日本経済新聞「就職氷河期を笑うな。支援と改革へ危機感はあるか」 [999047797]

2 ：番組の途中ですがアフィサイトへの＼(^o^)／です：2024/05/12(日) 14:52:30.27 ID:9yNmTI+30.net ?2BP(1000)

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議場で笑われた心情をXでつぶやくと「いいね」はすぐに1万件を超えた。氷河期世代からの反響を受け国民民主党は6月にも政府への提言をまとめる。
　氷河期世代は一般的にバブル崩壊後の90〜2000年代に新卒を迎えた世代を指す。終身雇用や年功序列を重んじる企業は新卒の採用人数を絞った。特に03年の大卒就職率は55%と厳しい状況だった。
　新卒で就職できなければその後、正規に雇用されるのも簡単ではなかった。18年の総務省労働力調査では氷河期世代が多く含まれた35〜44歳の非正規雇用の男性のうち「正規雇用の職がないため不本意ながら非正規雇用」が35%を占めた。

　氷河期世代は人口が多い団塊ジュニア世代に重なる。将来不安や経済的な理由から結婚や出産を諦めた人が多いとされる。この世代で「第3次ベビーブーム」が起きず、現在の少子化加速につながった。
　振り返れば、当時の政府の支援は細切れだった。
　06年発足の第1次安倍晋三政権は「再チャレンジ」を目玉政策とし、氷河期世代を支援対象の一部に入れた。翌年に政権が代わり政治の熱量は続かなかった。