2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

死にたいというより消えたい存在なかったことにしたい [943688309]

23 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です 警備員[Lv.11][初] (ワッチョイW 7bb9-e7L/):2024/05/13(月) 04:30:48.53 ID:8A0KDDjx0.net
昼夜逆転してるから夜色々考えてしまったことをツラツラと書いていく。
俺は日本海側の小さい漁港の出身で、小さいって言っても日本一のカニの漁場なんだが。周りは漁師の子供ばかりでカニ漁船は稼げるもんだから、あまり進学や勉強のモチベーションがない。俺の親は公務員で、比較的勉強ができた。ここまで聞くとありがちな田舎神童が大学に出るなりして現実を知り、打ちのめされたっていう話に回収されてしまいそうになるが待って欲しい。
俺がしたいのは中学の卒業式の話。
ほとんど頭から消えていて人生の中で何の意味を持つこともないだろうと考えていたその時間の記憶がふと蘇った。
正直に言って中学校は俺の居心地のいい場所ではなかった。そこで俺ができることは、出来るだけ痛みを感じないように空想に耽ったり、この街に張り巡らされたあらゆる因果のネットワークを解析することだった。そしてとにかくここではないどこかを夢想することだった。人生に向き合うべきタームがくると俺は頭がいい→周りは頭が悪い→よって俺が生きづらいという三段論法が無限にエコーした。意識が現在を志向することはなく過去の反省や将来の不安が常に頭によぎった。俺はここではない偉大な学校に進学し偉大な成果を残すから、瑣末な現在には興味がないのだという妄想が膨らむ。
そんな現実逃避をしているとあっという間に卒業式がやってくる。それまでの様々な事象と同じく卒業式も、頭の中でマントラを唱えながら過ぎていく現象だった。そう思っていた。

総レス数 44
12 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200