ここで恐ろしい呪いを受けることになった。哀れみを乞うカリストーの
真っ白な腕は、黒い毛皮で覆われ、両手は、湾曲して鉤爪が伸びて、獣の前肢となり、
ゼウスがとりわけ好きな口元は、巨大な獣の顎となって喉からは言葉の替わりにおぞま
しい唸り声しか出せないようにされた。とされた、彼女は、もとの美しい容姿とは似て
も似つかぬ、熊の姿に変えられたのであった。カリストーが熊に変えられる経緯につい
ては、諸伝があって、古い伝承では妊娠が発覚した時点で、純潔の誓いに背いた罰で、
アルテミスによって変身させられた、とするものもある。ゼウスが彼女をアルテミス、
ないしヘーラーの怒りから守るために変えた。という話もある。最も流布するオウィデ
ィウス『変身物語』エピソードは、妊娠が発覚した時点で、アルテミスのお供から追放
されるにとどまり、彼女が熊に変えられるのは、アルカスを生んだ直後に、ヘーラーの
呪いによってである。この場合、ヘーラーが夫ゼウスの心を奪った彼女の美しさを妬ん
での仕打ちであったと言う。美は罪だったのだった。世の美女は化粧をし、着飾るのだ
が、その罪と罰をしらない。と言う警告と戒めである。その後、熊にされたカリストー
を、ヘーラーがアルテミスに猛獣として討つように。と説き伏せ殺させたと伝わってい
る。アルテミスが誓いを守らなかったことで殺された。もいわれ、ゼウスはカリストー
の遺体の中から子供を取りだし、マイアに預け、遺体を天にあげておおぐま座に変えた
。とする。これがオオグマ座の起源伝説である。

109 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/06(木) 09:21:41.41 ID:ovDYrmpzd
  ドシャラ神は 七曜神である。  119   改めてドジャラ神に捧ぐ

 しかしこの、プロメテウス神話では、ウラノスは最も強い原始の神だ。ギリシャ神話
に登場する天空神で、それを倒したゼウスの悪戯に、そう抵抗できるのだろうか。まず
無理な話である。つまり@運命の悪戯にはあらがえない。そしてアルテミスに知れるの
を恐れて隠すのだが隠しきれないA神に隠し事は出来ない。と言う2の戒めと警告に、
ゼウスの妃のヘーラーの嫉妬によって、ここで恐ろしい呪縛を受けると言う、B気高い
美や正義は呪縛を受ける。と言う定理を、突きつけるのである。ウラノスの神話は、イ
ンドの乳海神話と同じで、つまり天地開闢の混沌とした中空で、時と物と空と大地を分
けた原初時空を棲み分け、天地に分ける、第一世代の神である。所謂混沌社会に善悪を
ハッキリ決めた社会を産んだ時代なのだろう。オリュンポス十二神以前の時代の、神々
であり、大地母神ガイアは子にして妻であった。と記述される。今でこそガイアは地球
と訳されるが、むかしは天は空であり、立つのが大地と言う概念で、海を知らない人々
が居たら、この原始宗教では二大神であろう。この第一世代の神々の末子にして世界の
統治者となったのが好色家のゼウスだったのだから、物語は続く。クロノスやオケアノ
スらの、ティターン(古代)十二神やキュクロプス、ヘカトンケイル等の異形族の巨人
達の父親であったウラノスだが、その名前はギリシャ語で、天を意味する言葉だという
。ここで、やはりインド神話の移植だろう事を伺わせる。さらに時代を遡ると雨を意味
する言葉に行きつく。正式にはウーラノスだが日本は、伸ばさずにウラノスと呼ばれる
。今やロシアでは「ウーラ」は掛け声となってTVの中に出現する言葉である。ラテン
語でウラヌスと呼ばれた事が日本の翻訳だ。又、天空といっても夜空の神であり、これ
は古代ギリシャで、宇宙に輝く星々の見える夜の天こそが、本来の空の姿だと考えられ
ている。つまり、陽光は大気の中にあるものと考えられており昼は夜よりも下位に置か
れている。

110 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/06(木) 09:22:07.10 ID:ovDYrmpzd
  ドシャラ神は 七曜神である。  120   改めてドジャラ神に捧ぐ

、先の大熊座と言うのは、神の上位に位置した事を物語るものだ。古代は光と言うより
、光は、光の霧が漂いにくる。って感じで考えていた。朝日が差し込む前に明るくなる
からだ。又夕陽でも、沈んでしばらくは明るいから、そういう感覚だったのだろう。ウ
ラノスは「星をちりばめたる。」という称号がある。単なる天空の神ではなく、身中に
銀河を収めた宇宙その物である創造主の大神と見なされる。この逸話から、一説には、
インド神話の神ヴァルナと同一の起源をもっているのではないか。とする説が存在する
。このカオスで誕生したであろう、ガイアが初期に生み出した神の一柱で、先述したよ
うに天空を司っており、生み出されると同時に夫となり、互いが交わることでティター
ン12神の、キュクロプス、ヘカトンケイルらが、産み出されているのだから無理もな
い設定である。が物語は、キュクロプスやヘカトンケイルの醜い姿に、恐れを成した、
ウラノスは、あろうことか、彼らを冥界王タルタロスに押し込んで幽閉するという凶行
に出た。と言うのがギリシャ神話である。これに怒ったガイアは、子供たちにウラノス
を罰するように唆して、賛同したクロノスはアダマスの鎌を持ち、寝床へ隠れるのだっ
た。こうして、計画の読みの通りに、寝床へ入りガイアと性交の寝所、いわゆる褥(し
とね)の床台(とこだい)に行く、このために来たウラノスに、待ってましたと言わん
ばかりに隠れていた、刺客のクロノスは、手に持っていたアダマスの鎌でウラノスの、
立派な男根を切断して、快挙を果たしそのまま海へ投げ捨てた。この時飛び散った血が
ガイアに掛かり、エリニュスやメリアスや、半身半蛇の巨人族であるギガスを身ごもら
せた。ともいわれている。そして、捨てられた男根(もしくは精液)からは愛の女神アフ
ロディテが誕生している。いわゆるビーナス生誕である。こうして、権威を失ったウラ
ノスは、死んだはずの子供達が、生きていて、まさかの息子であるクロノスに譲ること
となるとは思わなかった。と言われている。

111 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/06(木) 09:22:36.31 ID:ovDYrmpzd
  ドシャラ神は 七曜神である。  121   改めてドジャラ神に捧ぐ

 インド神話のヴァルナ神の起源は、かなり古く、紀元前14世紀頃のミタンニ・ヒッタ
イト条約文には既に記述され、ミトラ神と共にヴァルナ神の名があげられている。とい
われる。(条約=国家間の契約)の中で契約の護り神で、此処では太陽神に近い形だ。
しかし、この後ヴェーダの時代にはヴァルナの地位は下がり、インド神話においても、
インドラのように人々に親しまれる神ではない。『リグ・ヴェーダ』では、雷神インド
ラ、火神アグニと共に、重要な位置で、天空神、司法神(=契約と正義の神)、水神と
幾つもの属性をもっていたが、この段階で「ブラフマー(梵天)」に、起源神としての
地位を奪われている。プラーナ文献において8方のうち、西を守る守護神とされたが、
一方の「ブラフマー」は、インド神話に登場しては、宇宙や生命を創りだした創造神と
され、最高神で擬人化されたブラフマーは、4つの顔と4本の腕をもつ姿で描かれてい
る。4つの顔は前後左右に1つずつ付いており、4本の手には数珠や水の入った器など
、知識や創造を表すものを持って。インド哲学における、宇宙の原理「ブラフマン」を
擬人化させ、中心の神とされた、不確定な部分があるため断定はできないが、西方のみ
と4方ではかなりランク下がりである。一方で、起源神は創造神の地位を奪われたとは
云え、ヴァルナと水との関係性は逆に、強まっていき、やがては、水の神、海上の神、
海運の神、交易の神、という位置付けが与えられる。また、ヴァルナはしばしば蛇とも
関連づけられる。『マハーバーラタ』の中ではナーガ達が暮らす海の主だとも、ナーガ
達の主人だとも呼ばれる。アヒ蛇やヴリトラと同一視されることもあった。ヴァルナは
『リグ・ヴェーダ』で「海を隠した」とされているが、ヴリトラも同様に水を閉じ込め
ており、これはどちらも原初の水での出来事だ。

112 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/06(木) 09:23:08.76 ID:ovDYrmpzd
  ドシャラ神は 七曜神である。  122   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ちなみに、インド哲学では、「ブラフマー神」と同じ最高神に当てはまる神がいて、
「ヴィシュヌ神」と「シヴァ神」がヒンドュー教で「三神一体(さんしんいったい)」
を唱える。つまり「ブラフマー」「ヴィシュヌ」「シヴァ」の3柱で1つとされていて
、本来は1柱であるそれぞれ3つの姿に分けることで、それぞれに能力をもたせた。の
である。ブラフマーに創造を、ヴィシュヌが維持を、シヴァは破壊を司っているとし、
力関係を、同等だとしている。ブラフマーが創ったものをヴィシュヌが維持し、シヴァ
が破壊して再度ブラフマーが創ることで世界が造られ、全ての時間が流れる。というの
だ。そもそも「ブラフマー」は、知識の神で、宇宙や生命など、あらゆるものの創造神
と言うのは勝手な信仰拡大だ。ブラフマーが宇宙を創るとき「地・水・火・風・空」の
五大元素を創り、実体化することはできず、水のなかに種をまき、種から黄金の卵を創
り出し、ブラフマー自身が黄金の卵に入って、生まれる出たことになっている。その為
肉体を得る前からいる神とされる。半分に割れた黄金の卵は、片方が天に、もう片方が
地になったと解され、そこから世界が生まれた。と言う。ただ、ブラフマーの生まれは
諸説あり、最高神の1柱である「ヴィシュヌ」のヘソから生まれたというのが真説で、
昔の説話さろう。「ブラフマー」は誰の願いでも叶えるとして人気がでて、仏教でも、
釈迦の前に梵天(ブラフマー)が現れ、穢れが少ない人は、釈迦の教えによって悟る事
ができると説得した。梵天の願いに応え釈迦は、こうして自身の悟りを広める力とした
。逸話で「神々の敵対者であるアスラ(魔族の総称)の『ヒラニヤカシプ』は、ブラフ
マーに『誰にも、どこにいても、何を使っても殺されない体』を願い、叶えてもらった
。と言う逸話があって、梵天は、衆生救済の根源とされたのだ。そこで仏教も苦行を行
ったものに対し、「ブラフマー」が願いを叶える。とした。

113 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/06(木) 09:23:30.94 ID:ovDYrmpzd
  ドシャラ神は 七曜神である。  123   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴァルナはアーディティヤ神群の最高神で、デーヴァの代表インドラに対してアスラ
の代表とされる。「アスラ」は、インド神話における鬼神の一種で,闘争をこととする
。サンスクリットの「アスラ(asura)」の写音である。アーリヤ人の インド・イラン
共通の時代には「アスラ」と「デーバ(deva)」は、ともに神を意味したが,彼らが分
かれて定住してからは、インドではアスラが悪神を、デーバが善神を 意味するように
なり、イランではアスラはゾロアスター教の主神アフラ・マズダとなった。従ってイラ
ンの「リグ・ヴェーダ」とインドでは違い、アスラ神は悪神とされるのである。この形
が、リュカーオーンを思い出させるのである。天則(リタ)と掟(ヴラタ)を護持して
世界の秩序と運行を守り、人間を監視して悪行に裁きを下す司法神として最も重要な神
とみなされた「ヴァルナ神」も、庶民に理解しがたく、結局は信仰において降格の憂き
目にあったのである。まあ人間の傲慢さである。彼の力は大きく、さらに幻力(マーヤ
ー)で三界を創造した始原神であり、降雨や水流を幻力で操作して万物を養う維持神と
され、ヴァルナの息は風、太陽は眼であり、彼は、天を支え、己が創造物を運行させ、
その中に遍在する存在である。正に神たる王、神の中の神であった。特にヴァルナは、
天則や掟を侵す者を裁く司法神として、性格は恐れられている。ヴァルナは“千の目(
星)”や、間諜を用いてあらゆる時・場所で人間の行為を監視し、欺瞞に満ちた悪人を
縄索で縛り、水腫をもたらして罪人を罰したというのである。さらに、人を縛るヴァル
ナの縄索から、身を守り解放するために多くの讃歌や儀礼が設けられた。とされ、ヴァ
ルナの名をインド・ヨーロッパ族の“wer-(縛る)”という語根に見る説すら存在する
。厳格な存在ではあるが、一方で悔悟した者を許し、医薬を用いて人間の命を守る慈恵
の神でもある。

114 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/14(金) 20:16:43.52 ID:1w1yvp/+c
  ドシャラ神は 七曜神である。  124   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴァルナの起源には、数多くがある。異説も多いがインド・イランの最高神とされ、
ゾロアスター教のアフラ・マズダーと同根の存在というのが定説だ。この為に“アスラ
”の長たるヴァルナの成立経緯を根拠にして、アフラ・マズダーと大日如来を同一視す
る説が存在する。またギリシャ神話の天空神ウラヌス、水神・海神のポセイドン、ネプ
チューンと同一視する説もある。この語源は明確化されておらず、ヴァルナの語は『覆
う』『全てを包容する』という意味で、星空もしくは星空の背後にある存在を意味する
という説、ウラヌスに関連して『蒼穹、青い空』を意味する説、アッシリアの月の神に
由来するという説(あまり一般的ではない)などがあるという。ヴァルナとヴリトラの
近似・同一性を唱えている学者もいる。まあ、ウルトラ的神の中の神だから、誰もが、
自分の街の守護神にその性格を与えたのであろう。今やインドカーストとして貧富制度
が確立されているが、ヴァルナ制度としてカースト制が呼ばれた。まず司祭者たちが、
祭式儀式を複雑に発達させ独占し、神に最も近い人間であると主張し、第1のヴァルナ
と自称した。バラモン(正しくはブラーフマナ)とは「『呪力』もった祭典の言葉を知
るもの。」という意味という。すでに前期ヴェーダ時代にアーリヤ人の部族の内部に、
政治的な力を持った上層部族民、宗教を担当する司祭者、一般部族民という3階層が、
基本的に存在していた。階層間の壁は、薄いものであったが、後期ヴェーダ時代に入る
と次第に厚くなり排他的階層の形成が進んでいく。ヴァルナは「色」を意味する。アー
リヤ人達の侵入で、肌の色の違いが、身分の違いを意味していた。この言葉は、「身分
」「階級」の意味で使われだし、混血具合や肌の色と身分の関係がなくなってからでも
、同じ意味で使われ続ける。このヴァルナ制度に存在する多数のカースト集団をインド
は「生まれ(の集団)」を意味するジャーティと呼んで、慣習化する。拘束力、権力、
との意味から、制度と言う意味に変わった。これをポルトガル人が、自国語で「血統」
「家柄」を意味するカスタ(ラテン語:カストゥス)と呼び、カースト制度という呼称
が生まれた。

115 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/14(金) 21:34:18.89 ID:1w1yvp/+c
  ドシャラ神は 七曜神である。  125   改めてドジャラ神に捧ぐ

「ヤマ」とはサンスクリットで双子を意味する。インド・イラン文化圏で古い神格で、
『アヴェスター』の聖王イマ(ペルシア語でジャム、あるいはジャムシード)と呼ばれ
る太陽神の双子として想定されていた。人類の起源を説明しているものの、詩の作者が
近親相姦という倫理に反する表現を回避している事で有耶無耶な表現となった。。彼ら
は、最初の人類の生まれとされるが、ヴェーダにおいて人間の祖の役割を果たしている
のは通常マヌで、ヤマは基本的に死者の主として扱われる。ミトラとヴァルナ、アシュ
ヴィン双神のように、本来はマヌとヤマも、対になる神であった。と考えられている。
『リグ・ヴェーダ』10.10の「ヤマとヤミーとの対話」は、ヤマとその妹ヤミー(Yami)
の双子の兄妹による会話体の作品で。ふたりヴィヴァスヴァット(太陽神)の子で、母
はトヴァシュトリ(創造主)の娘サラニューとされる。この作品でヤミーはヤマに子孫
を残す必要性を訴えて結婚を迫る。が、ヤマは兄弟姉妹婚がミトラ神とヴァルナ神の定
めた、天則に沿わない行為だとして拒んだ。ヤマが、人類の始祖や死者の主、になった
理由については、以下のように説明された。ヤマは人間で最初の死者となり、死者が進
む道を見いだした。そして死者の国の王となった。ヤマの死は昼夜の起源ともなった。
黒ヤジュルヴェーダの『マイトラーヤニー・サンヒター』の伝えるところでは、ヤマが
死んだ頃は、まだ夜が無かった。悲しみに暮れるヤミーは、神々に慰められるたびに、
「ヤマは今日死んだ」と言っては泣いた。神々は、ヤミーがヤマを忘れられるように、
今日を昨日とすべく夜を作り出したので、ヤミーは立ち直ることができたという説話を
造る。ヤマは虚空のはるか奥に住むという。インドでは、古くは生前によい行いをした
人は天界のヤマの国に行く。そこは死者の楽園であり、長寿を全うした後にヤマのいる
天界で祖先の霊と一体化することは、理想的な人生だと考えられていた。ヤマの世界を
地下だと後時代にされ、死者を裁き、生前に悪行をなした者を罰する恐るべき神と考えられるようになった。

116 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/14(金) 21:34:50.60 ID:1w1yvp/+c
  ドシャラ神は 七曜神である。  125   改めてドジャラ神に捧ぐ

「ヤマ」とはサンスクリットで双子を意味する。インド・イラン文化圏で古い神格で、
『アヴェスター』の聖王イマ(ペルシア語でジャム、あるいはジャムシード)と呼ばれ
る太陽神の双子として想定されていた。人類の起源を説明しているものの、詩の作者が
近親相姦という倫理に反する表現を回避している事で有耶無耶な表現となった。。彼ら
は、最初の人類の生まれとされるが、ヴェーダにおいて人間の祖の役割を果たしている
のは通常マヌで、ヤマは基本的に死者の主として扱われる。ミトラとヴァルナ、アシュ
ヴィン双神のように、本来はマヌとヤマも、対になる神であった。と考えられている。
『リグ・ヴェーダ』10.10の「ヤマとヤミーとの対話」は、ヤマとその妹ヤミー(Yami)
の双子の兄妹による会話体の作品で。ふたりヴィヴァスヴァット(太陽神)の子で、母
はトヴァシュトリ(創造主)の娘サラニューとされる。この作品でヤミーはヤマに子孫
を残す必要性を訴えて結婚を迫る。が、ヤマは兄弟姉妹婚がミトラ神とヴァルナ神の定
めた、天則に沿わない行為だとして拒んだ。ヤマが、人類の始祖や死者の主、になった
理由については、以下のように説明された。ヤマは人間で最初の死者となり、死者が進
む道を見いだした。そして死者の国の王となった。ヤマの死は昼夜の起源ともなった。
黒ヤジュルヴェーダの『マイトラーヤニー・サンヒター』の伝えるところでは、ヤマが
死んだ頃は、まだ夜が無かった。悲しみに暮れるヤミーは、神々に慰められるたびに、
「ヤマは今日死んだ」と言っては泣いた。神々は、ヤミーがヤマを忘れられるように、
今日を昨日とすべく夜を作り出したので、ヤミーは立ち直ることができたという説話を
造る。ヤマは虚空のはるか奥に住むという。インドでは、古くは生前によい行いをした
人は天界のヤマの国に行く。そこは死者の楽園であり、長寿を全うした後にヤマのいる
天界で祖先の霊と一体化することは、理想的な人生だと考えられていた。ヤマの世界を
地下だと後時代にされ、死者を裁き、生前に悪行をなした者を罰する恐るべき神と、考
えられるようになった。

117 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/21(金) 00:22:35.92 ID:axuzG0Hyu
 ドシャラ神は 七曜神である。  126   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヤマやヤミーは、斑の2匹の犬サーラメーヤ(Sarameya)を従える。神犬サラマーか
ら生まれた4つ目の犬で闇の帝王ヤマと妹婦人のヤミーを先導する。エリアーデでは、
両者の特徴として、“原初の閉じ込められた水”としての属性えお示し、ヴァルナの縛
りつける力とヴリトラの水をせき止める力、「マハーバーラタ」におけるヴァルナを、
ナーガの王の一柱と数える記述と「悪蛇アヒ」と、同一視される。このエリアーデは、
天空神(てんくうしん)とされる。直接ないし間接的に宇宙を創造した天上の至高存在
者として、世界中の神話に普遍的に見られる神格で、一番暇な神。で最高の代行神とも
いう。天上の至高存在者という概念は、普遍的に存在することから、天空神への信仰は
極めて古い起源を持つ概念である。「原初の閉じ込められた水」=乳海の水=宇宙の中
の混沌とした闇を内包した泥水である。『リグ・ヴェーダ』で、雷神インドラ、火神ア
グニとともに、重要な天空神、司法神(=契約と正義の神)、水神などの属性をもって
いて、ヴァルナの起源は古く、紀元前14世紀頃のヒッタイトの守護神で、インド・イラ
ンのペルシャの軍神のミトラ神と共にヴァルナ神は始祖神だった。が、ヒンズー仏教の
バラモンの精神の善神、虚空蔵菩薩のブラフマーによって始源神としての地位を奪われ
てしまう。プラーナ文献においては、8方守護神の一角の西を守る守護神の性格のみに
収まり、蛇属神のナーガ王の守護とした。彼らの子は乳海戦争の戦士で大きな業績を残
した。カドゥルー (KadrU) は 1000の偉大なナーガ(蛇)の、王たちを生む。この中で
ナーガラージャは祖であった。ダクシャの娘の1人で、カシュヤパ仙の妻である。ムチ
ャリンダ(Mucalinda) は、仏陀の上で7日も仏陀の屋根の代わりとなった。7日後帰依
したという。アパラーラ (Apalla) は仏陀に従う金剛夜叉によって調伏されたという。
この仏陀の名こそ、八大竜王となった竜神として。難陀(ナンダ)、跋難陀(ウパナン
ダ)娑伽羅(サーガラ)和修吉(ヴァースキ)徳叉迦(タクシャカ)阿那婆達多(アナ
ヴァタプタ)、摩那斯(マナスヴィン)、優鉢羅(ウトゥパラカ)といった八大竜王は
ナーガラージャである。

118 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/21(金) 00:23:00.79 ID:axuzG0Hyu
 ドシャラ神は 七曜神である。  127   改めてドジャラ神に捧ぐ

カシュヤパ仙とカドゥルーの間に生まれた徳叉迦(タクシャカ)は、ナーガ族の中でも
特に狡猾とされインドラ神の友人であって、ナーガ族の王となった。和修吉(ヴァース
キ)は、乳海攪拌(宇宙革命)の時、マンダラ山を回転させる時間の綱を持った。しか
し、あまりの苦しさに猛毒ハーラーハラを吐き出してしまい、危うく世界を滅ぼしかけ
、破壊神シヴァ神がその毒を飲み込んで世界を救う。猛毒がシヴァ神ののどを焼いた為
首から上が青黒くなった。アナンタは、神を乗せた入海の船の姿で最初の蛇神とされる
。インド神話おける「無際限」または「永遠」を意味し千の頭を持つといわれ蛇族の棲
むパーターラという、地底界の最深部で世界を支えている原初の蛇アーディシェーシャ
となった。難陀(ナンダ)、跋難陀(ウパナンダ)もやはり千の頭を持つ巨大な蛇とさ
れ、千の頭の一つ一つに卍の印がついている他、イヤリング、王冠、花冠も身につけて
いる。マナサーという妹をもつ。シェーシャがいるのはさらにその下で、その千の頭で
大地を支えている。といわれている。アナンタはこの世が始まる以前から住み着いてい
た蛇神で、宇宙が混沌の海だった時に、「維持者、守護者」のヴィシュヌ(至高神)は
、阿那婆達多(アナヴァタプタ)=アナンタを船の替わりにして、その上に寝ていた。
という。そのヴィシュヌのへそから蓮の花が伸びてそこに創造神ブラフマーが生まれ、
ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれたとされている。摩那斯(マナスヴィン)、
優鉢羅(ウトゥパラカ)は、その船が動く時の先導者で、この4人は幼馴染の乳海の友
であった。『マハーバーラタ』においては、乳海戦争にアスラ属が暗雲として龍神族と
蛇神族の闘いがある。アスラ属はヴリトラとも言われ、その原意は、「障害」「遮蔽物
」である。その姿は龍のほか、雲や蜘蛛だとも描写される。水を閉じ込めて旱魃を起こ
す力を持ち、インドラ神とは敵対関係にあり、インドラに殺されることとなる。インド
ラは、神々の「帝王」である「シャクラ」が冠され帝釈天・天帝と解される。古くは、
アーリア人の軍神で、移動とともに小アジアやメソポタミアの中心信仰対象であった。

119 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 04:10:57.92 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  128   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴァルナ神はインド神話に登場するアスラ龍神族にして、同族を代表する長である。
アーリア人流入以前より、同地域に根付いていた 自然神信仰群の首位に置かれていた
天空を支配する神であり、理を預かることから司法神と訳されている。雨や海など水に
関するものを司る言わば水神として有名だが、後述する様にかつてはもっと多様な神格
を持っていたことで知られている。かなり古い神の為その起源は謎が多いがゾロアスタ
ー教の最高神アフラ・マズダと同じというのが有力である。かつては天空の水に住む神
であり、その水を恵みの雨として降らせる豊穣神として祀られており、上記の神格に加
えて創造神、維持神、天空神、司法神としての役割を持つ最高神に等しい存在であった
。が時代が進むにつれてその地位は下がり、司法神としての地位はヤマに、創造神とし
ての地位は追われ、至上神の地位は善神ブラフマーに奪われてしまい、最終的に西方を
守護する護神にして水や海を司る神として落ち着いたという。ミトラと同じくその起源
はかなり古いものであり、ヴェーダ時代以前からその存在が確認されている。これ等の
神々はアディティヤ神群と呼ばれ、ヴェーダ教=バラモンの時代に、形を変えて生き残
った。その時代々々ではミトラが太陽を司ってるのに対して、ヴァルナは月と夜を司る
神としてミトラと並ぶ最高神とみなされていた。ヴァルナとミトラは元来は一つの神で
あったとも言われ、両者は同格である。が、先述したように時代が進むにつれて、その
地位は下がってしまい、メジャーな存在となったインドラ神とは逆に、知る人ぞ知る神
に過ぎない存在となっている。それでもディーヴァ神族の代表であるインドラに対して
アスラ族の代表となるなど冷遇されていたわけではなく、風はヴァルナの息、太陽や星
はヴァルナの眼と解釈されており、いついかなる時も人間が罪を犯さないか監視し、掟
や法律を破った者に対して裁きを加えることから当時の人々には非常に恐れられた神で
もあったという。それは日本で言うならば正にお天道様にはすべてお見通しだ。という
事である。

120 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 04:11:28.54 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  129   改めてドジャラ神に捧ぐ

 一方で非常に慈悲深い一面もあったようで罪を懺悔した者を許し、神の医薬を用いて
人々の命を救ったともいわれており、その点がヤマに似ている。名の由来は諸説あって
インド・ヨーロッパ語族の、古代言語において縛るを意味する言葉からという説から、
天空を意味する言葉、星空を意味する言葉だともいわれており、一説には天空神として
はウラノス、海神としてはポセイドン等と起原を同一とする説もある。姿に関しては蛇
のような下半身を持っていたと伝わり、蛇との関係が、かなり深い神である。など、ど
ちらかというとアスラ族というよりナーガ族に近い姿であり、実際に『マハーラーバタ
』では、彼はアスラ族ではなくて、ナーガ族を統べる王だとも伝わっている。強大な部
族のアスラという 繋がりや水に関連する伝承からヴリトラと同一視する考えもあり、
両者は元々は同一の存在だったのではないか。とも言われているらしい。ヴァルナ神に
ヴリトラの性格を挙げている。天空神でもあり天地に雨を降らせて、豊穣をもたらし、
夜間の太陽の進行を支配するとされ、天上の水に住むことから水神ともされた。時代が
移ると共に、上記の神格はブラフマーやヤマに奪われ、西方を守る護世神や風神を経て
最終的に水神、海上の神の地位に落ち着いた。海、水の神としてのヴァルナは、水中に
純白の城壁と、天界の樹木に囲まれた領土で、数多の従者をかしずかせて妃と玉座に就
いている、もしくは、海底の「プシュパギリ」という山の上に宮殿に座し、千頭の白鳥
を、従者に地界の海を巡って、海の闇に潜む悪魔を監視しているという。なお、海は月
の出立地であることから、ヴァルナは月神ソーマの父ともされる。また契約の神ミトラ
と強く結び付けられ、ミトラが太陽と昼に関連付けられると、ヴァルナは月と夜に関連
を持つ神とみなされるようになった。ヴァルナはマカラという海の怪獣に乗り、ナーガ
パーシャ(蛇の縄)を武器にするとされ、妻にヴァルナーニ、ガウリー、ジェーシュタ
ーがいる。仏教では十二天の一柱で 西方の守護者、水天になった。水を司る龍神で、
右手に剣を左手に羂索を執り亀の背に乗る姿で描かれる。

121 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 22:42:14.30 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  130   改めてドジャラ神に捧ぐ

 インドの後期ヴェーダ時代(紀元前1000年頃〜紀元前600年頃)、鉄器の使用が始まり
森林地帯の開拓が進むと、農耕生活が安定し、余剰生産の増大と共に、生産に直接従事
しない司祭者や王侯武士階級の人口も増え、ここにバラモン(司祭者)、クシャトリヤ
(王侯・武士)、ヴァイシャ(農・牧・商に従事する庶民)、シュードラ(先住民を主
体とする奴隷階級)からなる4ヴァルナ制度(種姓制度)が成立した。紀元前 800年頃
の鉄器の使用が始まると、ガンジス川中流域の森林地帯の開拓が進んだ。またアーリヤ
系民族はこの地で先住民から、稲の栽培の技術を学び、農耕生活は一層安定していく。
余剰生産の増大とともに、生産に直接従事しない司祭者や王侯武士階級の人口も増え、
ここにバラモン(司祭者)、クシャトリヤ(王侯・武士)、ヴァイシャ(農・牧・商に
従事する庶民)、シュードラ(先住民を主体とする奴隷階級)からなる4ヴァルナ制度
(種姓制度)は広く固く確立した。これがカースト制度の、初期の形態と言えるもので
ある。この時代にはまた王権がしだいに強化され、小さな王国が各地に誕生して行った
。つづいて上層部族民が一般部族民から自己を切り離し、政治と軍事の担当者となる。
クシャトリヤとは「権力をもつもの」という意味である。一般部族民は上位のNo2の
ヴァルナを、経済活動によって支える庶民階級とし。ヴァイシャとは部族民を意味する
ヴァイシャという語から派生した呼称で呼ばれた。以上の3ヴァルナに属する者達は、
「アーリヤ」とも呼ばれ、バラモンの指導する宗教に、参加する門徒となる事ができた
。しかし、他から侵入部族や第4のヴァルナは、主として先住民からなる隷属階級で、
上位3位のヴァルナに奉仕することを義務づけられて生きて行く。社会的・宗教的に、
さまざまな差別をうけながら部族を存続させた。シュードラという呼称は、先住民部族
の名に起源するらしい。なお、この時代の末期から次の時代の初めごろ、社会の最下層
にシュードラからも差別される不可触民階層も形成されていた。

122 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 22:42:35.42 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  131   改めてドジャラ神に捧ぐ

 元々 高原の砂漠の神は、アフラ・マズダであった。ゾロアスター教の中芯神の善神
で、全知全能の最高神の光明神だ。光・光明・火などをもって象徴され,悪神アーリマ
ンと闘争して、最後に勝利を得るといわれる。アフラは神,マズダは智恵の意。王冠を
かぶり,翼をもった人間の姿をとっていて、人々に、馬に乗って棍棒のムチで現れる。
一方で、エジプト以北のアフリカ大陸では、ミトラ教が奉じられていて、インドでも、
交流の上 港都市の最高神として太陽神ミトラス(ミスラス)を主神とする密儀宗教で
商業が営まれていた。剣を持ち、同じようにマントを付けて、大魔神ヴァルナと対をな
す、契約・約束の神としてあった。アスラ=アーリア人の信仰の中で、インドラ=神の
中の神=帝王神が、阿修羅神(アシュヴィン)=医術、薬学の双首神がいた。つまり、
太陽神は常に月の神=冥界王を従えて 中心の主神として祀られていたのである。太陽
神は生命と時間の神で、常に片手は剣を持ち、片手は牡牛=食糧を掴んでいる。傷口か
らあふれる血に、犬と蛇や、また腹の下ではサソリが牡牛の生殖器に跳びかかる。生殖
器は未来のシンボルで、ミトラス神の両側には光や闇を司る脇侍神2人や2頭が侍って
月の神や冥界を持つ、と言う神話を持ち、太陽と月、四方の風、十二宮、カラスなどの
シンボルストーリーを持って信仰された。元々契約には、金額以上に、日時と死を以っ
てしても守る信義が必要なので、品物と金額以上に、運行運輸の行先の、開運の女神が
必要だった。ただアフラ・マズダのゾロアスター教で言えば助ける7柱軍神の一人にす
ぎず、太陽神信仰から言えば、アフラ・マズダは契約や幸運の善神に過ぎず、生命と、
時間の神こそ上位神だ。といった処である。

123 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 22:42:56.63 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  132   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴィシュヌは4つの手を持つ化身神である。所謂方位神で、それぞれの手に円盤状の
武器チャクラ、力と権力の象徴としての棍棒、笛として使われるほら貝・シャンカ、更
にヒンドゥー教のシンボルでもある蓮華を持つ。武器チャクラは円盤状のブーメランだ
から、鎌の代わりの石器時代の包丁の名残りかもしれない。つまり棍棒と包丁なのであ
る。シャンカはほら貝製の笛で、角笛のように戦争の合図と言うので、人々の言葉代わ
りの音と言える。同時に水や女性器も象徴するとされヴィシュヌのシンボルの一つとい
う。更に蓮の花の、お盆のあの世のぼんぼり、つまり明かりである。音と光を一方で、
意味する。彫刻や彫金で装飾された美しいシャンカは女神像である。シヴァが持つ両面
のこの手に持つものは、台所や食堂の象徴であろう。ダマルと両面太鼓がよく描かれる
。インドの三柱信仰は、トリムールティと言われ三神一体(さんしんいったい)のトリ
ムールティ・コンセプトがある。ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三神融合である。
象徴的に偶像化されたこのチャンポン合体の神は、現在・過去・未来である。創造神と
維持保全の神と破壊神なのである。不思議なのは3兄弟のマヌとヤマとヤミーが太陽神
ヴィヴァスヴァット(太陽神)とトヴァシュトリ(創造主)のサラニュー(娘)であり
、マヌの物語が少ないのだ。ところが、ブラフマー神話ではマヌとは人間を指すのであ
る。つまり人間の始祖をマヌと言う兄に対してし、ヤマとヤミーの双子姉妹神が産まれ
ている。のだ。ブラフマー神話の続きは、ある日、マヌが手を洗っていると、魚が一匹
手に入って来て、「数年後に大洪水が起こって人類は滅亡する。」と予言し「私を飼っ
て下さるなら、大洪水がやって来た時に、貴方を助けましょう。」と言ったとされる。
そしてマヌは言葉を信じて、飼う事にし、魚も又その時に、彼女を船に乗せて助けるの
である。これがかの有名なノアの箱舟伝説とされる原型なのである。

124 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/22(土) 22:43:52.63 ID:Bf9tunpVV
 ドシャラ神は 七曜神である。  133   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ブラフマー神話では、そこで終わらない。こうして他の人類と半人類の神々が死んで
一人になった。そこで始祖になったの訳なのだが、一人であったので船の上から水の神
に願い祈ると、同じに船に乗った神がやって来て、水から女性を出現させ14人の子を持
つに至ったのである。さらに、この魚の姿はブラフマーそのものの7番目の化身とされ
、太陽神スーリア=ヴィヴァスヴァット(太陽神)とトヴァシュトリ(創造主)の子で
あった為、13+1柱の神になったのだった。しかしここで蛇神の祖がでて来ている。
やま=山魔=ヒマラヤと、ヤミー=闇異=地底の黄泉の死界 このヤミーに求婚に来た
「アスラ(梵天)」=魔族、と「ディーバ(シヴァ神:善神)」=アーディティヤ神群
=閻魔大王は、ともに神を意味したが、彼らが分かれて定住してからは、インドでは、
アスラが悪神を意味し、シヴァが善神を意味したが、逆に、イラン高原では、アスラ=
龍神 シヴァ=破壊神=旱魃の神なのである。アーディティヤ神群は『リグ・ヴェーダ
』においてアーディティヤは本来は6+1神だった。つまり七曜信仰の神々だったのだ
が、ブラフマン信仰以降は通常12神とされ、ヴァス8神・ルドラ12神とあわせて、
言及された。アーディティヤ神群の中心ミトラは、ミスラ=司法神=契約の神で、血判
状が信認状であり、その後指輪による粘土印が発掘調査で出てきているので貿易の守護
神だったのだろう。双子だった妹ヤミーは姉であるヤマを愛し、積極的、情熱的に誘惑
をし、同じ寝床で横たわって、戯れをしようと誘って、子供を残すための夫婦の契りを
交わりを強要する。「姉様。」と詰め寄るヤミーに対してヤマは、「他の者と戯れよ。
我々が人間の倫理を乱すような関係になるべきではない。」と冷たくヤミーを拒絶する
。だが、彼女は「姉妹にあるまじき行為によって起きる責任は、私が取る。太陽の目(
創造神)をしばし欺いて、同じく兄弟である天地と同じように結ばれましょう。」と、
と引き下がることはなかった。ここで、神話での世界の始まりに近親相姦や同性婚の話
は多い物だがインド神話は、確実に否定するのである。その功で天上界の統治者で天国
を創ったとされる。そして寿命が尽きるのである。

125 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/26(水) 16:57:58.67 ID:grutgRMia
 ドシャラ神は 七曜神である。  134   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ゾロアスター教の経典「アヴェスタ」では、「イマ」と言う神が出て来る。ゾロアス
ター教の教義では、単純明確に、光の国と闇の勢力の闘いの善悪二元論と終末論での、
物語が、最大の特徴である。世界は至高神アフラ・マズダー率いるスプンタ・マンユと
、悪の死霊界のアンラ・マンユ(アフリマン)の闘いで、それに率いられる「善神群(
アムシャ・スプンタ)」と「悪神群(ダエーワ)」勢力争いで、場が出来、境界が開け
る。と言った話で、イマ=今であり境界に立つ物、言わば行司である。生命・光の支配
と死・闇との闘争とされる。日本の旧アニメと言うより、米国アニメでの簡単明瞭の、
勧善懲悪の話だ。最初から2つの対立する霊があり、両者が相互の存在に気づいたとき
に、善の霊(知恵の主アフラ・マズダー)が、生命・真理などを選び、それに対して、
もう一方の対立霊(アンラ・マンユ)は、死・虚偽を選ぶ。アフラ・マズダーは、戦い
が避けられないことを悟って、戦いの場とその担い手として「天・地・人、と光と火と
水・植物・動物の、7柱に呼びかけこの世界を創造した。各造物はアフラ・マズダーの
7つの倫理により、特別に守護された。対してアンラ・マンユは大地を砂漠に、大海を
塩水にし、植物を枯らして、人間や動物を殺し、火を汚すという攻撃を加えて攻撃する
。しかしアフラ・マズダーは世界の浄化を目指して、動植物や人間を増やすなど、不断
の努力で、アンラ・マンユのまき散らす「衰亡・邪悪・汚染・死霊」などの害物悪法を
、善きものに変えていくのである。このように、ここで創造された「この世界」を舞台
とした地球の歴史は、この永遠なる二大勢力の、終わらない戦いと理解し、覚悟するの
であった。この中心には花をモチーフの植物がきて、周りに光と水と火の三神に天地人
(人=性物)が三神としている事で、ドウジャ=導蛇羅神 としている事だ。つまり、
羽根の生えた神は常に棍棒と秩序を守る輪の鉄器を持ち、光と火と水のフラワシに乗り
卵や若芽や時間を超える蔦や杖を従える。

126 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/26(水) 16:58:23.28 ID:grutgRMia
 ドシャラ神は 七曜神である。  135   改めてドジャラ神に捧ぐ

16世紀にペルシアで翻訳・制作された『マハーバーラタ』の写本での乳海攪拌によれば
 偉大なリシ(理智=賢者)ドゥルヴァーサス(怒留場草原)は、非常に短気で怒りっ
ぽく、礼を失した者に、しばしば呪いをかけたが、丁寧に接する者には親切であった。
ある時、人間の王達が、彼から助言を受けるべく地上に招き、美しい花で造った首輪を
かけて手厚くもてなしたところ、ドゥルヴァーサスはとても喜び、王と王国を祝福した
。その後、彼はこの美しい花輪を与えるべくインドラを訪ねて、その首にかけて祝福し
たという。インドラ達は、彼を丁寧にもてなし滞りなく送り出した。その直後、インド
ラが乗る象が、花輪に興味を示したため何気なく与えた。象が花輪を放り出すところを
ドゥルヴァーサスが見て激怒した。インドラ達神々に呪いをかけ、神々や、三界が享受
してきた幸運を奪ってしまう。三界の繁栄は陰り、植物は枯れ、人間の世界は堕落し、
神々は力を失ったのである。待ってましたとばかり、この機をとらえてアスラ(阿修羅
)族が、天へ侵攻してきた。此の時、超常の力を失った神々は、なすすべがなかった。
インドラはシヴァ、ブラフマーに助けを求めた。が、ドゥルヴァーサの呪いは彼らにも
解けなかった。そこで彼らはヴィシュヌを訪ねた。ヴィシュヌは、不老不死の霊薬の、
「アムリタ」を飲めば良い。と提言した。そこで、アムリタを作り出すために乳海攪拌
を実行することにした。これは神々だけでは、不可能な作業でありアスラの協力も必要
だったため、神々はアスラと和睦した。アムリタを分け合うことを条件にアスラは協力
に応じたのである。ヴィシュヌは、用意した多種多様の植物や種を乳海に入れた。続い
て、化身巨大亀クールマに変身して海に入り、その背に大マンダラ山を乗せた。この山
に、竜王ヴァースキを絡ませて、神々はヴァースキの尾を引き、アスラはヴァースキの
頭を持ち、互いに引っ張りあうことで、山を回転させると、海がかき混ぜられた。

127 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/26(水) 18:41:47.79 ID:grutgRMia
 ドシャラ神は 七曜神である。  136   改めてドジャラ神に捧ぐ

 海に棲む生物はことごとく磨り潰され、大マンダラ山の、木々は燃え上がって 山に
住む動物たちがおよそが死んだ。火を消すべくインドラが山に水をかけたことで、樹木
や薬草のエキスが海に流れ込む。ヴァースキが苦しんで口から、ハーラーハラという毒
を吐いたが、シヴァがその毒を飲み干したため事なきを得たが、シヴァの喉は毒によっ
て青く変色した。これが、1000年間攪拌が続き、乳海からはさまざまなものが生じた。
太陽、月、白い象アイラーヴァタ、馬ウッチャイヒシュラヴァス、牛スラビー(カーマ
デーヌ)、宝石カウストゥバ、こうして、願いを叶える樹カルパヴリクシャ、聖樹パー
リジャータ、アプサラスたち、酒の女神ヴァルニー、ヴィシュヌの神妃である女神ラク
シュミーらが次々と生まれた。最後に、ようやく天界の医神ダヌヴァンタリが、アムリ
タの入った壺を持って現れた。しかし、アスラはアムリタの壺を要求し、神々との争い
になった。アスラは、一度はアムリタを手にしたが、機転を利かせたヴィシュヌ神が、
美女に変身して誘惑し、心を奪われたアスラ達はアムリタを美女に手渡した。その結果
、アムリタは神々の物となった。神々がアムリタを飲む際に、ラーフというアスラが、
こっそり口にした。それを太陽神スーリヤと月神チャンドラがヴィシュヌ神に伝えたの
で、ヴィシュヌは円盤(チャクラム)でラーフの首を切断した。ラーフは首から上だけ
が不死となり、頭は告げ口したスーリヤと、チャンドラを恨み、追いかけて食べようと
飲み込むが体がないためすぐに外に出てしまう(日食・月食の起源)。ラーフはその体
ケートゥとともに凶兆を告げる星となった。その後、アスラは神々を、激しく攻撃して
きた。神々の側で戦うヴィシュヌ神が心に日輪のごとき武器を思い描くと、天からスダ
ルシャナというチャクラムが現れた。ヴィシュヌ神や神々はアスラに勝利し、アムリタ
を無事持ち帰ったという。

128 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/28(金) 02:00:42.50 ID:v/34bxl2P
しっかし立憲は孑供カ゛‐だの尖閣ガ―た゛の、しかも党として自家撞着まて゛してるし.それとも両方予算倍増してこのクソ腐敗税金泥棒政府を
と゛んだけ拡大させろと言いたいんた゛か、腐敗主義自民公明に乗っ取られたクソ政府に対して,國會でのクソの役にも立たなさには呆れ返るな
唯‐原發ガーはマ├モた゛が,鉄道の3O倍以上もの温室効果ガスまき散らして石油無駄に燃やしまくって氣候変動させて災害連発させて人を
殺しまくってるクソ航空機を根絶やしにすれは゛、原發全廃しても電気料金は下がるというソ━スくらい持ってきて合理的に主張しろ枝野幸男
クソ航空機のС02排出量が鉄道の6倍とか言ってるハ゛力か゛いるが.きっと在来線の倍ほと゛非効率な新幹線と比較して、クソ航空機は離着陸
で莫大なCО2出すわけた゛が長距離て゛排出量計算して.鉄道は乗車率25○%でも運行可能だが,それすら無視した一方的な値なんた゛ろうな
最も短い距離で運航してる航路て゛比較すへ゛きた゛し,東海道在来線なんて空き座席全然ないんだし、乗車率1〇О%比とか現実乖離甚だしいわ
鉄道は再工ネのみでの運行だって可能なんだから.それも考えれは゛クソポリへリ含めてクソ航空機を飛は゛す行為に破防法を適用するのか゛妥当

創価学會員は,何百万人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まて゛出てる世界最惡の殺人腐敗組織公明党を
池田センセーか゛囗をきけて容認するとか本気て゛思ってるとしたら侮辱にもほと゛があるぞ!
https://i.imgur.com/hnli1ga.jpeg

129 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/28(金) 18:52:57.68 ID:EIn6s9/iN
 ドシャラ神は 七曜神である。  137   改めてドジャラ神に捧ぐ

 『ラーマーヤナ』では、聖仙ヴィシュヴァーミトラがラーマに乳海攪拌の経緯を説明
している。クリタ=ユガの時代、ダイティヤ達(アスランの不良息子=ディティの息子
達)と、アーディティヤ達(新興神軍=聖仙「カシュヤバ」が娘との近親相姦で出来た
娘)が、不老不死を望み、乳海から「甘露の霊液(ラサ)」を作り出すことを思いつい
た。彼らは、マンダラ山とヴァースキ(蛇族の王=婆素鶏(ばすけい)別名地を這う物
)で、乳海を一千年間かき混ぜたが、ヴァースキが猛毒(ハラーハラ=ハラハラドキド
キの胎であろう。)を吐き出し、これがアスラ達や、神々だけでなく人間を含めての
世界中を、傷め始めた。神々はシヴァに助けを求め、ヴィシュヌが現れ、彼らが最初に
手に入れた毒を最初の供物として受け取るように、とシヴァ神を諭した。シヴァ神は、
「甘露を飲むかのように」毒を飲んで、カイラーサ山へと戻り、ヴィシュヌもその場を
去った。攪拌が再開され、今度は、マンダラ山が海底にめり込み始めた。その為、神々
とガンダルヴァ(半神半獣の奏楽神団=怪鳥ガルーダ。頭に八角の角を生やした赤く逞
しい男性の上半身と、黄金の鳥の翼と下半身の姿。大半が女好きで肉欲が強いが処女の
守護神。酒や肉を喰らわず、香りを栄養とする為に訪ね歩く、食香または尋香行、自身
も香りを出す。魔術師も蜃気楼の事も、ガンダルヴァと呼ばれ和名「乾闥婆」である)
ヴィシュヌに助けを求めると、ヴィシュヌの化身の亀が、その背に山を載せて支えた。
自身も山頂を手で支えて、攪拌を手伝った。乳海攪拌が 一千年間続くと、棒と水瓶を
手にしたダヌヴァンタリ(瓶仙人=不老不死の霊薬アムリタの瓶)が出現した。続いて
「水中(アプス)をかきまぜて生じた甘露の霊液(ラサ)」から6億ものアプサラスが
生まれ出た。ヴァルナの娘ヴァールニー(ヴァルニー)、馬ウッチャイヒ=シュラバス
、宝石カウストゥパも現れて、そうしてついに「不死の甘露の霊液」が出来た。と描く

130 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/07/29(土) 14:33:07.79 ID:sO5rBQk4S
 ドシャラ神は 七曜神である。  138   改めてドジャラ神に捧ぐ

 アプサラスは、インド神話における水の精である。その名は、「水の中で動くもの、
雲の海に生きるもの」の意味だという。日本語でいうアプアプ、と言う姿を晒す実体だ
。日本では天女と称される存在で、西洋では妖精とされるものだ。インドラ説の中では
、乳海攪拌の時に生まれ、精液や胎液を意味する原資の存在なのである。ここで言う、
精液は生産の意味であり、霊液の水である。と言ったが良いかもしれない。天界の指示
によって、その妖艶な美貌を使って、修行中の人間を惑わし、かどわかし誘惑して堕落
させる。通常の信仰対象では、はガンダルヴァを配偶者にしてるが、人間の男性と結婚
すると事件になるとされる。インドラは日本では帝釈天であり、水の女神である。が、
ここで、霊薬を巡って、アスラ達とラサ(羅刹)連合が、神々の戦争を行った。しかし
、ヴィシュヌ神が、美女マーヤーに変身して甘露を奪取し、ヴィシュヌに抗った者達も
ことごとく殺して行き、アーディティヤ達(八百鬼神)は、ダイティヤ達(新蛇神)を
排除し、その後インドラ(女神)が王座に復帰するのである。インドラ(女神)は雷神
であり、雨と雲の神で自然神である。現代でも、インド中が光に包まれ、およそ5日間
にわたっての盛大な祝福祭としてこの神々を祀る祝いは続く。ディーワーリー祭である
。「富の祝祭」として知られ、ダンテーラス祭とも言われる。人々は、新しいものや、
価値あるものを購入したり、新事業を始めたりする吉兆な日として知られ、インドの街
中が大賑わいとなる国家行事となっている。ディーワーリー祭を、盛大に祝福するこの
日の為に、煌びやかな飾り付けもする。このダンテーラスこそは、最後に現れた仙人で
医学の神である。アーユルヴェーダ(インド・スリランカの伝統医学)の父として、崇
められるダンヴァンタリ(ダンテーラス)神の降誕を祝福する日でもある。

131 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/08/08(火) 23:55:30.63 ID:FrVL+/P0e
 ドシャラ神は 七曜神である。  139   改めてドジャラ神に捧ぐ

 インド亜大陸の北方地域にやってきた古代アーリア人における「リグ・ヴェーダ」は
、既に病気の治療や薬草類に関する賛歌があったと。される。「ヴェーダ」とはシュル
ティ(天啓聖典)であり、日本的に言えば、神への呪文である。古代のリシ(聖人)達
が神から授けられたものとされ、基本的にヴェーダは口伝でのみ伝承されて来た。後に
文字が使用されるようになっても、ヴェーダは、文字にすることが避けられて、師から
弟子へと伝えられていきました。所謂一子相伝の秘法である。まあ日本と違って秘法も
アーリアの祈りなり、曼荼羅なり、インドカーストの祈りで一般の知られる処のようだ
。アーユルヴェーダは、かつては、「予防医学」や「治病医学」とされた健康医学で、
中国漢方の「医食同源科学」と同枠に捉えられていた、しかし、近年では「生命哲学」
としての位置付けがなされ、本来の「ヴェーダ」のシュルティ(天啓聖典)の地位に戻
りつつある。「ヴェーダ」という言葉は、もともと「知る」を意味するサンスクリット
語から作られた名詞で「知識一般」を指し、後に古代インドにおける宗教的知識が集成
された聖典から、そのものの名称とされていた。文献としてのヴェーダは紀元前1200年
頃から古代インドで編纂されたとされ、インド最古の文献とされている。まあ事実は今
だ不明だがアーユルヴェーダの発祥の地というインドにおいては、5000年以上も昔から
、人間の身体について研究が行われて性の開発や、健康の食材、人間のの性質を、熟知
して、時間や環境・季節などを考慮した食事療法を編み出し、具体的な養生法や治療法
、また膨大な量の薬草学について説かれて行った。このインドの伝統思想においての、
アーユルヴェーダは大きく集大成されて、人々が、より自然の在り様に近い生き方や、
生活方法、心身が幸福に満ちた人生を、務める上での「智慧」とされ、日常生活の一部
として取り入れられ、薦められ、中国に伝わったものと思われる。

132 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/08/10(木) 09:30:30.63 ID:b0kVmDWyZ
 ドシャラ神は 七曜神である。  140   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴェーダは「リグ・ヴェーダ(知の賛美)」「サーマ・ヴェーダ(知の旋律・配列)
」「ヤジュル・ヴェーダ(知の祭式)」「アタルヴァ・ヴェーダ(知の神格)」の4種
類があり、それぞれに本集(サンヒター)・祭儀書(ブラーフマナ)・森林書(アーラ
ニヤカ)・奥義書(ウパニシャッド)の4つの細項目の部門が構成されている。「リグ
・ヴェーダ」では主に神々への讃歌(リチュ)、「サーマ・ヴェーダ」は「リグ・ヴェ
ーダ」と、同様に神々への讃歌が中心とされる。つまり、一般用の賛美と、司祭用賛美
である。「ヤジュル・ヴェーダ」は、この祭式の手順書であり、祭式において唱えられ
るべき「祭詞(ヤジュス)」が集められたものだ、「アタルヴァ・ヴェーダ」は、主に
吉祥増益と呪詛調伏の呪文が集められたものであり、いわゆる風水科学や、占星術に、
匹敵する。「アーユルヴェーダ(生命の知)」は「アタルヴァ・ヴェーダ(知の神格)
の副ヴェーダと考えられているが、ギリシャ医学(ユナニ医学・アラビア医学)、中国
医学(漢方医学)と共に、世界三大伝統医学のインド医学(生命医学=アーユルヴェー
ダ)と言われている。しかし、初期の仏教の経典の中に「わが信徒では、『アタルヴァ
・ヴェーダ』の呪法と、夢占いや相の占いと、星占いとを行ってはならない。」(『ス
ッタニパータ』)と記されている。つまり、多くのまやかしの医学と占いがあったよう
で、信徒に手を出すな。と諫めているのである。こうした事で、古い時代から、麻薬と
酒で、人を騙す商売があったもの。と思われる。ヴェーダ思想では、例えば人が病気に
なった時は、単に投薬や、手術などの 対症療法の治療でなく、「生き方」「過し方」
「考え方」そのものを見つめ直し、生活習慣病での病気のもとを断つ。という考え方に
あるようだ。つまり、「生き方」とは生活環境であり、食事・運動、睡眠の生活習慣の
全般と、人間関係や考え方などの、精神面も含まれた大きなもの。とされている。ここ
に、インド特有の、裸体僧習慣の、沐浴とかヨガとか絶食と、お祭りの習慣が根づいた
生活情景がある。

133 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/08/29(火) 23:06:15.88 ID:0K9Mcpdb3
 ドシャラ神は 七曜神である。  141   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ヴィシュヌ神の化身として知られるダンヴァンタリ神(瓶仙人)は、神々へアムリタ
(不死の神薬)を運ぶ為ため、乳海撹拌の間に誕生したと信じられている。それがこの
ダンテーラスの日であったと伝えられる。アーユルヴェーダ医学で、初めて外科手術を
施術して、アーユルヴェーダ(生命医学)を人々に伝えた。といわれる。伝承では九つ
の派が、あったとされるが、現存しているのはシャウナカ派とパイッパラーダ派の二派
で、通常アタルヴァ・ヴェーダ(呪詛調伏の呪文)といえば前者を示す。シャウナカ派
の本集は全20巻731賛歌。アタルヴァ・ヴェーダの哲学賛歌と呼ばれるものは、第8巻、
〜第12巻の中に、ほぼ含まれ、リグ・ヴェーダ末期の哲学賛歌とウパニシャッド(婆羅
門の奥義書)をつなぐ哲学部分に相当する。アタルヴァとは、アタルヴァンという名の
種族が伝えたヴェーダ(知識)という意味である。古名は、アタルヴァ=アーンギラサ
といい、アタルヴァン族とアーンギラサ族の知識を合わせたものだ。この非アーリア系
の古文書である。とされる中身が、やや異様である。アタルヴァン族は主に、吉祥増益
の呪文を伝えて、アーンギラサ族のものは呪詛調伏の呪文はとされている。アタルヴァ
ヴェーダのチャンティング(詠唱)は紀元前1500年頃成立し、当初は、ヴェーダとして
認められて居なかったが 哲学賛歌として、何時の頃か受け入れられた。そうなると、
アーンギラサのチャンティング(詠唱)も同じに広まっていった。サンヒター(本集)
認識の意。聖典の中心がマントラ(真言、祝詞、呪文)により構成されると、益々サー
マ(詠歌)が流行しリグ・ヴェーダの抜粋がインド古典音楽の源流となって。ウドガー
トリ(祭官)の権力の元になった様だ。他の三ヴェーダが、他所からきた支配者階級(
アーリア人系)の知識であることに対し、『アタルヴァ・ヴェーダ』は、アーリア系の
知識に土着の(非アーリア系)の知識を加え集大成したものという見方をする。主に、
呪文が書かれていることが強調されているため、密教の源流となった。

134 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/08/29(火) 23:06:44.09 ID:0K9Mcpdb3
 ドシャラ神は 七曜神である。  142   改めてドジャラ神に捧ぐ

 このヒンズー教の一方で、婆羅門教の中に、仏教やジャイナ教が興った。ヴァルダマ
ーナが、前6世紀〜前5世紀に祖師と仰がれる宗教である。特にアヒンサー(不害)の
禁戒を厳守するなど徹底した苦行・禁欲主義をもって知られるインド宗教の源流である
。ジャイナ教は、「ジナ教」とも呼ばれて、仏教と違い、インド以外の地にもほとんど
伝わらなかったので海外にも大きく布教出来ていない。が、日本にはダルマ教として伝
わった。それでも、インド国内に深く根を下ろして、およそ2500年の長い期間にわたり
、インド文化の各界各方面に影響を与え続けているとされ、およそ世界全体で 500万人
の信徒がいる。ともされる。本名「ヴァルダマーナ(栄える者)」は、「マハーヴィー
ラ(偉大な勇者)」の尊称で広く知られた。後年においてマハーヴィーラは、マガダ(
現ビハール州)のバイシャーリー市近郊のクンダ村に、クシャトリヤ(王族)出身とし
て生まれた王子の呼び名になった。父親の名はシッダールタで、ゴートラはカーシヤパ
だった。母親はトリシャラー。30歳で出家してニガンタ派の行者となり、12年の苦行の
のち真理を悟り「ジナ」(Jina、勝利者)となった(ジャイナ教とは「ジナの教え」の
意味である。なお、ジャイナ教の考え方ではマハーヴィーラは最初にジャイナ教を唱え
た人物ではなく永遠の真理であり、現在の世界の相において24人のティールタンカラが
同じ教えを述べたと考えられている。マハーヴィーラは最後のティールタンカラとされ
ている)。以後30年間遊行しながら教えを説き広め、信者を獲得し、72歳でパータリプ
トラ(現パトナ)市近郊で生涯を閉じた。このマガダ王子のシッダールタこそ仏教の祖
ブッタ王子である。つまり、釈迦の息子が、更にまた悟りを得てジャイナ教の祖となっ
たのである。

135 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/09/04(月) 08:49:57.65 ID:PttOhPLXU
 ドシャラ神は 七曜神である。  143   改めてドジャラ神に捧ぐ

ジャイナ教は、この相対主義を思想的支柱として、後世仏教の無常論すらも、思想的に
対抗して、諸常無常という インド思想史上無視できない程の位置を占めるにいたった
。仏典は、ニガンタ・ナータプッタの名で釈迦在世時代の代表的な自由思想家たち(六
師外道)のトップ4の一人となっている。彼は「ナータ族の出身者」で、古くからの、
宗教の一派ニガンタ(束縛を離れた者派)で、修行したのでそう呼ばれた。ヴァルダ・
マーナは、当時の自由思想家の一人として、バラモン教の供犠や祭祀を批判していて、
あわせて ヴェーダの教義の権威をも否定する。合理主義的な立場から、独自の教理・
学説をうち立て説いた。サンジャヤ・ベーラッティプッタや、釈迦と同様、彼は言語に
よる真理表現の可能性を、深く模索したのである。ヴァルダマーナは、真理は多様に言
い表せると説き、一方的判断を避け「相対的に考察」することを教えた。これが、ジャ
イナ教による「相対論」(アネーカーンタ・ヴァーダ)である。具体的な表現法として
は、「これである。」「これではない。」という断定的表現はさけられる。常に「ある
点からすると(スヤート)在る視点から言えば、」という、「限定を付すべき」とする
、「スヤード論」を説いた。一種の鳥瞰視点、達観論である。スヤートとは、いつでも
スタート地点である。と言う考え方である。まあ日本語的には、「常在戦場」である。
これによって、ジャイナ教徒を、「スヤード・ヴァーディン」という。ジャイナ教では
、相対主義を思想的支柱としている。日本語的には、常在は時間をさす事が多いがここ
で言う常在とは、時間や場所のみならず、思想や考え、或いは行為や世界にまで及ぶ話
で、よくルースキーミールと言うロシアの世界があるが、そうした観念世界も最初に帰
って思考しろと言う話である。

136 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/09/11(月) 01:47:28.34 ID:OfesVFuQm
 ドシャラ神は 七曜神である。  144   改めてドジャラ神に捧ぐ

 後世著作ヴェーダーンタ学派の「不二一元論」、や、サーンキヤ学派の「二元論」、
また仏教の「無我論」などと対抗して、インド思想史上重要な位置を占めた。この仏陀
の息子の唱えた「ジャイナの思想」、相対主義思想は、インド思想の支柱となっていく
。ベーダーンタとは「ベーダ聖典の終わり」「ベーダ聖典の極意(ごくい)」として、ウ
パニシャッドの体系的解釈を行ったのだが、善悪一元論は、根本聖典『ブラフマ・スー
トラ』の形に編纂(へんさん)された。が、これは、日本の梵天の教え、即ち宇宙一体説
の様なもので、根源真理は一つであって、大事な自分がいるだけで、自分のの視覚で、
善悪が決められている。という事になる自我思想である。サーンキヤ学派は「独尊論」
では、自分と自他は完全に別体であり、生きる方向も明快である。Sankhya(サーンキヤ
)とは「数え上げる」「考え合わせる」という意味で、数論(旧数式論)、数論派、数
論学派とされて、折りたたむ論理派である。また、夏目漱石に影響を与え、無関心と、
非人情をテーマにした実験的小説『草枕』が書かれた。知識によって解脱するための道
のことを意味していた。歴史的に古いところから説明すると、サーンキヤ学派を開いた
のは、カピラと言われ、その弟子にパンチャシカがいた、とされている。だがカピラや
パンチャシカについて伝承されていることは、あまりに伝説的で、彼らについて確かな
ことはよく分かっていない。ただ、思想を特徴づけている二元論的な考え方が創られ、
現代のコンピューター論理にある、YES or NO の時系列形態で、真理が解かれる道が、
ここに開かれたのである。サーンキヤ学派は厳密な二元論を特徴とし、その徹底性では
、世界の思想史上でも稀有のものである。世界はある一つのものから展開し、あるいは
これが変化して、形成されるという考え方をパリナーマ・ヴェーダ(転変・開展説)と
いい、原因の中に結果が内在するという因中有果論であるが、これは今の物理法則の、
根源となっている宇宙創成論と同じである。

137 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/09/11(月) 01:50:34.38 ID:OfesVFuQm
 ドシャラ神は 七曜神である。  145   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ベーダーンタとは元来、「ベーダ聖典の終点」「ベーダ聖典の極意(ごくい)」の意味
で、本来はウパニシャッド哲学をさす。ウパニシャッド哲学は、古代インドの、後期ヴ
ェーダ時代(紀元前1000年〜紀元前500年)の文献『ウパニシャッド』にもとづいた哲学
である。とされる。バラモン教が形骸化し、単に祭祀を司る役割だけになっていること
を批判するものとして、本来の教義の、内面的な思索を重視した真理の探究をすすめる
動きから出た哲学書である。それがウパニシャッド哲学であり、ヴェーダの本来の姿で
ある「宇宙の根元」について思惟し、「普遍的な真実」、「不滅なものの追求」をした
。ウパニシャッド哲学によると宇宙の根源である「ブラフマン(梵)」と「人間の本質
=アートマン(我)」との関係を考え、この両者が究極的に同一であることを認識する
。ということ(梵我一如)が真理の把握である。とした。その真理を「知覚する」こと
によって「輪廻の業(ごう)」、すなわち一切の苦悩を逃れて解脱に達することができ
ると考えたのだ。後期ヴェーダ時代に現れたこの内面的思索の重視と、業・輪廻の死生
観が、次世代ににバラモン教に対抗する二つの宗教(仏教とジャイナ教)を誕生させた
。と言われている。そもそも「業=生きる」の悲痛な現実と「輪廻=生まれ変わり」の
価値観は、インド特有の物だったのだろう。つまり、ヒマラヤから流れて来る永遠の川
の恵みとその裏側の広大な死の砂漠と、その民との文化や人事交流が、勢い戦いだった
り、宗教だったりして育まれた、善悪の死生観であったのだろう。日本でも戦国や飢餓
の時期には終末思想が産まれ、あの世に天国と地獄の行先がある。と信じられて来た。
これが平和期でも勧善懲悪の教えとなって、平和を紡いでいた結果をもつ。その意味で
、このウパニシャッド哲学は 日本の道徳や天国・地獄論の下地を成し東洋哲学の基本
を備えた。とも言える

138 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/09/13(水) 17:09:54.89 ID:xgi4kN0S0
 ドシャラ神は 七曜神である。  146   改めてドジャラ神に捧ぐ

 ウパニシャッドの体系的解釈を行うベーダーンタ学派は紀元前3世紀頃、既に存在し
ていたと考えらる。ミーマーンサー学派とは姉妹関係にある。後世この学派内部で開祖
とみなされるバーダラーヤナが、前1世紀に現れ、解脱(げだつ)とその手段としての、
ブラフマン(梵:ぼん=宇宙根理)の認識を重視して、祭式の実行を、重視する。ミー
マーンサー学派との相違を明確にした。ブラフマンは、インド哲学における宇宙の根理
は自己の中心であるアートマンは、と同一とされた。5世紀には、この学派の根本聖典
『ブラフマ・スートラ』が、現存する形に編纂(へんさん)され、この聖典は、当時有力
だったサーンキヤ学派の説く純粋精神と原物質の二元論に対抗して、純粋精神ブラフマ
ンを、唯一の世界原因とする一元論を展開し本書の出現で、ベーダーンタ学派は、ブラ
フマンの考究を、最大の課題とする学派となった。ブラフマンとは、サンスクリットの
「力」を意味する単語からきている。特に、物質世界を変える儀式や犠牲(生贄)の力
を意味する。そこから、単語の2つ目の意味が出てくる。2つ目の意味はヒンドゥー教
の最高のカースト、ブラフミン(バラモン)であり、彼らは上述のような力を持ってい
るとされる。ブラフマンは、神聖な書物ウパニシャッドに書かれ、ヒンドゥー教ヴェー
ダーンタ学派 (Vedantic) の思想では、この単語が指しているのは、外界に存在する全
ての物と、全ての活動の背後にある、究極で不変の現実である。と説明される。ブラフ
マンは宇宙の根源である。神聖な知性として見なされ、全ての存在に浸透している物。
それゆえに、多くの ヒンドゥーの神々は1つのブラフマンの形を現われである。初期
の宗教的な文書、ヴェーダ群の中では、全ての神々は、ブラフマンから発生したと見な
される。

総レス数 138
223 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★